後場コメント No.2 三菱ＵＦＪ、ＯＳＪＢＨＤ、ツバキナカシマ、内外トランス、ソニーＦＨ、三井住友など
★12:46 三菱ＵＦＪ－ドイツが目標株価引き上げ 控えめな新中計や良好な連結収益で
三菱ＵＦＪＦＧ<8306.T>が続落。ドイツ証券では、控えめな新中計や良好な連結収益を背景にレーティングは「Buy」を継続、目標株価を930円→960円に引き上げた。
ドイツ証券では、今期、来期は単体収益が減益となるが、ＭＵＡＨやＢＡＹなど連結子会社、ＭＳなど持分法適用会社からの収益貢献の増加で、連結当期利益は1兆円前後が保たれると考えている。市場全体の株価上昇で適用PERを12.0倍から12.5倍に変更した。
三菱ＵＦＪＦＧ<8306.T>が続落。ドイツ証券では、控えめな新中計や良好な連結収益を背景にレーティングは「Buy」を継続、目標株価を930円→960円に引き上げた。
ドイツ証券では、今期、来期は単体収益が減益となるが、ＭＵＡＨやＢＡＹなど連結子会社、ＭＳなど持分法適用会社からの収益貢献の増加で、連結当期利益は1兆円前後が保たれると考えている。市場全体の株価上昇で適用PERを12.0倍から12.5倍に変更した。
★12:47 ＯＳＪＢＨＤ－急騰 上期営業益31％増 建設事業の増益で
ＯＳＪＢホールディングス<5912.T>が急騰。同社は14日に、18.3期の上期（4-9月）の連結営業利益は13.7億円（前年同期比31.0％増）だったと発表した。建設事業が、大きな工程の遅れもなく進ちょくが順調に推移したことなどにより、大幅な増益となったことが寄与した。通期の会社計画30.0億円に対する進ちょくは45.8％となっている。
なお、同社は子会社であるオリエンタル白石の複数事業所の従業員が、複数年にわたり協力会社に対して外注費の水増し発注を繰り返し、キックバックを受け取り従業員の飲食費として費消するなどした疑いがあることが判明したことから、社内調査などのため決算発表を延期していた。
13日に発表した調査結果において、調査で判明した不正行為の金額は、3億3100万円であり、売上原価への計上額などは、前期の利益剰余金および上期の損益に反映させることで、同社では過年度連結財務諸表に与える影響は軽微と判断し、過年度の有価証券報告書、四半期報告書、内部統制報告書および決算短信の修正は行わないとしていた。
ＯＳＪＢホールディングス<5912.T>が急騰。同社は14日に、18.3期の上期（4-9月）の連結営業利益は13.7億円（前年同期比31.0％増）だったと発表した。建設事業が、大きな工程の遅れもなく進ちょくが順調に推移したことなどにより、大幅な増益となったことが寄与した。通期の会社計画30.0億円に対する進ちょくは45.8％となっている。
なお、同社は子会社であるオリエンタル白石の複数事業所の従業員が、複数年にわたり協力会社に対して外注費の水増し発注を繰り返し、キックバックを受け取り従業員の飲食費として費消するなどした疑いがあることが判明したことから、社内調査などのため決算発表を延期していた。
13日に発表した調査結果において、調査で判明した不正行為の金額は、3億3100万円であり、売上原価への計上額などは、前期の利益剰余金および上期の損益に反映させることで、同社では過年度連結財務諸表に与える影響は軽微と判断し、過年度の有価証券報告書、四半期報告書、内部統制報告書および決算短信の修正は行わないとしていた。
★12:54 ツバキナカシマ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ グローバル体制確立で連続最高利益更新
ツバキ・ナカシマ<6464.T>が続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、買収によるグローバル体制の確立で最高利益の更新が続くと予想。レーティング「Overweight」を継続、目標株価は2890円→2910円と引き上げた。
エクイティストーリーに変更はないとみており、ＮＮ社ＰＢＣ（Precision Bearing Components、以下ＮＮ社）事業買収効果による、過去とは異なる利益水準と成長の織り込みで、営業利益は18.12期以降、連続最高利益更新を予想している。また、株価は今後の業績拡大を十分織り込んでいないと考えている。ＮＮ社買収効果は19.12期以降に本格寄与するとの見方を継続しており、（1）ＮＮ社の生産性改善、部材の共同調達、（2）互いの顧客への拡販による売上高成長―の寄与を見込んでいる。
