前場コメント No.4 JT、川崎重工業、日立金属、ヒトコム、ゲンキーなど

2017/06/26(月) 11:31
★9:05  JT-JPモルガンが目標株価引き上げ 様変わる日本のたばこ業界
 JT(日本たばこ産業)<2914.T>が続伸。JPモルガン証券では、様変わる日本のたばこ業界に注目。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を5400円→5800円と引き上げた。
 小泉社長のトップの達観は、国内NNP市場での事実上の宣戦布告であるが、トップの覚悟が業績にいかに反映されるか、株式市場はまだ咀嚼(そしゃく)できていないようだとコメント。Ploom TECHの継続使用率の高さは、独自調査で判明。2018年の業績モメンタムを鑑み、目標株価を引き上げるとした。

★9:06  川崎重-底堅い 鉄道車両を増産 投資額は数十億円
 川崎重工業<7012.T>が底堅い。26日付の日経新聞朝刊で、同社が鉄道車両を増産すると報じられた。
 鉄道車両の生産能力を年700両規模と現在の1.3倍に増やし、人員は現在の約3000人から1割増やすという。投資額は数十億円程度とみられる。国内での車両更新需要に対応し、ハイブリッド式のディーゼル車両の製造を本格化するほか、アジアなど海外での需要拡大にも対応するもよう。

★9:06  ブロードバンドタワー-買い気配 通期最終益を上方修正 子会社株式譲渡による特別利益計上で
 ブロードバンドタワー<3776.T>が買い気配。同社は23日に、17.6期通期の連結純損益予想を従来の3.0億円の黒字から9.6億円の黒字(前期は0.1億円の赤字)と発表した。子会社であるビービーエフの株式を一部譲渡したことに伴い、特別利益を15億2400万円計上する見込みであることが寄与する。
 併せて、17.6期通期の期末配当予想を1円→6円(前期は2円)に修正すると発表した。年間配当は2円→7円(前期は3円)となる。

★9:07  ミスミグループ-反発 5月売上高実績26%増 FA事業は30%増
 ミスミグループ本社<9962.T>が反発。同社は23日、5月の売上高実績が前年同月比26.2%増の250億円(前年同期は198億円)だったと発表した。内訳はFA事業が同29.6%増の85億円、金型部品事業が同18.7%増の66億円、VONA事業が同28.6%増の99億円だった。

★9:07  日立金属-4日ぶり反発 IoT活用で工場効率化 金属など製造費用削減へ
 日立金属<5486.T>が4日ぶり反発。24日付の日経新聞朝刊で、同社がIoT技術を活用して工場で効率的に生産管理する体制を整え、金属材料や磁石などの製造費用を減らすと報じられた。
 製造工程のデータ収集や見える化、ビッグデータ解析を通じてモノづくりの無駄を省き、19.3期まで3年間の累計で200億円の費用を削減するという。

★9:07  ヒトコム-急騰 EC業務支援サービスなど行うビービーエフを子会社化 取得価額は44億円
 ヒト・コミュニケーションズ<3654.T>が急騰。同社は23日に、ブロードバンドタワー<3776.T>の子会社でEC業務支援サービス、TVショッピング支援サービスを行うビービーエフ(東京都千代田区)の発行済株式の60%を取得し、子会社化すると発表した。
 ビービーエフは、Eコマース領域において、商品企画から販売・代金決済、物流、成果追求までのサービスを一貫して提供するフルフィルメントサービスに強みを持つ「EC サイト支援事業者」という。
 リアル・バーチャル双方のマーケットでの強みを持つ両社のノウハウを融合することで、将来進展が予想される販売現場におけるIT化への対応力強化を図り、「オムニチャネル営業支援」体制を構築しさらなる事業拡大を目指すとしている。なお、取得価額は43億5500万円で、株式譲渡実行日は6月30日を予定している。

★9:08  ゲンキー-反発 6月既存店0.9%増収 全店13.8%増収
 ゲンキー<2772.T>が反発。同社は23日、6月度の月次営業速報(売上前年比推移)を発表し、既存店は前年同月比0.9%増、全店では同13.8%増となった。


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