前場コメント No.15 三菱地所、住友不動産、アイモバイル、安藤ハザマ、野村総合研究所など
★10:37 三菱地所－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 資本効率への意識は少し改善した印象
三菱地所<8802.T>が反落。ＳＭＢＣ日興証券では、資本効率への意識は少し改善した印象とコメント。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を2500円→2600円と引き上げた。
今19.3期以降は固都税増加や分譲マンションの計上戸数減少などのマイナス要因はあるものの、開発プロジェクト竣工に伴う収益寄与、既存オフィス・商業施設などの賃料増加、海外ハイブリッド投資の拡大による配当収益増加などもあり、今19.3期+3.0％、来20.3期+6.5％と着実な営業増益を予想。ROAやROEついては短期的に大幅な改善は見込めないものの、少しずつでも改善しようとする姿勢が出てきた印象であり、今後の動向をやや長い目で注目するとした。なお、同社の資産内容や利益成長ポテンシャルを考えると、バリュエーションの割安感は強いと判断。
三菱地所<8802.T>が反落。ＳＭＢＣ日興証券では、資本効率への意識は少し改善した印象とコメント。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を2500円→2600円と引き上げた。
今19.3期以降は固都税増加や分譲マンションの計上戸数減少などのマイナス要因はあるものの、開発プロジェクト竣工に伴う収益寄与、既存オフィス・商業施設などの賃料増加、海外ハイブリッド投資の拡大による配当収益増加などもあり、今19.3期+3.0％、来20.3期+6.5％と着実な営業増益を予想。ROAやROEついては短期的に大幅な改善は見込めないものの、少しずつでも改善しようとする姿勢が出てきた印象であり、今後の動向をやや長い目で注目するとした。なお、同社の資産内容や利益成長ポテンシャルを考えると、バリュエーションの割安感は強いと判断。
★10:40 住友不動産－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 財務改善と高水準のROEの両立が続こう
住友不動産<8830.T>が小安い。ＳＭＢＣ日興証券では、財務改善と高水準のROEの両立が続こうとコメント。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を5100円→5300円と引き上げた。
強力な交渉力、リーシング力を背景とした賃料増額、潤沢な開発プロジェクトの竣工に伴う収益押し上げ、仲介事業やリフォーム事業の着実な成長などにより、中長期にわたり着実な利益成長が続くと期待。株価については不動産セクター全体をアウトパフォームする展開が続いているが、今19.3期予想ベースNAVディスカウント32％、インプライド・キャップレート4.4％と割安感は強く、当面は10％超と高水準のROEが続くことも考慮すれば、さらなるアップサイドが期待可能。不動産セクターのコア銘柄としての推奨を継続するとした。
住友不動産<8830.T>が小安い。ＳＭＢＣ日興証券では、財務改善と高水準のROEの両立が続こうとコメント。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を5100円→5300円と引き上げた。
強力な交渉力、リーシング力を背景とした賃料増額、潤沢な開発プロジェクトの竣工に伴う収益押し上げ、仲介事業やリフォーム事業の着実な成長などにより、中長期にわたり着実な利益成長が続くと期待。株価については不動産セクター全体をアウトパフォームする展開が続いているが、今19.3期予想ベースNAVディスカウント32％、インプライド・キャップレート4.4％と割安感は強く、当面は10％超と高水準のROEが続くことも考慮すれば、さらなるアップサイドが期待可能。不動産セクターのコア銘柄としての推奨を継続するとした。
★10:44 アイモバイル－4日続落 ユーザー体験型動画広告「プレイアブルアド」提供開始
アイモバイル<6535.T>が4日続落。同社は24日に、スマホに特化した動画アドネットワーク「maio（マイオ）」において、ユーザー体験型動画広告「プレイアブルアド」の提供を開始すると発表した。
「プレイアブルアド」は、広告クリエイティブ内で、広告主の商品・サービスを数十秒間、ユーザーに疑似体験してもらう広告手法という。従来の閲覧のみの広告とは異なり、ユーザーが実際にサービスの一部を操作することで、ゲームの世界観に触れることができるため、その後のサービス登録や継続的な利用を促すことが可能としている。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
