前場コメント No.11 丸八証券、ケーズＨＤ、日本ユニシス、モーニングスター、ネットワンなど
★10:21 太陽誘電－大和が目標株価引き上げ MLCCを中心に業績予想を上方修正
太陽誘電<6976.T>が3日続伸。大和証券では、MLCCを中心に業績予想を上方修正。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を2800円→4000円と引き上げた。
貿易統計による5月のMLCC輸出額は前年同月比45％増と好調。また、MLCC業界リーダーの村田製作所（6981）は広範な顧客と値上げ交渉を開始したもよう。新聞報道では同社も一部顧客に値上げ要請を始めたとのこと。会社からのはっきりしたコメントはないが、値上げしやすい環境ではある。
これらを考慮し、大和予想を上方修正。今19.3期は売上高2680億円（前年比+10％、従来2640億円）、営業利益300億円（同+48％、従来260億円）、来20.3期は売上高3040億円（同+13％、従来2860億円）、営業利益460億円（同+53％、従来330億円）を予想。
太陽誘電<6976.T>が3日続伸。大和証券では、MLCCを中心に業績予想を上方修正。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を2800円→4000円と引き上げた。
貿易統計による5月のMLCC輸出額は前年同月比45％増と好調。また、MLCC業界リーダーの村田製作所（6981）は広範な顧客と値上げ交渉を開始したもよう。新聞報道では同社も一部顧客に値上げ要請を始めたとのこと。会社からのはっきりしたコメントはないが、値上げしやすい環境ではある。
これらを考慮し、大和予想を上方修正。今19.3期は売上高2680億円（前年比+10％、従来2640億円）、営業利益300億円（同+48％、従来260億円）、来20.3期は売上高3040億円（同+13％、従来2860億円）、営業利益460億円（同+53％、従来330億円）を予想。
★10:23 丸八証券－5日続伸 19.3期1Qの決算速報値を発表 最終益2.5倍
丸八証券<8700.T>が変わらず挟み5日続伸。同社は19日に、19.3期1Q（4-6月）の決算速報値を発表し、営業利益は1.4億円（前期比2.9倍）だった。経常利益は1.4億円（同2.7倍）、純利益は1.1億円（同2.5倍）。米国株式を中心とした外国株式取り扱いの増加などによるトレーディーング収益の増加や、投資信託の販売手数料増加などが寄与した。
丸八証券<8700.T>が変わらず挟み5日続伸。同社は19日に、19.3期1Q（4-6月）の決算速報値を発表し、営業利益は1.4億円（前期比2.9倍）だった。経常利益は1.4億円（同2.7倍）、純利益は1.1億円（同2.5倍）。米国株式を中心とした外国株式取り扱いの増加などによるトレーディーング収益の増加や、投資信託の販売手数料増加などが寄与した。
★10:27 ケーズＨＤ－ＪＰモルガンが目標株価引き下げ 5月までの販売軟調を夏商戦でばん回中
ケーズホールディングス<8282.T>が8日ぶり反落。ＪＰモルガン証券では、5月までの販売軟調を夏商戦でばん回中とみて、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は1650円→1500円と引き下げた。
前18.3期4Q実績、今19.3期計画、4～6月度の販売進ちょくなどを総合的に勘案し、業績予想を下方修正。ＪＰＭの新予想は市場予想を若干下回る水準だが、会社計画は確保と予想。すでに株価は調整済みであり、当面、1Q決算軟調後、7月以降の記録的猛暑などによる夏季商戦でのリカバリーを想定し、強気の投資判断を維持するとした。
ケーズホールディングス<8282.T>が8日ぶり反落。ＪＰモルガン証券では、5月までの販売軟調を夏商戦でばん回中とみて、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は1650円→1500円と引き下げた。
前18.3期4Q実績、今19.3期計画、4～6月度の販売進ちょくなどを総合的に勘案し、業績予想を下方修正。ＪＰＭの新予想は市場予想を若干下回る水準だが、会社計画は確保と予想。すでに株価は調整済みであり、当面、1Q決算軟調後、7月以降の記録的猛暑などによる夏季商戦でのリカバリーを想定し、強気の投資判断を維持するとした。
