前場コメント No.11 ＮＩＳＳＨＡ、サンセイ、トクヤマ、デジハＨＤ、アズジェント、サイバセキュリ
★11:01 ＮＩＳＳＨＡ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ COVID-19特需と体質改善で今期営業黒字が見えてき た
ＮＩＳＳＨＡ<7915.T>が反発。三菱ＵＦＪモルガンスタンレー証券では、COVID-19特需と想定以上の体質改善で今期営業黒字が見えてきたと指摘。レーティングは「Buy」を継続、目標株価は1600円から1500円に引き下げた。
三菱ＵＦＪでは、20/12期の営業利益予想を上方修正した。1Q営業利益10.8億円は変動人件費削減による収益構造の改善に加え、COVID-19を契機にゲーム機やスマホ、タブレット向けフィルムセンサーの需要が三菱ＵＦＪが想定する以上に膨らんだことが主な要因という。COVID-19は産業資材やメディカルテクノロジー部門にマイナス影響をもたらすが、体質改善が進むディバイス部門へのプラス効果が上回るとみている。会社側は今上期営業利益計画を20億円増額したが、通期計画は据え置いており保守的な印象だという。
ＮＩＳＳＨＡ<7915.T>が反発。三菱ＵＦＪモルガンスタンレー証券では、COVID-19特需と想定以上の体質改善で今期営業黒字が見えてきたと指摘。レーティングは「Buy」を継続、目標株価は1600円から1500円に引き下げた。
三菱ＵＦＪでは、20/12期の営業利益予想を上方修正した。1Q営業利益10.8億円は変動人件費削減による収益構造の改善に加え、COVID-19を契機にゲーム機やスマホ、タブレット向けフィルムセンサーの需要が三菱ＵＦＪが想定する以上に膨らんだことが主な要因という。COVID-19は産業資材やメディカルテクノロジー部門にマイナス影響をもたらすが、体質改善が進むディバイス部門へのプラス効果が上回るとみている。会社側は今上期営業利益計画を20億円増額したが、通期計画は据え置いており保守的な印象だという。
★11:05 サンセイ－大幅高 前期営業益23％増 会社計画を上回る
サンセイ<6307.T>が大幅高。同社は26日、20.3期通期の連結営業利益は6.8億円（前の期比23.4％増）だったと発表した。従来の会社計画4.5億円を大幅に上回る着地となった。舞台装置大型案件でのコストダウンや、保守工事部門の修理工事が年度終盤にかけて増加したことなどが寄与した。
21.3期通期の連結営業利益予想は4.5億円（前期比33.4％減）とした。グループ間の情報共有や連携を強化し、人材の獲得や技術継承、各種設備の更新などに努めるとしている。
サンセイ<6307.T>が大幅高。同社は26日、20.3期通期の連結営業利益は6.8億円（前の期比23.4％増）だったと発表した。従来の会社計画4.5億円を大幅に上回る着地となった。舞台装置大型案件でのコストダウンや、保守工事部門の修理工事が年度終盤にかけて増加したことなどが寄与した。
21.3期通期の連結営業利益予想は4.5億円（前期比33.4％減）とした。グループ間の情報共有や連携を強化し、人材の獲得や技術継承、各種設備の更新などに努めるとしている。
★11:06 トクヤマ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ バランスの事業ポートフォリオで底堅い業績を期待
トクヤマ<4043.T>が堅調。三菱ＵＦＪモルガンスタンレー証券では、バランスの取れた事業ポートフォリオで底堅い業績を期待。レーティングは「Overweight」を継続、目標株価は3410円から3290円に引き下げた。
中期的に、(1)半導体材料が安定成長を実現し、(2)安定したキャッシュフローの創出、および(3)財務体質の改善、(4)株主還元の強化を通じた財務指標の改善が期待できると考えている。短期的にはCOVID-19影響による化成品セグメント、ライフアメニティーセグメントへの業績悪化リスクはあるものの、化学セクター内では相対的に安定した業績が見込めると指摘。特にアジアトップシェアの半導体工程洗浄用高純度IPAやフォトレジスト用現像液TMAH、CMP用シリカなどは足元堅調な出荷を維持できているという。
トクヤマ<4043.T>が堅調。三菱ＵＦＪモルガンスタンレー証券では、バランスの取れた事業ポートフォリオで底堅い業績を期待。レーティングは「Overweight」を継続、目標株価は3410円から3290円に引き下げた。
