前場コメント No.3   スタンレ電、菱友システム、リアルワールド、ファンドクリG、ソラスト、古河電

2020/11/27(金) 11:39
★9:08  スタンレー電気-3日ぶり反発 100万株・20億円の自社株買い 割合は0.62%
 スタンレー電気<6923.T>が3日ぶり反発。同社は26日、100万株・20億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は12月1日~12月15日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は0.62%となる。

★9:08  菱友システムズ-買い気配 12月31日を基準日として1株を5株に分割
 菱友システムズ<4685.T>が買い気配。同社は26日、株式分割を行うと発表した。12月31日を基準日として普通株式を1株につき5株の割合で分割する。

★9:08  菱友システムズ-買い気配 上期営業益32%減 システム機器販売やシステム開発などの受注減が影響
 菱友システムズ<4685.T>が買い気配。同社は26日、21.3期上期(4-9月)の連結営業利益が6.5億円(前年同期比32.0%減)だったと発表した。主要顧客からのシステム機器販売やシステム開発などの受注減が影響した。なお、株価は同日発表した株式分割を好感した買いが優勢となっている。

★9:09  リアルワールド-買い気配 「すーちゃんモバイル比較」事業を譲り受け
 リアルワールド<3691.T>が買い気配。同社は26日、連結子会社であるREAL FINTECHがNico(マレーシア)が運営するWebメディア事業である「すーちゃんモバイル比較」を譲り受けると発表した。

 現在すーちゃんモバイル比較は月間約70万PV、毎月50万人のアクセスを有しており、今後、自社シナジー事業によるソーシャルトラフィックの獲得、利益率の最大化を図るとしている。

★9:09  リアルワールド-買い気配 新株予約権で14億円調達 M&A費用などに充てる
 リアルワールド<3691.T>が買い気配。同社は26日、マッコーリー・バンクを割当先とする第三者割当により、第8回および第9回新株予約権(行使価額修正条項付)を発行すると発表した。

 割当日は12月14日。発行総数は8000個(潜在株式数80万株 第8回3000個、第9回5000個)。当初行使価額は第8回が1200円、第9回が2000円。下限行使価額は638円。

 差引手取概算額で13億5648万1000円を調達し、M&A費用などに充てる。すべての権利が行使された場合の希薄化割合は23.32%。下限行使価額は26日終値を下回る水準であり、当初行使価額での行使には大幅な株価上昇が必要。

 なお、株価は同日発表した事業譲受を好感した買いが優勢となっている。

★9:09  ファンドクリエーションG-急落 通期最終益を下方修正 物件販売に遅れ
 ファンドクリエーショングループ<3266.T>が急落。同社は26日、20.11期通期の連結純利益予想を従来の1.6億円から1500万円(前期比81.7%減)に引き下げると発表した。

 新型コロナウイルス感染症による影響により、計画していた国内および米国での物件販売が完了せず、また、同じく計画していた不動産仲介などの周辺ビジネスについても計画を下回ることから、前回予想を下回る見通し。

★9:14  ソラスト-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 介護事業の経費減が想定以上に進んでいる
 ソラスト<6197.T>が反発。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、介護事業のM&A・医療関連受託の経費減が想定以上に進んでいると指摘。レーティングは「Buy」を継続、目標株価は1500円から1900円に引き上げた。
 
 介護事業を中心とした M&A による中長期的な成長ストーリーに変化はないと指摘。21/3期会社計画の営業利益は前期比横ばいの54.7億円であるという。一方、上期(4~9月)営業利益実績は 30.7億円(前年同期比23%増)と2桁増益で、会社計画を8億円程度上振れて進捗していると指摘。下期(10~3月)のコロナ再拡大リスクを注視したいとしながらも、今期計画は「必要であれば見直す」と記し、上方修正に含みを持たせている点に注目している。

★9:15  古河電工-SMBC日興が投資評価引き上げ 今が最悪期
 古河電気工業<5801.T>が続伸。SMBC日興証券では、今が最悪期と指摘。投資評価は「2(中立)」→「1(アウトパフォーム)」に引き上げ、目標株価は3100円は据え置いた。

 インフラ事業の収益構成が改善すると予想していることが背景。業績は景気への連動性が高く、COVID-19収束後の景気平準化後の経常利益水準は300億円程度と予想している。この水準をベースにすれば、現在の株価は割安と判断。光ファイバーブーム18/3期の平均 PERは14倍。マルチプル拡大には、光関連製品の成長シナリオが不可欠。米国ではブロードバンド促進政策により地方の通信事業者等が光化を行っているという。追い風を活かせれば評価は高まるとする一方、逆に光ファイバーの生産性低迷等が続くようであれば株式市場の失望感は大きいとコメントしている。


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