後場コメント No.3  アクサスHD、松竹、ビープラッツ、東レ、チムニー、松竹、極東証券、アビスト

2020/07/14(火) 15:07
★13:39  アクサスHD-後場急騰 今期営業益予想を上方修正 3Qは93%増
 アクサスホールディングス<3536.T>が後場急騰。同社は14日13時30分、20.8期通期の連結営業利益予想を従来の2.3億円から3.1億円(前期比69%増)に上方修正すると発表した。新型コロナウイルスの感染予防対策の需要による衛生用品や雑貨、DIY、ガーデニング用品の販売が増加した。また、小売りセグメントの販売施策見直しによる販管費合理化なども寄与したことから、従来予想を上回る見通し。

 20.8期3Q累計(9-5月)の連結営業利益は2.4億円(前年同期比93.2%増)だった。上方修正理由と同様に小売事業での販売が増加したことに加え、不動産賃貸事業においても大幅な増益となったことが寄与した。

★13:45  松竹-大幅安 1Q決算がきょう発表予定 業績悪化を先回りした売り優勢
 松竹<9601.T>が大幅安。14日に21.2期1Q(3-5月)の決算発表が予定されていることが材料。同期間は緊急事態宣言下により、歌舞伎座などで公演を自粛していた期間となることから、業績悪化を織り込んで先回りした売りが出ているようだ。株価は安いところで前日比6%超下げる場面があった。

★14:02  ビープラッツ-後場急伸 3社協業のIoTサブスク市場にて新たに3ソリューション追加
 ビープラッツ<4381.T>が後場急伸。同社は14日13時30分、東京センチュリー<8439.T>およびソラコム(東京都世田谷区)と3社協業で運営する、IoTサブスクリプション・マーケットプレイス「IoT SELECTION connected with SORACOM」において、新たに3つのソリューション提供を開始すると発表した。

 「IoT SELECTION connected with SORACOM」は、導入事例として実績のあるIoTソリューションを、サブスクリプション(サービス利用料課金モデル)で提供するウェブサイトだという。今回新たに追加されるサービスは、顧客動向分析ソリューション、窓口の混雑状況確認ソリューション、テイクアウト・デリバリーの事前注文・事前決済ソリューションの3つとしている。

★14:07  東レ-続伸 独メーカー「空飛ぶ車」向けに炭素繊維複合材料の供給契約を締結
 東レ<3402.T>が続伸。同社は14日、Lilium(ドイツ)と、Liliumが開発中の「リリウム・ジェット」に使用する炭素繊維複合材料の供給契約を締結したと発表した。

 同社はUAM(Urban Air Mobility)メーカーとの協業を深化させながら、機体の高性能化・省エネルギー化・低コスト化に向け複合材料の開発を継続しており、Liliumとの取り組みは、この一環として実現されたもの。Liliumは2025年の商業運航開始に向けて機体の開発を推進中としている。

★14:10  チムニー-反落 「さかなや道場 荻窪南口店」1日営業停止 利用客が体調不良訴え
 チムニー<3178.T>が反落。同社は14日14時、東京都杉並区で運営している同社の「さかなや道場 荻窪南口店」の営業停止を発表した。6日、利用客の1人が体調不良を訴え、医療機関の受診結果では体内からアニサキスが摘出されたという。
 
 14日付で、食品衛生法第5条の規定に基づき、同店舗の営業が1日間停止になるとしている。今後、衛生管理体制を再度強化・周知・徹底し、再発防止に取り組むとした。

★14:11  松竹-下げ幅拡大 1Q最終赤字44億円 通期予想は引き続き未定に
 松竹<9601.T>が下げ幅拡大。同社は14日14時、21.2期1Q(3-5月)の連結純損益が43.8億円の赤字(前年同期は3.3億円の黒字)だったと発表した。新型コロナに伴う公演中止損失、ならびに臨時休業損失として43.1億円を特別損失に計上したことが響いた。なお、通期予想は引き続き未定とした。

★14:30  極東証券-一時ストップ高 1Q速報は53%営業増益 トレーディング損益の増加が寄与
 極東証券<8706.T>が一時ストップ高。同社は14日11時30分、21.3期1Q(4-6月)の決算速報値を発表した。同期の連結営業利益は8.6億円(前年同期比52.6%増)だった。トレーディング損益が前年同期比3.1億円(同28.0%)増加したことが寄与した。なお、正式な決算発表は30日を予定している。

★14:31  アビスト-後場上げ幅拡大 プログラミング知識不要のAIデータ分析サービス開発=日経
 アビスト<6087.T>が後場上げ幅拡大。日本経済新聞電子版は14日14時22分、同社がプログラミングの知識がなくても人工知能(AI)を使ったデータ分析ができるサービスを開発したと報じた。

 記事によれば、サービスの名称は「AI-Plant Bamboo」。クラウドサービスとして提供し、集めたデータを活用したい企業や個人はどこでもAI分析し、結果を共有できるという。ベータ版を無料で開放し、利用者数を増やすとしている。


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