欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、戻りが鈍い
6日の欧州外国為替市場でドル円は戻りが鈍い。22時時点では108.57円と20時時点(108.58円)と比べて1銭程度のドル安水準だった。時間外ダウ先物が伸び悩み、米10年債利回りが一時1.78%台まで低下するのを眺めながら、ドル円は108.55円までじり安となった。もっとも、この後22時30分に発表される11月米雇用統計を控えて、積極的な売買は手控えられているもよう。
ユーロドルは上値が重いまま。22時時点では1.1090ドルと20時時点(1.1094ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。値動きから判断するとユーロポンドやユーロ豪ドルなどの売りが、ユーロドルの上値を抑えているようだ。22時前には1.1088ドルまで本日の安値を更新した。ユーロポンドは0.8460ポンド台から0.8435ポンド付近へ水準を戻し、ユーロ豪ドルが1.62豪ドル半ばから1.6190豪ドル割れまでユーロ売りに振れた。
ユーロ円も反発力が弱い。22時時点では120.40円と20時時点(120.45円)と比べて5銭程度のユーロ安水準だった。ドル円やユーロドルとも頭が重いなかで、ユーロ円の上昇力は強まらなかった。ユーロドルが弱含むタイミングで120.40円まで下押しした。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:108.55円 - 108.78円
ユーロドル:1.1088ドル - 1.1110ドル
ユーロ円:120.40円 - 120.80円
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