前場コメント No.9  ラピーヌ、マルハニチロ、マナック、JXTG、楽天、JR東日本 など

2020/02/28(金) 11:33
★10:51  ラピーヌ-大幅高 フリージアマクロスが同社株を買い増し 保有割合は21.48%→26.10%へ
 ラピーヌ<8143.T>が大幅高。同社株についてがフリージア・マクロス<6343.T>が買い増したことが材料視されているもよう。

 2月27日分公表の大量保有報告書(5%ルール)で判明したもの。保有割合は21.48%→26.10%となった。同社はソレキア<9867.T>、協和コンサルタンツ<9647.T>、技研ホールディングス<1443.T>などの株主で、過去にこれらの保有株が急騰する場面があったことから、同社株にも買いが向かっている。
 

★10:58  マルハニチロ-大幅安 サンマ缶詰の値上げを実施
 マルハニチロ<1333.T>が大幅安。同社は27日、サンマ缶詰の価格改定を実施すると発表した。4月1日より改訂し、1缶あたり10円値上げするとしている。

 昨年の記録的なサンマの不漁により、調達価格が大幅に高騰し生産コストが上昇している。このような環境下において、生産コストの上昇分を吸収するため価格改定を実施したとしている。なお、株価は地合いの悪さに連れ安している。

★11:08  マナック-大幅高 同社加工品のネココロナウィルスに対する抗ウィルス効果を確認
 マナック<4364.T>が大幅高。同社は28日9時、Etak加工による除菌フィルターにおいて、動物コロナウィルスの1つであるFIPV:ネココロナウィルスに対して抗ウィルス効果があることを確認したと発表した。上記成果を用いて、マスクやエアコンフィルターへ製品展開していく計画としている。
 

★11:11  JXTG-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 注目点は次期中期経営計画の内容
 JXTGホールディングス<5020.T>が大幅安。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、注目点は次期中期経営計画の内容と指摘。投資判断は「Overweight」を継続、目標株価は610円→560円に引き下げた。

 短期的には、新型コロナウイルスの肺炎による景気減速を背景とした石油製品のスプレッド縮小や需要減少のリスクに注意したいとコメント。中期的には、策定中の次期中期経営計画の内容に注目している。3Q決算発表で、同計画の株主還元方針は、現中期経営計画の実績(財務体質改善等)を考慮するとともに、現状を下回らない配当水準かつ総還元性向50%以上とする方向で検討中と発表されたという。

★11:16  楽天-大幅安 送料無料問題 三木谷社長強行に幹部そろって反発
 楽天<4755.T>が大幅安。週刊文春が27日発売号で同社記事を掲載したことが材料。記事は楽天市場の送料無料化をめぐる騒動について取り上げており、同社関係者の話として「幹部はそろって送料無料化に反対していたが、三木谷社長は『とにかくやる』と周囲の反発をはねつけた。2000円以上で送料無料を原則としているアマゾンに対抗するために強行した」とのコメントを紹介した。

 同記事が28日文春オンラインで配信、ヤフーニュースにも掲載されたことから、改めて送料無料問題を懸念した売りが優勢となっている。

★11:16  JR東日本-4日続落 車内無料Wi-Fiを使った配信サービス「noricon」本導入
 JR東日本(東日本旅客鉄道)<9020.T>が4日続落。同社は27日、車内無料公衆無線LANを活用したコンテンツ配信サービス「noricon(ノリコン)」を本導入すると発表した。

 同サービスは、無料公衆無線LANサービス「JR-EAST FREE Wi-Fi」を用いて、書籍・漫画・雑誌・動画などのさまざまなコンテンツを無料で配信する。3月31日までは現在配信中のサービスを継続し、4月1日以降から随時サービスおよびコンテンツを入れ替えるとしている。なお、株価は地合いの悪さに連れ安している。


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