前場コメント No.2 東急不動産、ＧＭＯＰＧ、ＮＥＷＡＲＴ、Ｅガーディアン、ミスミＧなど
★9:01 東急不動産－ＣＳが「UP」へ引き下げ 資源配分を再考する時期
東急不動産ホールディングス<3289.T>が3日続落。クレディ・スイス証券では、資源配分を再考する時期と判断。投資評価を「NEUTRAL」→「UNDERPERFORM」、目標株価を720円→600円と引き下げた。
同社のD/Eレシオは17年3月末で2.6倍であり、財務レバレッジが高い。財務レバレッジの水準を考慮すると、現状のROEは物足りなさがある。他社は開発によるNAVの増加もしくは利益成長を期待できるが、同社は20.3期まで大型物件の竣工はない。相対的に同社の評価が低下する可能性がある。
同社の経営課題の1つに東急ハンズの小売事業がある。前17.3期のハンズ事業の売上高営業利益率は0.3％という実績。一般的な日本企業の小売業の収益性を考慮すると、ハンズ事業の収益性を高めるのは容易ではない。事業ポートフォリオを再考する局面にあると指摘。
東急不動産ホールディングス<3289.T>が3日続落。クレディ・スイス証券では、資源配分を再考する時期と判断。投資評価を「NEUTRAL」→「UNDERPERFORM」、目標株価を720円→600円と引き下げた。
同社のD/Eレシオは17年3月末で2.6倍であり、財務レバレッジが高い。財務レバレッジの水準を考慮すると、現状のROEは物足りなさがある。他社は開発によるNAVの増加もしくは利益成長を期待できるが、同社は20.3期まで大型物件の竣工はない。相対的に同社の評価が低下する可能性がある。
同社の経営課題の1つに東急ハンズの小売事業がある。前17.3期のハンズ事業の売上高営業利益率は0.3％という実績。一般的な日本企業の小売業の収益性を考慮すると、ハンズ事業の収益性を高めるのは容易ではない。事業ポートフォリオを再考する局面にあると指摘。
★9:02 ＧＭＯペイメントゲートウェイ－売り気配 ＳＭＢＣ日興が「2」へ引き下げ 目標株価達成で
ＧＭＯペイメントゲートウェイ<3769.T>が売り気配。ＳＭＢＣ日興証券では、目先目標株価達成で、投資評価を「1（アウトパフォーム）」→「2（中立）」と引き下げた。目標株価は6730円→6960円と引き上げた。
後払いサービス、トランザクションレンディングサービスをけん引役に金融関連事業売上が順調に成長していること、情報流出事故によるファンダメンタルズへの影響がおおむね明確になり、懸念が杞憂に終わったことを背景に株価は上昇してきた。ただし、今17.9期上期の金融関連事業利益は貸倒引当金を保守的に積んだこともあり、赤字になっている。さらにバリュエーションを切り上げていくには、同事業が利益面でも全体業績のけん引役となることを数字面で確認できるようになることが必要になるとした。
ＧＭＯペイメントゲートウェイ<3769.T>が売り気配。ＳＭＢＣ日興証券では、目先目標株価達成で、投資評価を「1（アウトパフォーム）」→「2（中立）」と引き下げた。目標株価は6730円→6960円と引き上げた。
後払いサービス、トランザクションレンディングサービスをけん引役に金融関連事業売上が順調に成長していること、情報流出事故によるファンダメンタルズへの影響がおおむね明確になり、懸念が杞憂に終わったことを背景に株価は上昇してきた。ただし、今17.9期上期の金融関連事業利益は貸倒引当金を保守的に積んだこともあり、赤字になっている。さらにバリュエーションを切り上げていくには、同事業が利益面でも全体業績のけん引役となることを数字面で確認できるようになることが必要になるとした。
★9:02 ＮＥＷＡＲＴ－4日ぶり大幅反発 上限360万株・1億円の自己株取得枠を設定
ＮＥＷＡＲＴ<7638.T>が4日ぶり大幅反発。同社は23日、上限360万株・1億円の自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は6月26日～7月21日。自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は1.10％。
ＮＥＷＡＲＴ<7638.T>が4日ぶり大幅反発。同社は23日、上限360万株・1億円の自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は6月26日～7月21日。自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は1.10％。
