前場コメント No.7   神栄、楽天、JMDC、H2Oリテイル、日産自、JTなど

2020/04/02(木) 11:33
★9:34  神栄-急落 指定替えに係る猶予期間入り
 神栄<3004.T>が急落。同社は1日に、3月において月間平均時価総額が20億円未満となり、東京証券取引所の基準に基づく指定替えに係る猶予期間入りになったと発表した。

 今後9か月以内に一度も同一月の月間平均時価総額および月末時価総額がともに20億円以上とならなかったときには、2部へ指定替えとなる。
 同社は、既存事業の強化を進めるとともに新たな収益源を育成することで、収益基盤を確立し、安定した利益計上ができる企業体質を構築するなどにより、引き続き東証1部における上場を維持できるよう努めるとしている。

★9:42  楽天-もみ合い 楽天モバイルショップを臨時休業
 楽天<4755.T>がもみ合い。同社子会社の楽天モバイルは1日、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため楽天モバイルショップの臨時休業を発表した。

 2日より順次、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、愛知県、大阪府、京都府、兵庫県内の楽天モバイルショップを臨時休業するとしている。

★9:49  JMDC-野村が新規に「Buy」で設定 データとICTで医療を変革
 JMDC<4483.T>が大幅反発。野村証券では、データとICTで医療を変革とコメント。レーティングは新規に「Buy」とし、目標株価を5500円で設定した。

 医療ビッグデータ増大とデータを用いたソリューション開発で、業績の持続的成長を野村では予想している。1)取引健保・加入者増加に伴う一次利用の伸長、製薬・生損保向け二次利用の増加、2)遠隔読影の契約医療機関数増加が成長ドライバー。20.3期は一次利用メニューの増加もあり、同16.6%増収、EBITDAは同28.9%増益を予想。21.3期は1)、2)に加え、子会社増加によるデータベース(DB)充実、一次利用の利用者増加などで同28.8%増収、EBITDAは同39.5%増益を見込んでいる。中長期的にはデータ種類の拡充、DBやサービスの高付加価値化による顧客単価上昇を伴う業容拡大が続くとみている。

★9:50  H2Oリテイリング-大幅安 3月百貨店売上高28%減 インバウンド売上高は91%減
 エイチ・ツー・オー リテイリング<8242.T>が大幅安。同社は1日、3月の売上速報を発表した。百貨店事業売上高の全店計は前年同月比28.1%減だった。インバウンド売上高は同91%減だった。 

★9:53  日産自動車-急落 1-3月の米新車販売台数30%減
 日産自動車<7201.T>が急落。同社米子会社の北米日産は1日、1-3月期の米新車販売台数は前年同期比29.6%減の25万7606台だったと発表した。
 
 2日の時事通信の報道によると、内訳は、セダンなど乗用車が37.4%減の9万8698台、スポーツ用多目的車(SUV)など小型トラックが23.6%減の15万8908台と、いずれも振るわなかったとしている。

★9:58  JT-三菱UFJMSが目標株価引き下げ たばこの販売数量と露ルーブルの前提を引き下げ
 日本たばこ産業<2914.T>が小幅安。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、たばこの販売数量と露ルーブルの前提を引き下げ。投資判断は「Neutral」を継続、目標株価は2500円→2200円に引き下げた。

 新型コロナウィルスは、国内外のたばこの総需要や主要国通貨の下落を通じて、業績にネガティブな影響が想定されると指摘。20/12期調整後営業利益(以下AOP)の予想を4880億円(従来5290億円)へ下方修正した。事業別AOPは国内たばこ1730億円(前年比 8%減、従来1820億円)、海外たばこ3410億円(前年並み、同3650億円)へ減額した。海外たばこ事業は為替前提(1$/65RUB→70RUB等、会社計画63RUB)と総販売数量の前提を前年比4%減(従来同1%増、会社計画同3%減)を変更した。


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