ツバキ・ナカシマ<6464.T>が続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、買収によるグローバル体制の確立で最高利益の更新が続くと予想。レーティング「Overweight」を継続、目標株価は2890円→2910円と引き上げた。
エクイティストーリーに変更はないとみており、ＮＮ社ＰＢＣ（Precision Bearing Components、以下ＮＮ社）事業買収効果による、過去とは異なる利益水準と成長の織り込みで、営業利益は18.12期以降、連続最高利益更新を予想している。また、株価は今後の業績拡大を十分織り込んでいないと考えている。ＮＮ社買収効果は19.12期以降に本格寄与するとの見方を継続しており、（1）ＮＮ社の生産性改善、部材の共同調達、（2）互いの顧客への拡販による売上高成長―の寄与を見込んでいる。
★12:55 内外トランスライン－後場上げ幅拡大 17.12期の期末配当金を20円に増配
内外トランスライン<9384.T>が後場上げ幅拡大。同社は15日12時に、17.12期の期末配当予想を15円→17円（前期は15円）に修正すると発表した。なお、年間配当は30円→32円（前期は30円）となる。
内外トランスライン<9384.T>が後場上げ幅拡大。同社は15日12時に、17.12期の期末配当予想を15円→17円（前期は15円）に修正すると発表した。なお、年間配当は30円→32円（前期は30円）となる。
★13:01 ソニーＦＨ－大和が目標株価引き上げ 新契約価値は1Q比で大きく改善
ソニーフィナンシャルホールディングス<8729.T>が続落。大和証券では、新契約価値は1Q比で大きく改善しており、増配の確度は高まったと判断。投資判断「3（中立）」を継続も、目標株価は1900円→2000円と引き上げた。
現状の市場環境を踏まえると、バリュエーションはおおむね妥当な水準にある。新契約価値は1Q：122億円→2Q：172億円に改善。増加要因は「金利上昇と商品構成の変化がほぼ半々」と説明されており、金利要因を除いても150億円前後の新契約価値を生み出していたことになる。
4月の配当方針変更を受けて、会計上の利益よりも新契約価値の動向が材料視されやすくなったと考えられる。新契約価値は四半期あたり150億円が増配に向けた目安であり、増配の確度は高まったと判断。
ソニーフィナンシャルホールディングス<8729.T>が続落。大和証券では、新契約価値は1Q比で大きく改善しており、増配の確度は高まったと判断。投資判断「3（中立）」を継続も、目標株価は1900円→2000円と引き上げた。
現状の市場環境を踏まえると、バリュエーションはおおむね妥当な水準にある。新契約価値は1Q：122億円→2Q：172億円に改善。増加要因は「金利上昇と商品構成の変化がほぼ半々」と説明されており、金利要因を除いても150億円前後の新契約価値を生み出していたことになる。
4月の配当方針変更を受けて、会計上の利益よりも新契約価値の動向が材料視されやすくなったと考えられる。新契約価値は四半期あたり150億円が増配に向けた目安であり、増配の確度は高まったと判断。
★13:04 三井住友ＦＧ－ドイツ証が目標株価引き上げ 業績をけん引するリテール部門に注目
三井住友ＦＧ<8316.T>が続落。ドイツ証券では、業績をけん引するリテール部門に注目。レーティングは「Buy」を継続し、目標株価を5100円→5480円に引き上げた。
ドイツ証券では、中間決算で他行が苦戦しているリテール部門収益が前期比増益になったことが特徴としている。ＳＭＢＣとＳＭＢＣ日興証券、ファンドラップの拡大に努めたことなどが奏功した。銀行の本業収益と考える基礎業純（調整後資金利益+手数料収益）は、主要行5グループの中で唯一、連単とも前期比増益になったことを評価している。
三井住友ＦＧ<8316.T>が続落。ドイツ証券では、業績をけん引するリテール部門に注目。レーティングは「Buy」を継続し、目標株価を5100円→5480円に引き上げた。
ドイツ証券では、中間決算で他行が苦戦しているリテール部門収益が前期比増益になったことが特徴としている。ＳＭＢＣとＳＭＢＣ日興証券、ファンドラップの拡大に努めたことなどが奏功した。銀行の本業収益と考える基礎業純（調整後資金利益+手数料収益）は、主要行5グループの中で唯一、連単とも前期比増益になったことを評価している。
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