前場コメント No.2  資生堂、ローソン、ソフトマックス、富士フイルム、フィックスタース、松屋など

2020/04/02(木) 11:32
★9:03  資生堂-もみ合い 米欧で消毒液生産開始=日経
 資生堂<4911.T>がもみ合い。2日付けの日本経済新聞朝刊は、資生堂がアルコール消毒液の生産を米欧で始めると報じた。

 記事によれば、化粧品を作る際に必要なアルコールを扱う技術をいかすという。既に3月末にフランスで開始し、米国でも4月6日をメドに着手する。新型コロナウイルスの感染拡大を背景に、消毒液の供給不足の解消につなげるとしている。

★9:04  ローソン-3日ぶり反発 20.2期の営業益4%増の630億円 デザートなど好調=日経
 ローソン<2651.T>が3日ぶり反発。2日付の日本経済新聞朝刊は、同社の20.2期は、連結営業利益が前の期比4%増の630億円弱となったもようだと報じた。
 
 記事によれば、コンビニエンスストア市場が飽和する中でデザートなどが売り上げを伸ばし、従来予想(微増の608億円)を上回ったもよう。高級スーパーの「成城石井」などコンビニ以外の事業も好調だったとしている。
 

★9:04  ソフトマックス-買い気配 ソラストと包括的な業務提携
 ソフトマックス<3671.T>が買い気配。同社は1日に、ソラスト<6197.T>との間で、医療領域のICT活用に関連した事業・サービスの提携および開発について包括的な業務提携契約を締結したと発表した。

 今後、両社の強み・基盤を活かしたサービスの連携、開発を順次開始する予定。具体的には、同社のシステム導入・保守においてソラストが有するサポートサービスとの連携や、中小病院を主なターゲットとして同社システムとソラストの医療事務受託事業のサービスを統合した競争力の高い新たなサービスの展開も行っていきたいと考えるとしている。

★9:04  富士フイルム-反発 富士ゼロックスがAIで医薬品の副作用を判定=日経産業
 富士フイルムホールディングス<4901.T>が反発。日経産業新聞は2日2時、同社子会社の富士ゼロックスが奈良先端科学技術大学院大学と共同で、人工知能で医薬品の副作用のリスクを判定する技術を開発したと報じた。

 記事によれば、大量の論文データを自然言語処理の技術を使って分類し、副作用に関する部分を抜き出す。製薬会社の副作用報告に関する医学論文でシステムを検証したところ、90%の精度で服用と副作用の関係がある論文を絞り込めたとしている。製薬企業の業務効率化などの需要を見込み、今後事業化を検討するようだ。

★9:05  フィックスターズ-反発 40万株・3億円の自社株買い 割合は1.21%
 フィックスターズ<3687.T>が反発。同社は1日、1億株・500億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得日は4月2日から9月30日。上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は1.21%となる。

★9:05  松屋-売り気配 3月売上高40%減 新型コロナによる営業時間短縮や臨時休業響く
 松屋<8237.T>が売り気配。同社は1日に、銀座店と浅草店両店計の3月期売上高(速報)が前年同月比40.3%減だったと発表した。

 銀座店の3月の売上高は、前年に対して40.7%減となった。新型コロナ感染拡大の影響を受け、営業時間の短縮と臨時休業が、売り上げ全体に大きなインパクトを与えた。また、免税売上高も化粧品を軸に売上高が大幅に減少した。
 浅草店の3月の売上高は前年に対して34.2%減。新型コロナ感染拡大の影響を受け、例年、隅田川における花見需要で最繁忙期となる当月においても営業時間の短縮などが起因し、店全体で売上高は前年を下回ったとした。



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