アイモバイル<6535.T>が4日続落。同社は24日に、スマホに特化した動画アドネットワーク「maio（マイオ）」において、ユーザー体験型動画広告「プレイアブルアド」の提供を開始すると発表した。
「プレイアブルアド」は、広告クリエイティブ内で、広告主の商品・サービスを数十秒間、ユーザーに疑似体験してもらう広告手法という。従来の閲覧のみの広告とは異なり、ユーザーが実際にサービスの一部を操作することで、ゲームの世界観に触れることができるため、その後のサービス登録や継続的な利用を促すことが可能としている。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
★10:47 安藤ハザマ－反発 いちよしでは「手持ち大型案件の収益本格化に期待」
安藤ハザマ<1719.T>が反発。いちよし経済研究所では、「手持ち大型案件の収益本格化に期待」と題したレポートを公表している。レーティング「A」、フェアバリュー1400円は継続。
前18.3期業績は大型案件の竣工に伴う設計変更で利益が押し上げられた前期の反動を想定して、会社側の見通しは厳しかったが、全体の粗利益率は前期比改善となった。完成工事高は想定以下にとどまったが、採算性の向上が吸収して、前期比微減の営業利益を確保。会社側は今19.3期業績も2Q累計（4～9月）業績を慎重に計画しているが、2017年夏場から進めている大型案件の着工が順調に進んでおり、今19.3期下期（10～3月）から完成工事高の増加が本格化する見通し。いちよしでは、会社計画より強気の営業利益予想を維持するとした。
安藤ハザマ<1719.T>が反発。いちよし経済研究所では、「手持ち大型案件の収益本格化に期待」と題したレポートを公表している。レーティング「A」、フェアバリュー1400円は継続。
前18.3期業績は大型案件の竣工に伴う設計変更で利益が押し上げられた前期の反動を想定して、会社側の見通しは厳しかったが、全体の粗利益率は前期比改善となった。完成工事高は想定以下にとどまったが、採算性の向上が吸収して、前期比微減の営業利益を確保。会社側は今19.3期業績も2Q累計（4～9月）業績を慎重に計画しているが、2017年夏場から進めている大型案件の着工が順調に進んでおり、今19.3期下期（10～3月）から完成工事高の増加が本格化する見通し。いちよしでは、会社計画より強気の営業利益予想を維持するとした。
★10:51 野村総合研究所－東海東京が目標株価引き上げ 証券系顧客の動向と収益性の変化に注目
野村総合研究所<4307.T>が3日ぶり反発。東海東京調査センターでは、今19.3期は証券系顧客の動向と収益性の変化に注目。レーティング「Netural」を継続も、目標株価は4900円→5300円と引き上げた。
今19.3期通期会社計画は売上高5100億円（前年比8.2％増）、営業利益700億円（同7.5％増）。東海東京では売上高が計画未達、営業利益が計画過達を想定。理由は、（1）通期の会社計画証券系顧客向け売上高は前年比微増だが、東海東京では18.3期の内容や足元の動向を踏まえ、計画未達と見ている、（2）一方で、特段要因が見当たらないにも関わらず下期の会社計画営業利益率は13.7％（前年比0.6pt悪化）であり、この点が売上未達を十分カバーし得ると考えることの2点を指摘。来20.3期以後の業績見通しについても、おおむね今19.3期業績見通しの変更内容に準じて上方修正したとしている。
野村総合研究所<4307.T>が3日ぶり反発。東海東京調査センターでは、今19.3期は証券系顧客の動向と収益性の変化に注目。レーティング「Netural」を継続も、目標株価は4900円→5300円と引き上げた。
今19.3期通期会社計画は売上高5100億円（前年比8.2％増）、営業利益700億円（同7.5％増）。東海東京では売上高が計画未達、営業利益が計画過達を想定。理由は、（1）通期の会社計画証券系顧客向け売上高は前年比微増だが、東海東京では18.3期の内容や足元の動向を踏まえ、計画未達と見ている、（2）一方で、特段要因が見当たらないにも関わらず下期の会社計画営業利益率は13.7％（前年比0.6pt悪化）であり、この点が売上未達を十分カバーし得ると考えることの2点を指摘。来20.3期以後の業績見通しについても、おおむね今19.3期業績見通しの変更内容に準じて上方修正したとしている。
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