前場コメント No.8   日本紙、パーソルHD、特殊陶、ペプチド、日ユニシス、KLab

2020/08/07(金) 11:45
★9:34  日本製紙-急落 今期営業益43%減見込む 新型コロナで紙需要減少響く
 日本製紙<3863.T>が急落。同社は6日、未定としていた21.3期通期の連結営業利益予想を200億円(前期比42.9%減)だと発表した。市場コンセンサスは269億円。

 21.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は43億円(前年同期比41.8%減)だった。紙・板紙事業において、新型コロナの影響から広告やイベント関連需要が減少し、販売数量が減少したことが響いた。

★9:36  NSSOL-SMBC日興が目標株価引き下げ 一時的に不安定感はあるが、次第に落ち着いてこよう
 日鉄ソリューションズ<2327.T>が続伸。SMBC日興証券では、一時的に不安定感はあるが、次第に落ち着いてくると指摘。投資評価は「2(中立)」を継続、目標株価は3000円から2900円に引き下げた。

 21/3期1Q業績が予想を下回ったこと、受注残が少ない(前年同期比80億円減)ことを織り込んだ。分野では、日本製鉄向け、ITインフラ、公共を引き下げている。営業利益予想は21/3期245億円(前年同期比13.7%減、従来269億円、会社計画239億円)、22/3期272億円(従来281億円)。21/3期の売上高予想が会社計画よりやや低いのは、産業・流通・サービス向けを会社計画より低く予想しているためであり、営業利益予想が会社計画よりやや高いのは、販管費や売上原価に含まれる費用を会社計画より少ないと予想しているためと解説している。

★9:38  日本特殊陶業-急騰 1Q営業益90%減も黒字着地 コンセンサスは赤字予想
 日本特殊陶業<5334.T>が急騰。同社は6日、従来未定としていた21.3期通期の連結営業利益予想(IFRS)を330億円(前期比31.9%減)と発表した。

 世界各国による経済活動の段階的な再開を踏まえ、現時点で入手可能な情報や予測などに基づき算定した。想定為替レートは1米ドル105円、1ユーロ118円としている。
 
 21.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は17億円(前年同期比89.5%減)だった。自動車メーカーの創業活動停止を受け、新車組付用製品および補修用製品が大きく落ち込んだことなどが影響した。

 なお、1Qコンセンサス予想では33億円の営業赤字が想定されていたことから、黒字着地を好感して買いが殺到している。

★9:38  ペプチドリーム-続落 上期営業益12億円 2Q(4-6月)は前年同期比43%減
 ペプチドリーム<4587.T>が続落。同社は6日、20.12期上期(1-6月)の連結営業利益が11.8億円だったと発表した。なお、前期に決算期を6月から12月に変更したことから、対前年同四半期増減率は記載していない。

 四半期ベースでは20.12期2Q(4-6月)の連結営業利益は16.6億円で、19.12期2Q(4-6月)の営業利益29.0億円から42.9%減となった。

★9:46  日本ユニシス-急落 1Q最終益21%減 偶発損失引当金戻入益の減少響く
 日本ユニシス<8056.T>が急落。同社は6日に、21.3期1Q(4-6月)の連結純利益は20.9億円(前年同期比21.0%減)だったと発表した。偶発損失引当金戻入益の減少や、受取配当金の減少が響いた。

★9:46  Klab-急騰 「ジョジョの奇妙な冒険」中国向けスマホゲームの開発を発表
 KLab<3656.T>が急騰。同社は6日、ジョジョの奇妙な冒険製作委員会より、「ジョジョの奇妙な冒険」アニメーションシリーズの中国大陸および台湾、香港、マカオ地域におけるモバイルオンラインゲーム配信権を取得したと発表した。。

 本件は、Shengqu Games(中華人民共和国上海市)と提携し、中国大陸、台湾、香港、マカオ向けに簡体字版と繁体字版を開発および配信するとしている。

 また、同日、Electronic Arts(米国カリフォルニア州)と業務提携契約を締結し、今後、新規のスマートフォン向けモバイルオンラインゲームの開発を共同で行うことを発表している。



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