前場コメント No.3 日本ライフライン、滋賀銀行、ナガオカ、すかいらーく、朝日インテックなど

2019/11/15(金) 11:30
★9:03  日本ライフライン-みずほが「買い」へ引き上げ 端境期の終わりが見える 再成長へ
 日本ライフライン<7575.T>が続伸。みずほ証券では、端境期の終わりが見え、再成長へ向かうと想定。投資判断を「中立」→「買い」、目標株価を1900円→2000円と引き上げた。
 「買い」へ引き上げる理由は以下の2点。(1)株価調整で割安な水準に達したこと。現値での翌期予想・希薄化後PER15倍は、2018年末に株式市場の急激な調整で下落した水準に相当する。(2)Boston Scientificから導入したCIED(ペースメーカー、ICDなど)が好調なこと。まず4月から先行して、S-ICD(完全皮下植え込み型除細動器システム)の取り扱いを始めた。すべてのCIEDを切り替えた9月以降は、8月までの実績に比べて売上高が大幅に伸長。同社のリズムディバイス部門は、新たな成長分野として業績をけん引すると考えられる。これらに加えて、中長期的には海外事業の業績貢献が期待できる。
 2020年初頭から米国で自社製EPカテーテル「EPstar」の販売が始まる。短期業績への影響は軽微だが、他の製品にも同様の展開が期待できることから、中長期的な成長を担う戦略になると評価しているとした。

★9:03  滋賀銀行-もみ合い 上期最終益1%減 その他経常収益の減少響く
 滋賀銀行<8366.T>がもみ合い。同社は14日に、20.3期上期(4-9月)の連結純利益は86.4億円(前年同期比0.8%減)だったと発表した。国債等債券売却益の減少などによるその他業務収益の減少や、株式等売却益の減少によるその他経常収益の減少などにより、減収となったことが響いた。

★9:04  あいHD-続伸 1Q営業益16%増 セキュリティ機器が好調
 あいホールディングス<3076.T>が続伸。同社は14日に、20.6期1Q(7-9月)の連結営業利益は24.7億円(前年同期比15.9%増)だったと発表した。
 セキュリティ機器が、マンション向けの自社更新および一般法人向けが引き続き好調ななか、消費税改定前の需要増加もあり、増益となった。また、カード機器およびその他事務用機器が増益となったことや設計事業が黒字転換したことも寄与した。

★9:04  ナガオカ-反落 大連の子会社が「スクリーン・インターナル」の大口受注
 ナガオカ<6239.T>が6日ぶり反落。同社は11月14日大引け後に、子会社である那賀設備(大連)が、「スクリーン・インターナル」の大口受注を受けたと発表した。受注金額は3451万3000元(5億3400万円)で、契約納期は2021年1月。中国で新設のプロピレン・プラントの建設計画があり、同製品が採用されたとした。しかし、株価への影響は限定的のもよう。

★9:04  すかいらーく-3日ぶり反発 3Q累計営業益6%増 既存店好調
 すかいらーくホールディングス<3197.T>が3日ぶり反発。同社は14日、19.12期3Q累計(1-9月)の連結営業利益(IFRS)が200億円(前年同期比6.3%増)だったと発表した。市場コンセンサスは195億円。
 既存店売上高が前年比1.7%増となったほか、客数が1.8%増、客単価が3.6%上昇したことが寄与した。また、デリバリー売上高は174億円(前年比9%増)となった。

★9:04  朝日インテック-急騰 1Q営業益5%増 メディカル事業の海外向け売上高の増加が寄与
 朝日インテック<7747.T>が急騰。同社は14日に、20.6期1Q(7-9月)の連結営業利益は49.8億円(前年同期比4.8%増)だったと発表した。メディカル事業の海外向け売上高が増加したことなどが寄与した。上期の会社計画70.7億円に対する進ちょくは70.4%となっている。

★9:04  すかいらーく-3日ぶり反発 10月度既存店売上高8%減 全店売上高6%減
 すかいらーくホールディングス<3197.T>が3日ぶり反発。同社は14日、10月度の既存店売上高が前年同月比で7.5%減だったと発表した。全店売上高は同5.6%減だった。
 既存店客数は同11.1%減、客単価は同4.0%の上昇だった。台風の影響や消費増税後の反動減により客数が減少した。なお、株価は好調な3Q累計決算を好感した買いが優勢となっている。


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