★10:33 日本ユニシス－ＪＰモルガンが新規「Neutral」 7期連続2ケタ営業利益増は織り込まれている
日本ユニシス<8056.T>が続落。ＪＰモルガン証券では、7期連続2ケタ営業利益増を評価も、現状株価はこれを織り込んでいると判断。投資判断「Neutral」、目標株価3000円として、新規カバレッジを開始した。
注力領域拡大を背景とした収益性の改善を主因に、21.3期までEPSは年率平均10％で増加すると予想。さらに、強化された株主還元策（配当性向40％メド）を受けて1株当たり配当金は年間5円ずつ以上増加すると予想。注力領域拡大に向けての戦略投資や新規ビジネス開発投資を積極的に行う方針であることから、ＪＰＭの業績予想にアップサイドポテンシャルがあると考え、バリュエーションに加味したとしている。ただし、算出した目標株価は現状株価とのかい離がわずかであり、織り込まれていると判断。
日本ユニシス<8056.T>が続落。ＪＰモルガン証券では、7期連続2ケタ営業利益増を評価も、現状株価はこれを織り込んでいると判断。投資判断「Neutral」、目標株価3000円として、新規カバレッジを開始した。
注力領域拡大を背景とした収益性の改善を主因に、21.3期までEPSは年率平均10％で増加すると予想。さらに、強化された株主還元策（配当性向40％メド）を受けて1株当たり配当金は年間5円ずつ以上増加すると予想。注力領域拡大に向けての戦略投資や新規ビジネス開発投資を積極的に行う方針であることから、ＪＰＭの業績予想にアップサイドポテンシャルがあると考え、バリュエーションに加味したとしている。ただし、算出した目標株価は現状株価とのかい離がわずかであり、織り込まれていると判断。
★10:38 モーニングスター－もみ合い 1Q営業益8％増 アセットマネジメント事業の増益で
モーニングスター<4765.T>がもみ合い。同社は20日10時30分に、19.3期1Q（4-6月）の連結営業利益は5.7億円（前年同期比7.6％増）だったと発表した。アセットマネジメント事業において、ＳＢＩアセットマネジメントが運用するファンドの純資産額が増加し、投資委託者報酬が増加したのに加え、成功報酬型手数料も獲得した。これにより、同事業が増益となったことなどが寄与した。
モーニングスター<4765.T>がもみ合い。同社は20日10時30分に、19.3期1Q（4-6月）の連結営業利益は5.7億円（前年同期比7.6％増）だったと発表した。アセットマネジメント事業において、ＳＢＩアセットマネジメントが運用するファンドの純資産額が増加し、投資委託者報酬が増加したのに加え、成功報酬型手数料も獲得した。これにより、同事業が増益となったことなどが寄与した。
★10:40 ネットワン－ＪＰモルガンが新規「Neutral」 収益性重視の経営による利益拡大を評価
ネットワンシステムズ<7518.T>が3日続落。ＪＰモルガン証券では、収益性重視の経営による利益拡大を評価も、現状株価に織り込み済みと判断。投資判断「Neutral」、目標株価1900円として、新規カバレッジを開始した。
収益性改善を最優先に位置付けてきたことで、この3年間で営業利益率は1.7％→5.1％まで改善。引き続き、収益性重視の事業展開がなされると想定し、EPSは今後3年間で年率平均17％増の推移を予想。ただし、現行株価には織り込み済みと判断。継続的なコアネットワーク増強需要の享受は見込めるが、5Gの恩恵を見定めるのは時期尚早との見方を示した。
ネットワンシステムズ<7518.T>が3日続落。ＪＰモルガン証券では、収益性重視の経営による利益拡大を評価も、現状株価に織り込み済みと判断。投資判断「Neutral」、目標株価1900円として、新規カバレッジを開始した。
収益性改善を最優先に位置付けてきたことで、この3年間で営業利益率は1.7％→5.1％まで改善。引き続き、収益性重視の事業展開がなされると想定し、EPSは今後3年間で年率平均17％増の推移を予想。ただし、現行株価には織り込み済みと判断。継続的なコアネットワーク増強需要の享受は見込めるが、5Gの恩恵を見定めるのは時期尚早との見方を示した。
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