前場コメント No.15 ぐるなび、積水ハウスリート、プレミア、シャノン、NECなど

2017/06/19(月) 11:31
★11:01  ぐるなび-4日ぶり反発 物件検索サイト「ぐるなび PRO 飲食店物件探し」サービス開始
 ぐるなび<2440.T>が4日ぶり反発。同社は16日に、運営する飲食店向けの情報サイト「ぐるなび PRO」内に、開業時に物件情報を検索できるサイト「ぐるなび PRO 飲食店物件探し」を開始すると発表した。
 このサービスは、飲食店の業務支援を目的に、これから飲食店の開業を予定しているオーナーが飲食店の物件情報を検索できるサービスという。掲載する物件情報は、物件を仲介する複数の不動産会社と提携し、ぐるなびのデータベースに集約させ紹介していくとしている。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。

★11:02  積水ハウスリート-野村が目標株価引き下げ ホテルの業績に注目
 積水ハウス・リート投資法人<3309.T>が続落。野村証券では、ホテルの業績に注目。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は16.10万円→14.40万円と引き下げた。
 17.10期と18.4期は主に新規取得物件が寄与するほか、淀屋橋物件の1F店舗区画が埋まったこと、および広小路物件の積和不動産中部のステップアップ賃料契約に基づく賃料単価増で営業収益が増加すると会社は予想、野村もおおむね同様。一方、同2期の費用面では、16~17年取得物件の固都税の費用化、資産運用報酬や新規借り入れによる調達コスト増加など費用は増加するが、営業収益の増加分がこれを補うと会社は予想、野村も同様。18.10期はステップアップ賃料契約による営業収益の微増を見込むが、基本的に内部成長要素に乏しく、固都税の費用化でDPS(1口当たり分配金)は巡航状態になるとした。

★11:06  プレミア投資法人-野村が目標株価引き下げ テナント退去カバーへ大型物件取得
 プレミア投資法人<8956.T>が続落。野村証券では、テナント退去カバーへ大型物件取得と注目。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は13.00万円→11.70万円と引き下げた。
 保有するオフィスビルの期中平均稼働率は、17.4期の95.7%に対し、17.10期と18.4期は各92%台、93%台が計画されている。既存物件では「上野トーセイビル」と「かながわサイエンスパークR&D棟」の稼働率低下が影響する。また、6月21日に150億円で取得する「スフィアタワー天王洲」(持ち分67%)の稼働率が88.1%であることも、保有オフィス全体の稼働率低下要因となる。
 当該物件の一部テナントにフリーレントが導入されていることもあり、保有オフィス全体の賃料発生ベースの稼働率は、17.4期末の94%台から17.10 期末には88%台に低下、その後フリーレントの解消もあり、18.4期末には93%台に回復する見通し。これら3物件の稼働率向上に努めつつ、他の物件で大口テナントの退去を未然に防ぐことが課題と指摘した。

★11:07  シャノン-急伸 SCSK傘下とBtoBマーケティングソリューションで協業
 シャノン<3976.T>が急伸。同社は19日11時、SCSK<9719.T>傘下のSCSKサービスウェア(東京都江東区)と、「SHANON MARKETING PLATFORM(シャノンマーケティングプラットフォーム)」の代理販売を含むBtoBマーケティングソリューションの提供で協業開始したと発表した。
 両社はシャノンが提供する「SHANON MARKETING PLATFORM」と、SCSKサービスウェアのコンタクトセンター運用やコミュニケーションノウハウを活かしたBPOサービスを組み合わせることで、BtoBマーケティングのコンサルティングから、SMPの導入・運用、デジタルコンテンツの制作、電話を活用したインサイドセールスまで、企業の課題解決と継続運用をワンストップで提供可能になった。今後の収益の伸びが期待され、買いが入っている。

★11:08  NEC-4日ぶり反発 来期営業益2倍狙う 製造・流通向けシステム開発伸ばす
 NEC<6701.T>が4日ぶり反発。17日付の日経新聞朝刊で、同社が19.3期の連結営業利益(国際会計基準)で今期予想比2倍の1000億円程度を目指すと報じられた。
 企業のIT(情報技術)投資が拡大するなか、製造業や流通業向けのシステム開発を伸ばすという。通信制御技術など成長事業の採算改善も進みそうだとしている。

★11:10  SEH&I-上げ幅拡大 HubSpot社認定パートナーとしてインバウンドマーケティング事業開始
 SEホールディング・アンド・インキュベーションズ<9478.T>が上げ幅拡大。同社は19日11時に、子会社のSEデザイン(東京都新宿区)が、HubSpot社(米国マサチューセッツ州)の認定パートナーとして、オールインワンマーケティングソフトウェア「HubSpot」の導入支援および導入後のコンテンツ制作、ソフトウェア運用を支援するインバウンドマーケティング事業を開始すると発表した。
 「HubSpot」はインバウンドマーケティングを提唱するHubSpot社が提供するオールインワンマーケティングソフトウェアという。マーケティングオートメーションだけでなく、Webサイトやブログ構築機能なども兼ね備えており、国内外の2万社以上の企業に導入されているとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。


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