後場コメント No.3 シライ電子、日軽金ＨＤ、出光興産、オークマ、ピクセル、スズケン、ＮＳＳＯＬ
★13:47 シライ電子－大幅高 デンソー製後付け「ヘッドランプヒーター」に同社製品が採用
シライ電子工業<6658.T>が大幅高。同社は27日、デンソー<6902.T>が開発した、降雪時の走行中にLEDヘッドランプに付着する雪を溶かし、照度を確保することで、走行時の安全に貢献する、後付け「ヘッドランプヒーター」に同社製品が採用されたと発表した。
同製品は外気温が5℃以下になると自動で作動し、ランプのレンズに直接貼り付けたフィルムヒーター(光学粘着シート)が雪を溶かし、走行時の照度を確保することで安全に貢献するとしている。
シライ電子工業<6658.T>が大幅高。同社は27日、デンソー<6902.T>が開発した、降雪時の走行中にLEDヘッドランプに付着する雪を溶かし、照度を確保することで、走行時の安全に貢献する、後付け「ヘッドランプヒーター」に同社製品が採用されたと発表した。
同製品は外気温が5℃以下になると自動で作動し、ランプのレンズに直接貼り付けたフィルムヒーター(光学粘着シート)が雪を溶かし、走行時の照度を確保することで安全に貢献するとしている。
★13:48 日本軽金属ＨＤ－大幅反発 日本アルミニウム協会統計 10月アルミ板生産6％増 自動車向けもプラス
日本軽金属ホールディングス<5703.T>が大幅反発。27日に日本アルミニウム協会が発表した10月のアルミニウム圧延品の生産・出荷動向が好感されているようだ。
同統計では、10月の板類の生産は前年同月比5.6％増、出荷が同1.8％増となり、15カ月ぶりにプラスとなった。分野別では、自動車向けの板類が1万7416トン（同6.0％増）で、7カ月ぶりプラスだった。
このことを受け、業績底打ちの期待からアルミ総合メーカーの同社が買われているもよう。アルミ圧延大手のＵＡＣＪ<5741.T>、アルミ2次合金地金で国内トップの大紀アルミニウム工業所<5702.T>なども高い。
日本軽金属ホールディングス<5703.T>が大幅反発。27日に日本アルミニウム協会が発表した10月のアルミニウム圧延品の生産・出荷動向が好感されているようだ。
同統計では、10月の板類の生産は前年同月比5.6％増、出荷が同1.8％増となり、15カ月ぶりにプラスとなった。分野別では、自動車向けの板類が1万7416トン（同6.0％増）で、7カ月ぶりプラスだった。
このことを受け、業績底打ちの期待からアルミ総合メーカーの同社が買われているもよう。アルミ圧延大手のＵＡＣＪ<5741.T>、アルミ2次合金地金で国内トップの大紀アルミニウム工業所<5702.T>なども高い。
★13:59 出光興産－三菱ＵＦＪＭＳが投資判断引き下げ 課題はニソン製油所の収益回復
出光興産<5019.T>が続落。三菱ＵＦＪモルガンスタンレー証券では、課題はニソン製油所の収益回復と指摘。レーティングは「Overweight」→「Neutral」に引き下げ、目標株価は3070円から2290円に引き下げた。
課題は持分法損失が21/3期予想で400億円と連結業績の足を引っ張っているベトナムのニソン製油所の収益回復であると指摘。石油製品のスプレッドは、国内では好調だがアジアでは低迷しており、他の石油元売会社に比べてネガティブな影響を被っているという。今後の注目点は、石油製品のアジア市況の回復タイミングであると解説している。また、新しい中期経営計画の発表にも注目している。
出光興産<5019.T>が続落。三菱ＵＦＪモルガンスタンレー証券では、課題はニソン製油所の収益回復と指摘。レーティングは「Overweight」→「Neutral」に引き下げ、目標株価は3070円から2290円に引き下げた。
課題は持分法損失が21/3期予想で400億円と連結業績の足を引っ張っているベトナムのニソン製油所の収益回復であると指摘。石油製品のスプレッドは、国内では好調だがアジアでは低迷しており、他の石油元売会社に比べてネガティブな影響を被っているという。今後の注目点は、石油製品のアジア市況の回復タイミングであると解説している。また、新しい中期経営計画の発表にも注目している。
★14:10 オークマ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 相対的に業績回復が緩やか
オークマ<6103.T>が堅調。三菱ＵＦＪモルガンスタンレー証券では、相対的に業績回復が緩やかと指摘。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は5100円から6500円に引き上げた。
