前場コメント No.6 三井物、ニッパツ、スタンレ電、エボラブルＡ、三菱電、ＪＲ西日本など
★9:09 三井物産－大和が目標株価引き上げ 透明性高い現中計を評価 次期中計も期待できよう
三井物産<8031.T>が反落。大和証券では、透明性高い現中計を評価、次期中計も期待できようとコメント。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を1900円→2100円と引き上げた。
以下の理由により「強気」判断を維持するとした。（1）総合商社セクター内での配当利回りの割安感がある、（2）21.3期から始まる次期中計への期待、現中計での積極的な資産の入れ替え、成長パイプラインの積み増しによって、収益拡大が期待できる、（3）タイトな鉄鉱石需給など。
鉄鉱石価格は注視すべきだが、大和では鉄鉱石需給は比較的タイトだと判断。今年中盤の鉄鉱石大幅下落局面が終えんし、今後は80ドル/トン近辺（直近5年間では高水準）の比較的安定した価格推移になる見通し。Valeの湿式鉱山約30mmtpaの回復には2～3年かかる見込みとした。
三井物産<8031.T>が反落。大和証券では、透明性高い現中計を評価、次期中計も期待できようとコメント。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を1900円→2100円と引き上げた。
以下の理由により「強気」判断を維持するとした。（1）総合商社セクター内での配当利回りの割安感がある、（2）21.3期から始まる次期中計への期待、現中計での積極的な資産の入れ替え、成長パイプラインの積み増しによって、収益拡大が期待できる、（3）タイトな鉄鉱石需給など。
鉄鉱石価格は注視すべきだが、大和では鉄鉱石需給は比較的タイトだと判断。今年中盤の鉄鉱石大幅下落局面が終えんし、今後は80ドル/トン近辺（直近5年間では高水準）の比較的安定した価格推移になる見通し。Valeの湿式鉱山約30mmtpaの回復には2～3年かかる見込みとした。
★9:10 ニッパツ－ＴＩＷが「2+」へ引き上げ 株価は大底圏とみる
ニッパツ<5991.T>が反落。投資情報会社のＴＩＷでは、株価は大底圏とみるとして、投資評価を「2（Neutral）」→「2+（Outperform）」と引き上げた。
2Q（7～9月）の3カ月でみれば営業利益の減益幅は1Qから縮小。シートおよび精密部品業績が向いたことによる。また、上期の営業利益は計画を10.5億円上振れ。HDD用サスペンションの販売減が想定以上にとどまったことによる。通期の営業利益計画は10億円下方修正。ただし、シートとHDD用サスペンションの改善により、上期を底に業績は上向く見通しとした。
ニッパツ<5991.T>が反落。投資情報会社のＴＩＷでは、株価は大底圏とみるとして、投資評価を「2（Neutral）」→「2+（Outperform）」と引き上げた。
2Q（7～9月）の3カ月でみれば営業利益の減益幅は1Qから縮小。シートおよび精密部品業績が向いたことによる。また、上期の営業利益は計画を10.5億円上振れ。HDD用サスペンションの販売減が想定以上にとどまったことによる。通期の営業利益計画は10億円下方修正。ただし、シートとHDD用サスペンションの改善により、上期を底に業績は上向く見通しとした。
★9:10 スタンレー電気－3日続伸 米社買収で利益100億円上積み 25年3月期 日経報道
スタンレー電気<6923.T>が3日続伸。6日付の日本経済新聞朝刊は、同社が米国企業の買収効果により、2025年3月期の連結営業利益を100億円上積みすると報じた。
記事によれば、米社の持つ技術を基に水殺菌用の光源事業を拡大。浄水場や製薬会社向け浄水装置など大型受注の獲得を狙い、売上高で500億円以上伸ばすとしている。
同社は11月25日に水殺菌用発光ダイオード（LED）の部材を手がけるヘキサテック（本社：米国ノースカロライナ州）を約42億円で買収すると発表している。
スタンレー電気<6923.T>が3日続伸。6日付の日本経済新聞朝刊は、同社が米国企業の買収効果により、2025年3月期の連結営業利益を100億円上積みすると報じた。
記事によれば、米社の持つ技術を基に水殺菌用の光源事業を拡大。浄水場や製薬会社向け浄水装置など大型受注の獲得を狙い、売上高で500億円以上伸ばすとしている。
同社は11月25日に水殺菌用発光ダイオード（LED）の部材を手がけるヘキサテック（本社：米国ノースカロライナ州）を約42億円で買収すると発表している。
★9:11 エボラブルアジア－3日ぶり反発 「エアトリ」へ社名変更
