前場コメント No.9 住友化学、九州ＦＧ、スルガ銀行、アインＨＤ、ミネベアミツミなど
★9:48 住友化学－ＳＢＩが「強気」継続 情報電子化学などの収益性改善が中期の経営課題
住友化学<4005.T>が続伸。ＳＢＩ証券では、情報電子化学、エネルギー・機能材料の収益性改善が中期の経営課題と指摘。投資評価「強気」、目標株価790円を継続した。
注目点は以下の3点。（1）偏光フィルムの価格低下やメチオニンの市況下落リスクなどが株価低迷の要因、（2）情報電子化学、エネルギー・機能材料の収益性改善に期待、（3）持ち分利益はペトロ・ラービグがけん引へ。
18年度のコア営業利益は17年度比227億円の減益予想。石油化学はMMAと海外樹脂の採算悪化、医薬品は新規剤の販売費用増加でそれぞれ減益を見込むとした。
住友化学<4005.T>が続伸。ＳＢＩ証券では、情報電子化学、エネルギー・機能材料の収益性改善が中期の経営課題と指摘。投資評価「強気」、目標株価790円を継続した。
注目点は以下の3点。（1）偏光フィルムの価格低下やメチオニンの市況下落リスクなどが株価低迷の要因、（2）情報電子化学、エネルギー・機能材料の収益性改善に期待、（3）持ち分利益はペトロ・ラービグがけん引へ。
18年度のコア営業利益は17年度比227億円の減益予想。石油化学はMMAと海外樹脂の採算悪化、医薬品は新規剤の販売費用増加でそれぞれ減益を見込むとした。
★9:53 九州ＦＧ－大和が目標株価引き下げ 銀行は文化の差を重視も融合の進展が求められる
九州フィナンシャルグループ<7180.T>が小安い。大和証券では、銀行は文化の差を重視も、融合の進展が求められるとコメント。投資判断「3（中立）」を継続、目標株価は580円→550円と引き下げた。
大和では18年度連結当期純利益を前年度比18％増の228億円と予想。トップラインは計画対比下振れるものの、与信費用の計画対比での改善を想定することで、最終利益は銀行計画に沿う水準を見込むとした。19年度以降は連結調整の改善も寄与し、連結最終利益は増益となる見込み。
新中計は「融合ステージ」と位置付け、グループ組織運営力強化では本部機能やグループ会社の融合を掲げる。一方で、銀行側は両行で異なる文化・風土を有しているが、営業戦略面では文化の差があることは重要と考えているもよう。スピード感を持った 効果的な“融合”の進展が求められるとした。
九州フィナンシャルグループ<7180.T>が小安い。大和証券では、銀行は文化の差を重視も、融合の進展が求められるとコメント。投資判断「3（中立）」を継続、目標株価は580円→550円と引き下げた。
大和では18年度連結当期純利益を前年度比18％増の228億円と予想。トップラインは計画対比下振れるものの、与信費用の計画対比での改善を想定することで、最終利益は銀行計画に沿う水準を見込むとした。19年度以降は連結調整の改善も寄与し、連結最終利益は増益となる見込み。
新中計は「融合ステージ」と位置付け、グループ組織運営力強化では本部機能やグループ会社の融合を掲げる。一方で、銀行側は両行で異なる文化・風土を有しているが、営業戦略面では文化の差があることは重要と考えているもよう。スピード感を持った 効果的な“融合”の進展が求められるとした。
★9:55 スルガ銀行－大和が目標株価引き下げ 第三者委員会の調査結果が待たれる
スルガ銀行<8358.T>が7日続落。大和証券では、第三者委員会の調査結果が待たれるとコメント。投資判断「3（中立）」を継続、目標株価は2000円→1050円と引き下げた。
大和では18年度連結当期純利益を前年度比2.5倍となる245億円（銀行計画250億円）と予想。預貸業務では、投資用不動産関連融資を中心に有担保ローン残高が増加してきたが、今後は新規融資実行額が落ち込むことにより、その残高の減少を想定。
投資用不動産関連融資に対する引当には依然不透明感が残るが、これは第三者委員会による調査結果を待つ必要がある。また、調査結果や行政処分を受けた同行のビジネスモデルのあり方を見極める必要があるとした。
スルガ銀行<8358.T>が7日続落。大和証券では、第三者委員会の調査結果が待たれるとコメント。投資判断「3（中立）」を継続、目標株価は2000円→1050円と引き下げた。
