前場コメント No.13 三井E&S、関西電力、サイバーエージェント、東京建物、アルプス電気など
★10:07 三井E&S-みずほが目標株価引き下げ カタリストは収支均衡を上回る船価の上昇待ち
三井E&Sホールディングス<7003.T>が3日続落。みずほ証券では、カタリストは収支均衡を上回る船価の上昇待ちとコメント。投資判断「中立」を継続、目標株価は1900円→1800円と引き下げた。
今19.3期計画は失望であったが、取り巻く事業環境を踏まえれば致し方ない面もあると判断。新造船市況は受注、船価ともに回復基調にあるが、受注時採算はいまだ赤字であり、構造改革だけでは来20.3期に収支均衡を目指す船舶事業の黒字回復は厳しい。当面の業績動向は外部環境(船価や為替)に依存することになるが、株価上昇のカタリストとしては、受注時採算で収支均衡を上回る船価上昇が必要。常石造船との提携を含め、船舶事業での一段の構造改革に注目するとした。
三井E&Sホールディングス<7003.T>が3日続落。みずほ証券では、カタリストは収支均衡を上回る船価の上昇待ちとコメント。投資判断「中立」を継続、目標株価は1900円→1800円と引き下げた。
今19.3期計画は失望であったが、取り巻く事業環境を踏まえれば致し方ない面もあると判断。新造船市況は受注、船価ともに回復基調にあるが、受注時採算はいまだ赤字であり、構造改革だけでは来20.3期に収支均衡を目指す船舶事業の黒字回復は厳しい。当面の業績動向は外部環境(船価や為替)に依存することになるが、株価上昇のカタリストとしては、受注時採算で収支均衡を上回る船価上昇が必要。常石造船との提携を含め、船舶事業での一段の構造改革に注目するとした。
★10:14 関西電力-5日続落 個人情報を含む書類が飛散 一部紛失した可能性
関西電力<9503.T>が5日続落。同社は24日に、和歌山電力部で書類整理の際に発生した廃棄書類を、溶解処理施設に向けて委託先のトラックにより運搬していたが、その際、個人情報を含む書類が飛散し、一部を紛失した可能性があると発表した。
今回の事態の原因は、トラックの荷台に飛散防止用の幌ほろが確実に装着されていなかったことに、出発前の確認で気付くことができず、書類が入った箱の一部が走行中に落下したものと推測しているという。
飛散後に回収された書類は、いずれも和歌山電力部が保有していた台帳類や工事書類などであるが、阪神高速道路上で回収されたもの、高速道路外に飛散したものを合わせて347点の書類を回収し、その中に352名の個人情報が含まれていたとしている。
関西電力<9503.T>が5日続落。同社は24日に、和歌山電力部で書類整理の際に発生した廃棄書類を、溶解処理施設に向けて委託先のトラックにより運搬していたが、その際、個人情報を含む書類が飛散し、一部を紛失した可能性があると発表した。
今回の事態の原因は、トラックの荷台に飛散防止用の幌ほろが確実に装着されていなかったことに、出発前の確認で気付くことができず、書類が入った箱の一部が走行中に落下したものと推測しているという。
飛散後に回収された書類は、いずれも和歌山電力部が保有していた台帳類や工事書類などであるが、阪神高速道路上で回収されたもの、高速道路外に飛散したものを合わせて347点の書類を回収し、その中に352名の個人情報が含まれていたとしている。
★10:15 サイバーエージェント-いちよしがフェアバリュー引き上げ 業績予想を引き上げる
サイバーエージェント<4751.T>が小安い。いちよし経済研究所では、AbemaTVとの相乗効果の高い分野への投融資に期待。レーティング「C」を継続も、業績予想を引き上げるとし、フェアバリューは3200円→3600円と引き上げた。
今18.9期2Q(18年1~3月)業績は売上高1095億円(前年同期比17%増)、営業利益114億円(同44%増)と、いちよしの従前予想(各1035億円、91億円)を上回った。各事業とも損益はいちよしの従前予想を上回るペースで推移していることから、今18.9期以降の業績予想を上方修正。
フェアバリューを現在の株価は大幅に上回っているが、これはAbemaTVの収益貢献や任天堂との提携効果などを含む、将来ポテンシャルへの評価の仕方に起因していると思われるとした。
サイバーエージェント<4751.T>が小安い。いちよし経済研究所では、AbemaTVとの相乗効果の高い分野への投融資に期待。レーティング「C」を継続も、業績予想を引き上げるとし、フェアバリューは3200円→3600円と引き上げた。