中期的に、(1)半導体材料が安定成長を実現し、(2)安定したキャッシュフローの創出、および(3)財務体質の改善、(4)株主還元の強化を通じた財務指標の改善が期待できると考えている。短期的にはCOVID-19影響による化成品セグメント、ライフアメニティーセグメントへの業績悪化リスクはあるものの、化学セクター内では相対的に安定した業績が見込めると指摘。特にアジアトップシェアの半導体工程洗浄用高純度IPAやフォトレジスト用現像液TMAH、CMP用シリカなどは足元堅調な出荷を維持できているという。
★11:06 デジタルハーツ－大幅高 ワークポートと共同で無料エンジニアスクール「みんスク 初台校」開校
デジタルハーツホールディングス<3676.T>が大幅高。同社は27日10時に、子会社のデジタルハーツが、ワークポートと共同で無料エンジニアスクール「みんスク 初台校」を開校すると発表した。
今回、デジタルハーツが持つITエンジニア育成ノウハウおよび教育カリキュラムをワークポートが運営する「みんスク」に加えることにより、IT人材を求める企業とITエンジニアとしてキャリアを積みたい求職者両方が抱える課題の抜本的な解決が見込めることから、両社共同で、新たに「みんスク 初台校」を開校することとした。
デジタルハーツホールディングス<3676.T>が大幅高。同社は27日10時に、子会社のデジタルハーツが、ワークポートと共同で無料エンジニアスクール「みんスク 初台校」を開校すると発表した。
今回、デジタルハーツが持つITエンジニア育成ノウハウおよび教育カリキュラムをワークポートが運営する「みんスク」に加えることにより、IT人材を求める企業とITエンジニアとしてキャリアを積みたい求職者両方が抱える課題の抜本的な解決が見込めることから、両社共同で、新たに「みんスク 初台校」を開校することとした。
★11:11 アズジェント－急伸 前期営業黒字に転換 粗利率改善などが寄与
アズジェント<4288.T>が急伸。同社は27日11時、20.3期通期の営業損益は4400万円の黒字（前の期は1億7400万円の赤字）だったと発表した。売り上げが増加したことに加え、粗利率改善によって売上総利益が伸長した。前の期に発生していたサービス事業におけるシステム移行に伴う設備投資費用の二重負担が解消されたことも寄与した。
21.3期通期業績予想については、新型コロナウイルス感染症の影響により合理的な算定が困難のため未定とした。
アズジェント<4288.T>が急伸。同社は27日11時、20.3期通期の営業損益は4400万円の黒字（前の期は1億7400万円の赤字）だったと発表した。売り上げが増加したことに加え、粗利率改善によって売上総利益が伸長した。前の期に発生していたサービス事業におけるシステム移行に伴う設備投資費用の二重負担が解消されたことも寄与した。
21.3期通期業績予想については、新型コロナウイルス感染症の影響により合理的な算定が困難のため未定とした。
★11:14 サイバーセキュリティ－大幅続落 デジタル・クライシス対策を手掛けるシエンプレと業務提携
サイバーセキュリティクラウド<4493.T>が大幅続落。同社は27日11時に、デジタル・クライシス対策を手掛けるシエンプレ（東京都中央区）と業務提携と発表した。
業務提携により、シエンプレのコンサルティングサービスを利用する顧客に向けて、同社のクラウド型WAF「攻撃遮断くん」を提供。炎上対策からサイバーセキュリティ対策まで幅広いリスクに対応したサービス展開が可能になるとしている。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
サイバーセキュリティクラウド<4493.T>が大幅続落。同社は27日11時に、デジタル・クライシス対策を手掛けるシエンプレ（東京都中央区）と業務提携と発表した。
業務提携により、シエンプレのコンサルティングサービスを利用する顧客に向けて、同社のクラウド型WAF「攻撃遮断くん」を提供。炎上対策からサイバーセキュリティ対策まで幅広いリスクに対応したサービス展開が可能になるとしている。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
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