大和では18年度連結当期純利益を前年度比2.5倍となる245億円（銀行計画250億円）と予想。預貸業務では、投資用不動産関連融資を中心に有担保ローン残高が増加してきたが、今後は新規融資実行額が落ち込むことにより、その残高の減少を想定。
投資用不動産関連融資に対する引当には依然不透明感が残るが、これは第三者委員会による調査結果を待つ必要がある。また、調査結果や行政処分を受けた同行のビジネスモデルのあり方を見極める必要があるとした。
★9:57 アインＨＤ－みずほが目標株価引き上げ 四半期決算がネガティブ視の可能性は少ない
アインホールディングス<9627.T>が4日ぶり反落。みずほ証券では、割安感はないが来期業績回復を勘案すると、四半期決算がネガティブ視される可能性は少ないとみて、投資判断「中立」を継続した。目標株価は7000円→7800円と引き上げた。
今19.4期減益計画は株価にほぼ織り込まれたと考えられ、1Q以降の四半期決算発表がネガティブ視される可能性は低い。来20.4期業績回復がどの程度かが注目点。6月8日の決算説明会で会社側は投影資料として、来20.4期に経常利益のイメージとして50億円増益（＝経常利益230億円）との見解を披露したが、現時点ではやや強気な印象。みずほでは経常利益210億円を予想。バリュエーションに割安感はないと考えられるとした。
アインホールディングス<9627.T>が4日ぶり反落。みずほ証券では、割安感はないが来期業績回復を勘案すると、四半期決算がネガティブ視される可能性は少ないとみて、投資判断「中立」を継続した。目標株価は7000円→7800円と引き上げた。
今19.4期減益計画は株価にほぼ織り込まれたと考えられ、1Q以降の四半期決算発表がネガティブ視される可能性は低い。来20.4期業績回復がどの程度かが注目点。6月8日の決算説明会で会社側は投影資料として、来20.4期に経常利益のイメージとして50億円増益（＝経常利益230億円）との見解を披露したが、現時点ではやや強気な印象。みずほでは経常利益210億円を予想。バリュエーションに割安感はないと考えられるとした。
★10:00 ミネベアミツミ－ＭＳＭＵＦＧが目標株価引き下げ 19年度も大幅増益の継続を予想
ミネベアミツミ<6479.T>が続伸。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、18年度のみならず、19年度も大幅増益の継続を予想し、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は2850円→2600円と引き下げた。
ミニチュアボールベアリングとLEDバックライトの高付加価値品が、収益拡大をけん引すると予想。20年度以降の業績はミツミの既存製品の改善と新製品の市場投入のスピードにかかっていると指摘。
ＭＳＭＵＦＧでは20年度も業績拡大が続くと予想したものの、ミツミの任天堂スイッチ向け売上高が減少するとの前提に立てば、ビジビリティが必ずしも高くないことなどを考慮し、DCFに基づく目標株価を引き下げるとした。
ミネベアミツミ<6479.T>が続伸。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、18年度のみならず、19年度も大幅増益の継続を予想し、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は2850円→2600円と引き下げた。
ミニチュアボールベアリングとLEDバックライトの高付加価値品が、収益拡大をけん引すると予想。20年度以降の業績はミツミの既存製品の改善と新製品の市場投入のスピードにかかっていると指摘。
ＭＳＭＵＦＧでは20年度も業績拡大が続くと予想したものの、ミツミの任天堂スイッチ向け売上高が減少するとの前提に立てば、ビジビリティが必ずしも高くないことなどを考慮し、DCFに基づく目標株価を引き下げるとした。
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ
