後場コメント No.2  スプリックス、ジェイック、中国塗、千代建、ハウス食G、城南進研など

2020/02/28(金) 15:04
★13:08  スプリックス-後場急落 森塾などで3月2日から15日まで休校を発表
 スプリックス<7030.T>が後場急落。同社は28日13時、森塾および自立学習REDにおける校舎・教室での授業を3月2日から15日まで、休校すると発表した。また、休校期間を延長する場合があるとしている。

 また、業績への影響は現在精査中だが、休校分の振替授業を実施する予定である点を踏まえ、20.9月期の業績に与える影響は軽微としている。なお、株価は休校の期間が延長される可能性から、業績への影響に不透明感が残るとして売りが優勢となっている。
 

★13:12  ジェイック-大幅安 新型ウイルス拡大防止のため経営幹部向けセミナーを延期
 ジェイック<7073.T>が大幅安。同社は28日、経営幹部向けセミナー「JAIC President’s Live 第4回」の開催延期を発表した。昨今の新型コロナウイルス感染拡大の状況と政府の要請をふまえ、来場者が経営幹部であることも考慮したとしている。
 
 一方で、同社が開催する「就職ポテンシャル層」向けのイベントについては、開催規模があまり大きくないことから手洗い・うがい、マスク着用などを推奨し、可能な範囲で対応して運営する予定。21.1期連結業績への影響は軽微としている。なお、株価は地合いの悪さに連れ安しており、大幅安となっている。

★13:26  中国塗料-みずほが投資判断引き上げ 船舶用塗料の需要増や原材料コストの見直しが奏功
 中国塗料<4617.T>が反発。みずほ証券では、船舶用塗料の需要増や原材料コストの見直しが奏功、業績は順調に改善と判断。投資判断を「中立」→「買い」に、目標株価を1050円→1150円に引き上げた。

 船舶用塗料に対する需要が強く、2019年初から取り組んできた原材料コストの見直しや固定費削減が奏功、みずほの想定を上回るペースで収益の改善が進んでいる、と指摘。中国における工場集約や人員削減などの収益改善策の成果が早期に発現するようであれば、中期経営計画目標である21.3期通期の連結営業利益50億円達成も視野に入ると予想している。

★13:40  千代田化工建設-大幅安 子会社をTISに譲渡 譲渡価額4億円
 千代田化工建設<6366.T>が大幅安。同社は28日13時、連結子会社である千代田システムテクノロジーズを、新設分割により新設会社に承継させ、さらに、新設会社の株式の一部をTIS<3626.T>に譲渡すると発表した。譲渡日は2020年10月1日の予定。譲渡価額は約4億円としている。

★13:42  ハウス食品G-続落 自社ファンド通じて米国の代替肉企業に出資
 ハウス食品グループ本社<2810.T>が続落。同社は28日、SBIHD<8473.T>の子会社SBIインベストメントと共同で設立した「ハウス食品グループイノベーションファンド」を通じてGatheredFoods(本社:米オハイオ州)に出資したと発表した。
 
GatheredFoods社は、豆類を原料として魚を使わない「フィッシュフリーツナ」を中心とする魚代替製品の開発・製造・販売に取り組んでいる。GatheredFoods社は今回の資金調達を経て、ヨーロッパやアジアへの進出、新工場の立ち上げ、新製品を含めた市場開拓を進めていく計画としている。なお、株価は地合いの悪さに連れ安している。

★13:47  城南進学研究社-ストップ高買い気配 在宅WEB学習システムを特別価格で提供開始
 城南進学研究社<4720.T>がストップ高買い気配。同社は28日13時30分、在宅WEB学習システムの提供に関するリリースを発表した。

 同社のWEB学習システム「デキタス」(小中学生対象)は、経済産業省の実証事業にも採択され、学校教育での活用をはじめ、広く学習塾等においても採用されているシステムであり、3月から期間限定で特別価格で提供し、在宅学習を支援するとしている。

 また、atama plus、本社:東京都中央区)が提供するAI教材「atama+」について、新型コロナウイルスの対策として自宅でも塾でのatama+授業を継続できるウェブ版が開発されたことも発表している。


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