後場コメント No.2 EIZO、テイク&ギヴニーズ、マイクロニクス、LINE、日本システムウエアなど

2017/11/17(金) 15:00
★12:44  EIZO-いちよしがフェアバリュー引き上げ ユーロ高影響を織り込み上方修正
 EIZO<6737.T>が続伸。いちよし経済研究所では、ユーロ高影響を織り込み、業績予想を小幅ながら上方修正。レーティング「A」を継続、フェアバリューは5800円→6000円と引き上げた。
 今18.3期上期(4~9月)決算および機関投資家・アナリスト向け決算説明会の内容を踏まえ、小幅ながら業績予想を上方修正。ヘルスケアを中心に映像表示システムが好調に推移していることに加え、ユーロ高が追い風になると予想。
 今18.3 期上期はアミューズメント特需一巡も、いちよし予想の範囲内。欧米向け診断用途モニターなど映像表示システムは堅調に推移。対ユーロの1円の円安は、年間1.6億円の営業増益要因と試算されるとした。

★12:49  テイク&ギヴニーズ-大幅続伸 いちよしでは「19.3期29%の営業増益を予想する」
 テイクアンドギヴ・ニーズ<4331.T>が大幅続伸。いちよし経済研究所では、レーティング、フェアバリューは未付与ながら、「18.3期に続き、19.3期も18.3期予想比29%の営業増益を予想する」と題したレポートを公表している。
 いちよしでは今18.3期は業績見通しについて、2Q累計業績を考慮し、前回予想に対して上方修正。来19.3期については粗利益率の改善が引き続き見込まれること、リニューアル効果、映画効果などによる受注増、「TRUNK HOTEL」の開業経費の一巡から、40億円の営業利益を予想。また、来19.3期は特別損失の一巡から純利益は今18.3期予想比大幅増となる見通しとした。

★12:56  日本マイクロニクス-大幅続落 いちよしでは「18.9期利益水準は高いとは言えない」
 日本マイクロニクス<6871.T>が大幅続落。いちよし経済研究所では、「18.9期は前期比増益を予想するが、利益水準は高いとは言えない」と題したレポートを公表しており、材料視されているもよう。レーティング「C」、フェアバリュー910円は継続。
 前17.9期決算を受け、業績予想を見直し。会社側は今18.9期通期計画を公表していないが、いちよしでは従来予想を据え置くのが妥当の判断、フェアバリューおよびレーティングも前回内容を継続するとした。前17.9 期比で高い増益率を予想するが、営業利益以下の利益水準は決して高いとは言えず、本格回復と呼ぶ状況にはないととらえているとした。

★12:56  LINE-3日ぶり反発 「LINE Pay」全世界で月間取引件数1000万件突破
 LINE<3938.T>が3日ぶり反発。同社傘下のLINE Payは17日に、コミュニケーションアプリ「LINE(ライン)」上で展開するスマホのおサイフサービス「LINE Pay」において、2017年10月末の時点で月間取引件数1000万件を突破したと発表した。
 「LINE Pay」は、グローバルにサービスを拡大し、2017年11月に全世界4000万登録ユーザーを突破した。特に成長が著しいのは日本、台湾、タイの3国という。LINE Payは、今後もサービス拡大を目指し、積極的に日本、韓国、台湾、タイの各国でのローカル人材採用に注力するとしている。

★13:05  日本システムウエア-続伸 セゾン情報とセキュアなデータ転送を可能にしたIoTサービス提供開始
 日本システムウエア<9739.T>が続伸。同社は17日に、IoTクラウドプラットフォーム「Toami」とセゾン情報システムズ<9640.T>のIoT連携ミドルウェア「HULFT IoT」の技術を連携したIoTサービス「Toami File Agent Powered By HULFT IoT」の提供を開始すると発表した。
 今回提供するサービスは、「モノ」から出力される大量データや大容量のログファイルを、サーバまで安心・安全・確実に転送することを目的とし、セゾン情報システムズが開発・販売する「HULFT IoT」の最大の特徴である、安全・安心にデータを転送する技術を「Toami」に供給し、連携を実現したという。これにより、いっそうセキュアで多様なデータ連携を実現するIoTシステムの構築・実現が可能になるとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。


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