東京外国為替市場概況・17時 ドル円、一時113円台乗せ
19日午後の東京為替市場でドル円は底堅い。17時時点では112.97円と15時時点(112.79円)と比べて18銭程度のドル高水準だった。2.88%台で高止まりしている米10年債利回りなどを背景にドル買いが優勢となり、113.04円まで本日レンジの上限を広げた。
ユーロドルは1.16ドル前半で弱含み。17時時点では1.1607ドルと15時時点(1.1640ドル)と比べて0.0033ドル程度のユーロ安水準だった。
為替相場全般にドル高の流れとなり、ユーロ売り・ドル買いが強まり、1.1606ドルまで下落。他、ポンドドルが1.3017ドル、豪ドル/ドルも0.7372ドルまで売られた。
ユーロ円は上値が重い。17時時点では131.13円と15時時点(131.29円)と比べて16銭程度のユーロ安水準だった。一時131.06円まで下値を広げている。欧州連合(EU)と米の通商摩擦の激化懸念で、リスク回避の円買い・ユーロ売りに振れた。
一部通信社から、EUは米国への報復措置として石炭や医薬品、化学製品への関税を検討と伝わった。
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