米フェイスブック-大幅安 弱い決算や見通し、 アナリストの目標株価引き下げを嫌気
10月26日 終値 前日比 前日比(%)
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FB 315.81 -12.88 -3.92%
10月26日の取引で米ソーシャルネットワーク・ウェブサイト運営会社のフェイスブック(NASDAQ:FB)が大幅に下落した。7-9月期の売上高と月間アクティブ・ユーザー数が市場予想を下回ったことや、10-12月期の売上高見通しが市場予想に届かなかったこと、 アナリストの投資判断引き下げが相次いだことが嫌気された。株価は一時、前日比1.49ドル高(+0.45%)の330.18ドルまで上昇したが、19.07ドル安(-5.80%)の309.62ドルまで下落し、12.88ドル安(-3.92%)の315.81ドルで終了。S&P500の下落率5位となり、年初来上昇率は15.61%に縮小した。
フェイスブックが25日引け後に発表した2021年第3四半期決算は、売上高が前年同期比35.1%増の290億1000万ドルとなったが、市場予想の295億7100万ドルを下回った。営業利益が29.6%増の104億2300万ドル、純利益が32.6%増の91億9400万ドルとなり、調整後の一株当たり利益は3.22ドルと市場予想の3.19ドルを上回った。9月の月間アクティブ・ユーザー数は前年同期比6%増の29億1000万人となったが、市場予想の29億3000万人を下回った。
第4四半期については売上高見通しを315-340億ドルとし、市場予想の348億ドルを下回った。
決算発表を受けてクレディスイスが目標株価を500ドルから430ドルに引き下げたほか、JPモルガンが450ドルから390ドルに、レイモンド・ジェイムズが450ドルから410ドルに引き下げた。
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