後場コメント No.3  三菱ケミHD、三井倉HD、シンフォニア、ハードオフ、文化シヤタ、いなげや

2020/08/04(火) 15:06
★13:39  三菱ケミカルHD-後場上げ幅拡大 1Q純利益86%減 黒字確保を好感
 三菱ケミカルホールディングス<4188.T>が後場上げ幅拡大。同社は4日13時30分、21.3期1Q(4-6月)の連結純利益が51.7億円(前年同期比86.3%減)だったと発表した。市場コンセンサスは102億円の赤字だった。

 自動車用途を中心に需要が低迷し大幅減収となったことが響いた。活動自粛に伴う営業費用の減少などから販管費は前年同期から減少した。

★13:40  三井倉庫HD-後場上げ幅拡大 今期営業益予想を上方修正 1Qは5%減で着地
 三井倉庫ホールディングス<9302.T>が後場上げ幅拡大。同社は4日13時30分、21.3期通期の連結営業利益予想を従来の85億円から107億円(前期比9.4%減)に上方修正すると発表した。

 新型コロナウイルス感染症の影響による国内外における取扱減少が想定を下回ったことや、国内での家電関連の取扱が想定を上回ったことなどから従来予想を上回る見通し。

 21.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は32億円(前年同期比4.7%減)だった。国内外の経済活動制限を受け、航空フォワーディング業務および港湾運送業務の取り扱いが減少したことが影響した。

★13:53  シンフォニア-後場上げ幅拡大 今期営業益19%減予想も1Q営業黒字転換
 シンフォニアテクノロジー<6507.T>が後場上げ幅拡大。同社は4日13時40分、従来未定としていた21.2期通期の連結営業利益予想は25億円(前期比18.5%減)、通期配当予想は20円(前期は30円)と発表した。

 新型コロナウイルス感染拡大による影響から、モーションコントロール機器部門の産業機械向け機器などが停滞する想定。パワーエレクトロニクス機器事業においても、顧客投資が縮小傾向にあり、振動機器部門が影響を受ける見込みとしている。
 
 21.3期1Q(4-6月)の連結営業損益は2.3億円の黒字(前年同期は5.1億円の赤字)だった。モーション機器事業において、航空宇宙部門での新規案件の費用増加が収束しつつあり、収益が改善したことなどが寄与した。

 なお、株価は今期減益見通しではあるものの、1Qの営業黒字転換を好感した買いが優勢となっている。

★14:08  ハードオフ-後場急落 1Q営業益68%減 高利益率の衣料品の不振響く
 ハードオフコーポレーション<2674.T>が後場急落。同社は4日14時に、21.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は8700万円(前年同期比67.7%減)だったと発表した。利益率の高い衣料品が特に不振だったことが響いた。

★14:09  文化シャッター-後場上げ幅拡大 1Q営業益6倍 住宅向け窓シャッターが好調
 文化シヤッター<5930.T>が後場上げ幅拡大。同社は4日14時、21.3期通期の連結営業利益が4.1億円(前年同期比6.0倍)だったと発表した。住宅向けの窓シャッターが堅調に推移したことが寄与した。
 

★14:14  いなげや-大幅続伸 今期営業益予想を上方修正 1Q営業黒字に転換
 いなげや<8182.T>が大幅続伸。同社は4日14時、21.3期通期の連結営業利益予想を従来の24億円から40億円(前期比71.7%増)に引き上げると発表した。

 在宅比率の高まりを受けた内食需要の拡大により、1Q(4-6月)における売上高が計画を大幅に超過したことから、従来予想を上回る見通し。

 21.3期1Q(4-6月)の連結営業損益は30.7億円の黒字(前年同期は5.4億円の赤字)だった。主力のスーパーマーケット事業において、新型コロナウイルス感染症の影響により客数は減少したものの、内食需要に伴って1人あたりの買い上げ点数、客単価が伸長したことなどが寄与した。なお、株価は同発表を好感し、一時前日比10%超上昇する場面も見られた。


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