後場コメント No.3 ラクオリア、ヨンドシー、ツインバード、ファストリ、ユニーファミマなど

2018/01/12(金) 15:00
★12:58  フロイント産業-いちよしがフェアバリュー引き下げ 業績予想を下方修正
 フロイント産業<6312.T>が3日続落。いちよし経済研究所では、業績予想を下方修正。レーティング「B」を継続、フェアバリューは1600円→1300円と引き下げた。
 今18.2期3Q(9~11月)の予想を下回る業績を踏まえ、今後、従来予想ほどには業績が届かないとみて、いちよしの業績予想を下方修正。今18.2期では、国内後発医薬品メーカーの設備投資が一服で営業減益になるとの見方に変更。中長期的には海外での事業成長や、新製品である錠剤印刷装置の拡販が注目点とした。

★13:05  ラクオリア-急騰 EP4拮抗薬Galliprantが欧州において動物薬製造販売承認取得
 ラクオリア創薬<4579.T>が急騰。同社は12日に、Eli Lilly and Companyの動物薬部門であるエランコ社および同社の導出先であるアラタナ社(米国カンザス州)が、同社がアラタナ社へ導出したEP4拮抗薬(以下、Galliprant)について、欧州委員会より、犬の変形性関節症に伴う痛みの治療薬として、欧州における動物薬製造販売承認を取得したことを発表したとリリースした。
 同社は2010年12月に、アラタナ社とEP4拮抗薬の動物用医薬品としての全世界における商用化に関する導出契約を締結しており、契約一時金の受領のほか、開発段階の進ちょくに応じたマイルストンおよび販売後のロイヤルティを受け取る権利を得ているという。同社は今後もアラタナ社との連携をより強固にし、必要とされる支援を遅滞なく実施するよう努めると共に、今後のマイルストン収益およびロイヤルティ収益の獲得を目指して尽力するとしている。

★13:07  ヨンドシー-いちよしがフェアバリュー引き下げ 業績予想を再度下方修正
 ヨンドシーホールディングス<8008.T>が反落。いちよし経済研究所では、業績予想を再度下方修正。レーティング「B」を継続、フェアバリューは2800円→2700円と引き下げた。
 今18.2期以降の業績予想を引き下げ、フェアバリューも引き下げるとしたが、株価低下により現在の株価はフェアバリューの範囲内と判断。
 同社はジュエリー事業の不振の根本的な要因をとらえられないまま、対症療法的な対策に終始してきたもよう。会社側は役員の異動を発表しており、3月1日付けで代表取締役社長の鈴木氏が退任し、ジュエリー事業を担当してきた専務取締役執行役員の滝口氏が代表取締役社長・COO に就任する。ジュエリー事業を強化する布陣だが、新しい時代に対応できるブランドに再生できるのかどうか、注視するとした。

★13:10  ツインバード-後場下げ幅拡大 3Q累計57%営業減益 円安で調達コスト増加
 ツインバード工業<6897.T>が後場下げ幅拡大。同社は12日13時、18.2期3Q累計(3-11月)の連結営業利益が1.3億円(前年同期比56.6%減)だったと発表した。ドル建ての製品調達レートが前年同期比で円安となり、調達コストが増加した。

★13:15  ファストリ-野村が目標株価引き上げ 業績予想を上方修正
 ファーストリテイリング<9983.T>が3日ぶり大幅反発。野村証券では、業績予想を上方修正。レーティング「Buy」を継続、目標株価を51000円→56500円と引き上げた。
 Q1(9~11月期)連結営業利益は、前年同期比29%増益と極めて高い増益を達成した。国内ユニクロ事業(同19%増益)、海外ユニクロ事業(同55%増益)、ジーユー事業(同32%増益)などがけん引。各セグメントとも気温低下に支えられた面はあるものの、有明プロジェクトの浸透に伴う機動的な在庫手配も寄与しており、良好な増益モメンタムは持続可能なものと判断。今18.8期連結営業利益は、従来予想の2120億円→2200億円(前年比24.7%増益)へ、来19.8期は2510億円→2600億円(同18.2%増益)へと上方修正。

★13:19  ユニーファミマ-野村が目標株価引き上げ 業績安心感が醸成しよう
 ユニー・ファミリーマートホールディングス<8028.T>が大幅に4日続落。野村証券では、業績安心感が醸成しようとコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価を7800円→9000円と引き上げた。
 会社側では、今通期の連結営業利益見通しについて、329億円→334億円へ、親会社に帰属する当期利益については310億円→330億円へと上方修正した。現時点で野村業績予想は修正しないとしたが、実質ベースでの業績モメンタムが改善していることと、少額とはいえ会社側が今期見通しを上方修正したことで、業績安心感が醸成される見込み。来期のRN 小売平均PER が前回目標株価設定時の23.5倍→25.7倍に上昇したこと、業績安心感の醸成期待によりプレミアムを10%→15%に引き上げたことなどを背景に、目標株価を引き上げるとした。


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