前場コメント No.12 新生銀行、ファンドクリエーション、コスモス薬品、インフォマート、じげんなど
★10:21 新生銀行-JPモルガンが目標株価引き上げ ファンダメンタルズを見極める
新生銀行<8303.T>がもみ合い。JPモルガン証券では、株主還元は改善するも、ファンダメンタルズを見極めるとし、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は1750円→1900円と引き上げた。
同社は5月に、市場の想定以上の株主還元に踏み切った。過去2カ月間の相対的に良好なパフォーマンスは、株主還元と低バリュエーション(2018年度:PBR0.47x)を反映したものと推察。
一方、JPMでは同社のファンダメンタルズにおいて、次の2点を引き続き注視。会社は2018年度にわずかな増益計画を示したが、(1)主力の無担保ローンの成長率が鈍化しないか(4月以降の新規取扱いを新生フィナンシャルに移した)、(2)ガイダンス越えが続く与信費用が、18年度も実勢横ばいというガイダンスを上回らないかであるとした。
新生銀行<8303.T>がもみ合い。JPモルガン証券では、株主還元は改善するも、ファンダメンタルズを見極めるとし、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は1750円→1900円と引き上げた。
同社は5月に、市場の想定以上の株主還元に踏み切った。過去2カ月間の相対的に良好なパフォーマンスは、株主還元と低バリュエーション(2018年度:PBR0.47x)を反映したものと推察。
一方、JPMでは同社のファンダメンタルズにおいて、次の2点を引き続き注視。会社は2018年度にわずかな増益計画を示したが、(1)主力の無担保ローンの成長率が鈍化しないか(4月以降の新規取扱いを新生フィナンシャルに移した)、(2)ガイダンス越えが続く与信費用が、18年度も実勢横ばいというガイダンスを上回らないかであるとした。
★10:24 ファンドクリエーションG-急落 上期営業益54%減 インベストメントバンク事業の減益で
ファンドクリエーショングループ<3266.T>が急落。同社は12日に、18.11期の上期(12-5月)の連結営業利益は1.5億円(前年同期比54.2%減)だったと発表した。通期の会社計画3.5億円に対する進ちょくは41.4%となっている。
アセットマネジメント事業は増益となったものの、インベストメントバンク事業が大幅な減益となったことが響いた。
ファンドクリエーショングループ<3266.T>が急落。同社は12日に、18.11期の上期(12-5月)の連結営業利益は1.5億円(前年同期比54.2%減)だったと発表した。通期の会社計画3.5億円に対する進ちょくは41.4%となっている。
アセットマネジメント事業は増益となったものの、インベストメントバンク事業が大幅な減益となったことが響いた。
★10:25 コスモス薬品-野村が目標株価引き上げ 売価コントロールで粗利率を引き上げる
コスモス薬品<3349.T>が大幅に3日続伸。野村証券では、売価コントロールで粗利率を引き上げていると判断。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は19500円→21700円と引き上げた。
野村の今19.5期営業利益予想は、粗利率の引き上げに伴って上方修正。人件費などの固定費率の上昇をどう吸収するかが問われるなか、会社は過度な値引き販促を抑制するなどの売価コントロールで粗利率を引き上げる方針。
野村の既存店増収率は前期比1.9%増(会社1.5%増)と従来予想を据え置いたとした。6月の既存店販売は前年同月比4.7%増となったが、客数は伸びておらず、高成長の持続にやや不透明感が生じつつあると考えたためとしている。
コスモス薬品<3349.T>が大幅に3日続伸。野村証券では、売価コントロールで粗利率を引き上げていると判断。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は19500円→21700円と引き上げた。
野村の今19.5期営業利益予想は、粗利率の引き上げに伴って上方修正。人件費などの固定費率の上昇をどう吸収するかが問われるなか、会社は過度な値引き販促を抑制するなどの売価コントロールで粗利率を引き上げる方針。
野村の既存店増収率は前期比1.9%増(会社1.5%増)と従来予想を据え置いたとした。6月の既存店販売は前年同月比4.7%増となったが、客数は伸びておらず、高成長の持続にやや不透明感が生じつつあると考えたためとしている。
★10:28 インフォマート-野村が新規「Neutral」 飲食向けで高シェア 安定的に高成長
インフォマート<2492.T>が小安い。野村証券では、飲食向けで高シェアであり、安定的に高い成長をとげていると判断。レーティング「Neutral」、目標株価1480円として、新規カバレッジを開始した。
飲食業界では人手不足の影響は相当に深刻であり、今後は店舗業務を効率化する、同社のクラウド(SaaS)型BtoBプラットフォームの利用が加速する見通し。同社の受発注システム上では、17年国内飲食店仕入高の約20%が流通するなど利用率は高い。有力な競合もなく、今後も安定的に高い利益成長が期待できる。
一方、DCF法で算出した目標株価は現行株価とのかい離は小さく、株価はすでに将来の高い利益成長期待を反映していると判断。
インフォマート<2492.T>が小安い。野村証券では、飲食向けで高シェアであり、安定的に高い成長をとげていると判断。レーティング「Neutral」、目標株価1480円として、新規カバレッジを開始した。
飲食業界では人手不足の影響は相当に深刻であり、今後は店舗業務を効率化する、同社のクラウド(SaaS)型BtoBプラットフォームの利用が加速する見通し。同社の受発注システム上では、17年国内飲食店仕入高の約20%が流通するなど利用率は高い。有力な競合もなく、今後も安定的に高い利益成長が期待できる。
一方、DCF法で算出した目標株価は現行株価とのかい離は小さく、株価はすでに将来の高い利益成長期待を反映していると判断。
★10:33 じげん-野村が新規「Buy」 事業の垂直水平展開で中期でも利益成長が可能
じげん<3679.T>が大幅続伸。野村証券では、求人市場の需給逼迫を享受しつつ、事業の垂直水平展開で中期でも利益成長が可能と判断。レーティング「Buy」、目標株価1210円として、新規カバレッジを開始した。
目標株価円は来20.3期予想EPSで約40倍の水準。同社の中期EPS成長率24%は(1)人材領域の売上高の好調、(2)人材領域以外の事業拡大、(3)M&A(合併・買収)による事業領域の拡張とその後のシナジーの3点によって実現される見通し。
中期経営計画では、来20.3期売上高計画は166億円以上(野村予想161億円)、営業利益は51億円以上(同51.6億円)。野村予想はこの利益目標は十分に達成可能とみるとしたが、中期の観点で期待されるのが、同社が買収したアップルワールドHDと新たに展開する「旅行領域」であるとした。
じげん<3679.T>が大幅続伸。野村証券では、求人市場の需給逼迫を享受しつつ、事業の垂直水平展開で中期でも利益成長が可能と判断。レーティング「Buy」、目標株価1210円として、新規カバレッジを開始した。
目標株価円は来20.3期予想EPSで約40倍の水準。同社の中期EPS成長率24%は(1)人材領域の売上高の好調、(2)人材領域以外の事業拡大、(3)M&A(合併・買収)による事業領域の拡張とその後のシナジーの3点によって実現される見通し。
中期経営計画では、来20.3期売上高計画は166億円以上(野村予想161億円)、営業利益は51億円以上(同51.6億円)。野村予想はこの利益目標は十分に達成可能とみるとしたが、中期の観点で期待されるのが、同社が買収したアップルワールドHDと新たに展開する「旅行領域」であるとした。
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