★9:03 Ｅガーディアン－買い気配 大手芸能プロ主催タレントオーディションにAIシステム採用
イー・ガーディアン<6050.T>が買い気配。同社は6月23日の大引け後に、レプロエンタテインメント（東京都品川区）が主催する「Miss.AI -人工知能が選ぶ、美少女オーディション-」の審査システムとして、人工知能型画像認識システム「ROKA SOLUTION」が採用されたと発表した。
「Miss. AI -人工知能が選ぶ、美少女オーディション-」は、大手芸能プロダクションのレプロエンタテインメントが主催する、人工知能が審査員を務めるオーディション。審査システムとなる「ROKA SOLUTION」にレプロエンタテインメント監修のもと、タレント名鑑などの女性芸能人の顔サンプル8000枚を学習させ、女性の特徴や共通性を分析し、客観的に点数化することで、データに基づいた公平かつ正確なオーディション審査が行えるとした。
イー・ガーディアン<6050.T>が買い気配。同社は6月23日の大引け後に、レプロエンタテインメント（東京都品川区）が主催する「Miss.AI -人工知能が選ぶ、美少女オーディション-」の審査システムとして、人工知能型画像認識システム「ROKA SOLUTION」が採用されたと発表した。
「Miss. AI -人工知能が選ぶ、美少女オーディション-」は、大手芸能プロダクションのレプロエンタテインメントが主催する、人工知能が審査員を務めるオーディション。審査システムとなる「ROKA SOLUTION」にレプロエンタテインメント監修のもと、タレント名鑑などの女性芸能人の顔サンプル8000枚を学習させ、女性の特徴や共通性を分析し、客観的に点数化することで、データに基づいた公平かつ正確なオーディション審査が行えるとした。
★9:03 ミスミＧ－反発 市況の追い風が続く 国内好調/中・アジア成長不変 「買い」継続
ミスミグループ本社<9962.T>が反発。ゴールドマン・サックス証券では、市況の追い風が続くとコメント。国内好調/中・アジア成長は不変とし、投資判断「買い」を継続、目標株価を2600円→2800円と引き上げた。
5月月次は前年比+26.2％（内訳はFA事業+29.6％、金型部品事業+18.7％、VONA事業+28.6％）、為替および営業日調整後の前年比は同+24％。営業日がおよそ1日多かった点、および為替の影響を差し引いても堅調に推移したと言える。当面はマクロの追い風と、自助努力による成長の両輪が寄与し、高成長を維持との見方は不変。前者は、上期までは設備投資などの受注状況から鑑みて順調が継続との見方。中国/アジア地域でのスマホ関連需要は下期に一服すると見るものの、引き続き好調が継続。国内は全体的に好調ではあるが、特にFA/VONA事業の伸びが顕著で、安心感の持てる内容。後者では、国内海外でのVONA事業の離陸、3DCADでの受注システム、米国でのFAの拡大など各種施策が打たれており、構造的な成長確度は高いと見るとした。
ミスミグループ本社<9962.T>が反発。ゴールドマン・サックス証券では、市況の追い風が続くとコメント。国内好調/中・アジア成長は不変とし、投資判断「買い」を継続、目標株価を2600円→2800円と引き上げた。
5月月次は前年比+26.2％（内訳はFA事業+29.6％、金型部品事業+18.7％、VONA事業+28.6％）、為替および営業日調整後の前年比は同+24％。営業日がおよそ1日多かった点、および為替の影響を差し引いても堅調に推移したと言える。当面はマクロの追い風と、自助努力による成長の両輪が寄与し、高成長を維持との見方は不変。前者は、上期までは設備投資などの受注状況から鑑みて順調が継続との見方。中国/アジア地域でのスマホ関連需要は下期に一服すると見るものの、引き続き好調が継続。国内は全体的に好調ではあるが、特にFA/VONA事業の伸びが顕著で、安心感の持てる内容。後者では、国内海外でのVONA事業の離陸、3DCADでの受注システム、米国でのFAの拡大など各種施策が打たれており、構造的な成長確度は高いと見るとした。
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