東京外国為替市場概況・10時 ドル円、強含み
28日の東京外国為替市場でドル円は強含み。10時時点では109.87円とニューヨーク市場の終値(109.78円)と比べて9銭程度のドル高水準だった。市場では「仲値にかけて本邦実需勢からの買いが観測された」との指摘もあり、一時109.91円まで値を上げた。なお、日経平均株価は安く始まったものの、寄付きでの売り一巡後は下げ渋る展開となっている。
ユーロ円も強含み。10時時点では129.80円とニューヨーク市場の終値(129.72円)と比べて8銭程度のユーロ高水準だった。ドル円と同様に底堅い動きが続いており、一時129.88円まで上昇した。今後は中国・香港株の動き出しに注目。今週に入って下げが目立っており、本日も投資家のリスク志向を左右する展開となる可能性もありそうだ。
ユーロドルは10時時点では1.1814ドルとニューヨーク市場の終値(1.1817ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。9時過ぎに1.1824ドルまで上昇する場面があったが、その後は1.1813ドルまで売りに押された。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:109.75円 - 109.91円
ユーロドル:1.1813ドル - 1.1824ドル
ユーロ円:129.69円 - 129.88円
関連ニュース
為替の最新ニュース
関連コンテンツ