今18.9期2Q(18年1~3月)業績は売上高1095億円(前年同期比17%増)、営業利益114億円(同44%増)と、いちよしの従前予想(各1035億円、91億円)を上回った。各事業とも損益はいちよしの従前予想を上回るペースで推移していることから、今18.9期以降の業績予想を上方修正。
フェアバリューを現在の株価は大幅に上回っているが、これはAbemaTVの収益貢献や任天堂との提携効果などを含む、将来ポテンシャルへの評価の仕方に起因していると思われるとした。
★10:15 東京建物-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 20.12期以降の収益案件の積み上げが課題
東京建物<8804.T>が3日続落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、20.12期以降の収益案件の積み上げが課題とし、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は1680円→1770円と引き上げた。
20.12期以降、ビル事業を中心に増益およびNAV成長のドライバーを欠くため、不動産セクターカバレッジ中で投資対象として選好され難いとの見方に変更はなし。株価は今18.12期予想SOTP修正NAV/Shareの0.64倍(23日終値)と1倍を大きく下回るが、以下の理由からおおむね妥当水準と判断。
(1)2024年竣工予定の旗艦プロジェクト「八重洲1丁目東地区市街地再開発事業」まで象徴的な案件がなく、NAV成長が限定的と考える、(2)含み益は、すでに再開発済みで、かつ売却可能性の低いと考える大手町タワーに依拠する部分が大きいと推定する、(3)中期の業績面では20.12期は住宅事業の減益により、前期比で大幅な営業減益となるリスクが高く、バリュエーション拡大を抑制すると考えることとした。
東京建物<8804.T>が3日続落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、20.12期以降の収益案件の積み上げが課題とし、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は1680円→1770円と引き上げた。
20.12期以降、ビル事業を中心に増益およびNAV成長のドライバーを欠くため、不動産セクターカバレッジ中で投資対象として選好され難いとの見方に変更はなし。株価は今18.12期予想SOTP修正NAV/Shareの0.64倍(23日終値)と1倍を大きく下回るが、以下の理由からおおむね妥当水準と判断。
(1)2024年竣工予定の旗艦プロジェクト「八重洲1丁目東地区市街地再開発事業」まで象徴的な案件がなく、NAV成長が限定的と考える、(2)含み益は、すでに再開発済みで、かつ売却可能性の低いと考える大手町タワーに依拠する部分が大きいと推定する、(3)中期の業績面では20.12期は住宅事業の減益により、前期比で大幅な営業減益となるリスクが高く、バリュエーション拡大を抑制すると考えることとした。
★10:23 アルプス電気-底堅い 無線システムの開発設計行う米国Greinaを買収
アルプス電気<6770.T>が底堅い。同社は24日に、Greina Technologies(米国ユタ州 以下、Greina)を買収し、完全子会社化すると発表した。
Greinaは、無線システムの開発設計およびコンサルティングなどを手掛け、独自アルゴリズムによる高精度測位技術などを開発、急成長している測位システムに特化したエンジニアリング会社という。
今回の買収により、Greinaの測距技術と同社が長年培ってきた無線通信技術を組み合わせることで、容易に測位精度数十センチメートルかつセキュリティ性に優れた近距離センシングシステムの構築が可能になるとしている。
アルプス電気<6770.T>が底堅い。同社は24日に、Greina Technologies(米国ユタ州 以下、Greina)を買収し、完全子会社化すると発表した。
Greinaは、無線システムの開発設計およびコンサルティングなどを手掛け、独自アルゴリズムによる高精度測位技術などを開発、急成長している測位システムに特化したエンジニアリング会社という。
今回の買収により、Greinaの測距技術と同社が長年培ってきた無線通信技術を組み合わせることで、容易に測位精度数十センチメートルかつセキュリティ性に優れた近距離センシングシステムの構築が可能になるとしている。
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