後場コメント No.3 アルバック、オムロン、キヤノン、協立情報通信、キヤノンMJなど

2018/07/12(木) 15:01
★12:57  アルバック-ジェフリーズが目標株価引き下げ SPE全体のバリュエーション低下で
 アルバック<6728.T>が続落。ジェフリーズ証券では、投資判断「Buy」を継続も、SPE市場全体のバリュエーション低下を踏まえ、目標株価は9000円→7800円と引き下げた。
 前18.6期4Q(4~6月期)は売上高、利益は堅調な着地が予想される。高水準の受注残を背景に売上高は600億円台(FPDは280億円台)を維持。4Qは期末経費が増加するために利益率は低下するが、会社計画比ではやや上ぶれを予想。
 4Q受注は会社予想が698億円。四半期受注は1Qの810億円から、2Q~3Qと低下しているが、4Qは再び戻る計画となっている。G10および有機ELでの案件計上を見込んでいるとした。

★13:02  オムロン-ジェフリーズが目標株価引き下げ 為替前提見直しを中心に業績変更
 オムロン<6645.T>がもみ合い。ジェフリーズ証券では、為替前提見直しを中心に業績予想を見直し。投資判断「HOLD」を継続、目標株価は6500円→5500円と引き下げた。
 1Qは前年実績が四半期としては過去最高を記録。IAB(制御機器)が、スマホ・ハイテク関連の好調により大きく増加した。これに対して今年度は、前年比では固定費が増加する(2017年度以降、成長に向けた戦略的な投資を進めており、研究開発費、海外での販売体制関連費用等が増加)。1QだけをみるとIABの利益は前年を下回ると予想される。そのほかではECB(電子部品)で昨年1Qの国内売上が高水準で推移、利益を押し上げた。本社直轄もバックライト売上が昨年度下期以降減少しており、今年度1Qは前年比では赤字幅が拡大するとみられるとした。

★13:06  キヤノン-ジェフリーズが目標株価引き下げ 為替前提変更によるプラスは相殺される
 キヤノン<7751.T>がもみ合い。ジェフリーズ証券では、為替前提変更によるプラスを有機ELの減速、デジカメの市場環境悪化が相殺する形を想定。投資判断「HOLD」を継続、目標株価は4100円→3800円と引き下げた。
 2Q(4~6月期)もオフィスはLBPを中心に比較的堅調に推移していると予想されるが、イメージングはデジカメが想定よりも厳しい状況で推移しているとみられる。同社は3月末にミラーレス新製品を投入、新製品の販売は想定線で推移しているとみられるが、一眼レフ、コンパクトの市場の落ち込みが想定以上に大きく厳しい状況が継続しているとみられる。産業機器その他は2Qに関しては半導体液晶露光装置、キヤノントッキなどの生産子会社、ネットワークカメラとも堅調に推移しているとみられるとした。

★13:08  協立情報通信-後場マイナス転換 1Q営業益6%減 モバイル事業の減益で
 協立情報通信<3670.T>が後場マイナス転換。同社は12日13時に、19.2期1Q(3-5月)の連結営業利益は1.3億円(前年同期比6.2%減)だったと発表した。
 モバイル事業が、店舗来店者数および販売台数の減少に加え、新年度をターゲットとした法人向けキャンペーンが振るわなかったほか、機種変更サイクルの谷間にあたり大型案件が減少したことから、減益となったことが響いた。

★13:11  キヤノンMJ-ジェフリーズが目標株価引き下げ 成長力強化を実現させる必要がある
 キヤノンマーケティングジャパン<8060.T>が小安い。ジェフリーズ証券では、投資判断「BUY」を継続も、目標株価は3200円→2800円と引き下げた。
 1Q業績はデジカメ市場低迷・在庫整理のための費用発生により、コンスーマが大幅減益、他もエンタープライズ、産業機器を除きやや低調なスタートとなった。2Qも1Q比ではやや盛り返しているとみられるが、引き続きコンスーマの市場低迷は継続しているとみられる。
 ジェフリーズの業績予想は、2018年営業利益を316億円から295億円に引き下げ。株価は1Q決算後大きく下げており、現状株価水準からは今後緩やかな戻りも想定されるが、株価の本格回復のためには経営戦略に掲げるITソリューションをコアとした、顧客別各組織での成長力強化を実現させる必要があるとした。


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