後場コメント No.1  郵船、セグエ、ARM、ミツコシイセタン、きちりHD、トランスコスモなど

2020/05/25(月) 15:03
★12:34  日本郵船-大幅反発 前期営業益3.5倍 前の期の事業撤退費用なくなる
 日本郵船<9101.T>が大幅反発。同社は25日12時、20.3期通期の連結営業利益は387億円(前の期比3.5倍)だったと発表した。生産性向上に向けた往復航のインバランス改善や、前の期に発生した定期コンテナ船事業終了に伴う多額の一時費用がなくなったことなどが寄与した。
 
 また、21.3期通期の連結営業利益予想は50億円(前期比87.1%減)と発表した。新型コロナウイルス感染症拡大の影響は4月から6月までを最悪期ととらえ、各事業セグメントの事業特性に応じた現時点で織り込める要素を加味した。

★12:39  セグエG-後場急騰 「SCVX」がNECの統合型システム「Application Platform for SCVX」に採用
 セグエグループ<3968.T>が後場急騰。同社は25日11時30分に、中核子会社であるジェイズ・コミュニケーションの自社開発製品 SCVX(エス・シー・ブイ・エックス)が、NEC<6701.T>の統合型システム「NEC Solution Platforms」の新たなラインアップとなる「Application Platform for SCVX」に採用されたと発表した。

 NECは品質の確保と導入期間の短縮を実現する、統合型システム「NEC Solution Platforms」の新たなラインアップとして高い安全性を有しながら操作性も確保した、ジェイズ・コミュニケーションのインターネット分離ソリューションSCVXを組み込んだ「Application Platform for SCVX」の販売を開始する。
 さらに、NECとジェイズ・コミュニケーションは受信メールの添付ファイルを無害化する機能を共同開発し、2020年7月に提供を開始する予定としている。

★12:46  アドバンテッジリスクマネジメント-後場上げ幅拡大 生活習慣改善アプリ「カロミル」無料キャンペーン実施
 アドバンテッジリスクマネジメント<8769.T>が後場上げ幅拡大。同社は25日11時30分に、コロナウイルス禍で心配される従業員の健康管理に関する課題を支援すべく、全国の企業・団体に向けて「カロミル」の無料トライアルキャンペーンを実施すると発表した。

 「カロミル」は、写真1枚で毎日の食事を記録し、AIの画像解析技術によって栄養素を割り出し、自動で登録する生活習慣改善アプリであり、ヘルスケア関連のテクノロジー企業であるライフログテクノロジーが開発・運営している。
 同社は、昨年7月に健康AI 業を推進するライフログテクノロジーと資本業務提携を行っており、今回ライフログテクノロジーの協力により、無料トライアルキャンペーンの実施が実現したとしている。

★12:50  三越伊勢丹HD-3日ぶり反発 スマホでオンライン接客導入=日経
 三越伊勢丹ホールディングス<3099.T>が3日ぶり反発。日本経済新聞電子版は25日11時、同社が6月に刷新するスマートフォンのアプリに、オンラインでの接客機能を取り入れると報じた。利用者は販売員やスタイリストにチャットでお目当ての商品のサイズや色などを問い合わせることが可能になる。その場で商品を購入することもできるとした。
 
 記事によれば、TSIホールディングス<3608.T>が6月以降、販売員が顧客にチャットや動画を通じて新作商品やコーディネートを提案できる仕組みを取り入れる。オンワードホールディングス<8016.T>もオンライン接客のツールを一部採用しており、今年度から本格展開するとしている。

★12:56  きちりHD-急騰 子会社がマイナビと資本業務提携 「マイナビバイト」と「ApplyNow」連携へ
 きちりホールディングス<3082.T>が急騰。同社は22日に、子会社であるオープンクラウドが、マイナビとの間で、マイナビが展開するアルバイト情報サイト「マイナビバイト」とオープンクラウドが開発・提供する録画型Web面接システム「ApplyNow」との連携にあたって資本業務提携契約を締結すること、またマイナビなどに対する第三者割り当てにより発行される新株式の発行を実行すると発表した。

 国内における新型コロナウイルス感染症拡大、並びにテレワーク導入企業の増加に伴い、時間や場所に左右されず採用活動・採用業務が出来る録画型Web面接システムのニーズはますます高まるなか、マイナビ協力のもと「ApplyNow」の全国的なサービス拡販が見込まれ、また中長期的にはマイナビへのOEM商品の提供も行っていく予定という。
 オープンクラウドは、マイナビおよびみずほ成長支援第3号投資事業有限責任組合へのの第三者割り当て増資により、1億3832万円を調達。今後投資を拡大していく上で必要な資金を確保するとともに、マイナビとより密接な関係を築くとしている。

★12:56  トランスコスモス-野村が目標株価を引き下げ 広範な事業が感染症影響を軽減すると想定
 トランスコスモス<9715.T>が堅調。野村証券では、広範な事業が感染症影響を軽減すると想定。レーティングは「Buy」を継続、目標株価を3350円から3100円に引き下げた。

 野村では、20年12月まで一定程度の供給制約が継続するという前提をおき、新型コロナウイルスの影響による販管費の増加を織り込み、21.3期の営業利益は113億円から前期比15%減益の90.6億円に引き下げた。業績変動リスクとして、顧客や国などからの補償金の取り扱い、在宅での電話対応の普及による供給制約の解消などを挙げている。中国、韓国、ASEANなどの海外事業でのロックダウンの影響、公共分野の顧客からの大型スポット案件の規模や継続性、などには引き続き注視している。


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