エボラブルアジア<6191.T>が3日ぶり反発。同社は5日、2020年1月1日付で商号を「エボラブルアジア」から「エアトリ（英文名：Airtrip Corp.）」に変更すると発表した。
2019年12月20日開催予定の同社第13回定時株主総会に付議する。同時に事業ドメインの再整理についても実施するとしている。
エボラブルアジア<6191.T>が3日ぶり反発。同社は5日、2020年1月1日付で商号を「エボラブルアジア」から「エアトリ（英文名：Airtrip Corp.）」に変更すると発表した。
2019年12月20日開催予定の同社第13回定時株主総会に付議する。同時に事業ドメインの再整理についても実施するとしている。
★9:11 三菱電機－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き下げ サステイナブルな成長力を評価すべき局面到来
三菱電機<6503.T>が続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、サステイナブルな成長力を評価すべき局面到来とコメント。「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を2200円→1900円と引き下げた。
同社のサステイナブルな成長性を改めて評価。シクリカルなFAシステム等だけでなく、ビルやエアコンなどの安定した市場成長が見込まれる領域、パワー半導体や自動車電動化などの構造的な市場拡大局面入りが期待できる領域、も成長牽引役として期待できるという。営業利益は20/3期2,620億円→24/3期4,070億円へ、4年CAGR+12%とFAシステムが急拡大した18/3期までの4年CAGR+9%を上回る高成長を予想している。
三菱電機<6503.T>が続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、サステイナブルな成長力を評価すべき局面到来とコメント。「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を2200円→1900円と引き下げた。
同社のサステイナブルな成長性を改めて評価。シクリカルなFAシステム等だけでなく、ビルやエアコンなどの安定した市場成長が見込まれる領域、パワー半導体や自動車電動化などの構造的な市場拡大局面入りが期待できる領域、も成長牽引役として期待できるという。営業利益は20/3期2,620億円→24/3期4,070億円へ、4年CAGR+12%とFAシステムが急拡大した18/3期までの4年CAGR+9%を上回る高成長を予想している。
★9:12 ＪＲ西日本－三菱ＵＦＪＭＳが新規「UW」 魅力の薄い株価バリュエーション
ＪＲ西日本（西日本旅客鉄道）<9021.T>が反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、利益モメンタムが低下し、株価バリュエーションの魅力は薄いと判断。投資判断「Underweight」、目標株価10100円として、カバレッジを開始した。
来21.3期予想PBRは震災影響が薄れた過去5年間の平均値に近い水準にあり、同業他社対比で特段の割安感がない。来21.3期は東京オリンピック・パラリンピック開催による一定の需要が見込まれるが、エアライン競合や出控えなどのマイナス影響を考慮し、運輸収入は小幅増収にとどまると予想。また、駅ビル開発の3大プロジェクトや北陸新幹線延伸などは2023年以降に利益貢献が見込まれ、今後1年間の株価上昇要因にはなりにくい と考えるとした。
ＪＲ西日本（西日本旅客鉄道）<9021.T>が反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、利益モメンタムが低下し、株価バリュエーションの魅力は薄いと判断。投資判断「Underweight」、目標株価10100円として、カバレッジを開始した。
来21.3期予想PBRは震災影響が薄れた過去5年間の平均値に近い水準にあり、同業他社対比で特段の割安感がない。来21.3期は東京オリンピック・パラリンピック開催による一定の需要が見込まれるが、エアライン競合や出控えなどのマイナス影響を考慮し、運輸収入は小幅増収にとどまると予想。また、駅ビル開発の3大プロジェクトや北陸新幹線延伸などは2023年以降に利益貢献が見込まれ、今後1年間の株価上昇要因にはなりにくい と考えるとした。
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