設備投資に回復感はあるが、相対的に業績回復が緩やかな可能性があり、10月以降の株価上昇により、株価バリュエーションの割安感も後退していると指摘。営業利益予想は、2Q実績を反映する形で販売予想を若干引き下げ、下方修正とした。22/3期は従来通り業績回復局面を予想。但し、業績回復は緩やかな可能性があると考えている。販促経費を削減しやすい直販の競合他社と比べると、固定費の削減幅は低い水準に留まっているという。また、複合加工機や5軸機の販売拡大により製品単価は上昇傾向にあるが、収益性改善には繋がっていないと指摘している。
オークマ<6103.T>が堅調。三菱ＵＦＪモルガンスタンレー証券では、相対的に業績回復が緩やかと指摘。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は5100円から6500円に引き上げた。
設備投資に回復感はあるが、相対的に業績回復が緩やかな可能性があり、10月以降の株価上昇により、株価バリュエーションの割安感も後退していると指摘。営業利益予想は、2Q実績を反映する形で販売予想を若干引き下げ、下方修正とした。22/3期は従来通り業績回復局面を予想。但し、業績回復は緩やかな可能性があると考えている。販促経費を削減しやすい直販の競合他社と比べると、固定費の削減幅は低い水準に留まっているという。また、複合加工機や5軸機の販売拡大により製品単価は上昇傾向にあるが、収益性改善には繋がっていないと指摘している。
★14:15 ピクセル－大幅高 IR税制 21年度大綱で方向性との報道を好感
ピクセルカンパニーズ<2743.T>が大幅高。27日付の日本経済新聞朝刊は、自民党の甘利明税制調査会長が26日、カジノを含む統合型リゾート（IR）に関連する納税環境の整備について、12月にまとめる2021年度税制改正大綱に反映する考えを示したと報じた。
記事によれば、IR誘致を目指す自治体の認定申請は2021年10月に始まるが、自治体では申請までに事業者の選定が必要で、事業計画の策定も求められる。甘利氏は「税制が決まっていないのでは全く予見可能性がなく、手を挙げる事業者がいなくなる」と説明したとしている。
報道を受け、17日に長崎県が実施する特定複合観光施設設置運営事業の事業者公募（RFP）へ応募する方針を示した同社に買いが集まっている。
ピクセルカンパニーズ<2743.T>が大幅高。27日付の日本経済新聞朝刊は、自民党の甘利明税制調査会長が26日、カジノを含む統合型リゾート（IR）に関連する納税環境の整備について、12月にまとめる2021年度税制改正大綱に反映する考えを示したと報じた。
記事によれば、IR誘致を目指す自治体の認定申請は2021年10月に始まるが、自治体では申請までに事業者の選定が必要で、事業計画の策定も求められる。甘利氏は「税制が決まっていないのでは全く予見可能性がなく、手を挙げる事業者がいなくなる」と説明したとしている。
報道を受け、17日に長崎県が実施する特定複合観光施設設置運営事業の事業者公募（RFP）へ応募する方針を示した同社に買いが集まっている。
★14:22 スズケン－反発 ドクターズと資本業務提携 DX事業構築を加速
スズケン<9987.T>が反発。同社は27日14時、クラウド型医療エキスパートプラットフォーム「Doctors Cloud」を運営するドクターズ（東京都港区）との資本業務提携を発表した。
ドクターズは、医師の力とITで「DX時代の新しいデジタルヘルスケアサービスの構築・流通・販売を支援する」ことをミッションとしているという。今回新たにドクターズが加わることで、より一層提携企業とコラボレーションし、DX事業の構築を加速させるとしている。
資本提携については、同社がドクターズの発行済み株式総数の5％程度を取得する。取得額については非公開とした。
スズケン<9987.T>が反発。同社は27日14時、クラウド型医療エキスパートプラットフォーム「Doctors Cloud」を運営するドクターズ（東京都港区）との資本業務提携を発表した。
ドクターズは、医師の力とITで「DX時代の新しいデジタルヘルスケアサービスの構築・流通・販売を支援する」ことをミッションとしているという。今回新たにドクターズが加わることで、より一層提携企業とコラボレーションし、DX事業の構築を加速させるとしている。
資本提携については、同社がドクターズの発行済み株式総数の5％程度を取得する。取得額については非公開とした。
★14:28 ＮＳＳＯＬ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 相対的に業績は低迷するとの見方
日鉄ソリューションズ<2327.T>が続伸。三菱ＵＦＪモルガンスタンレー証券では、相対的に業績は低迷するとの見方を継続。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は2900円から3100円に引き上げた。
21/3期営業利益は240億円(前期比15%減)と会社計画239億円(同16%減)、コンセンサス(IFIS)243億円(同14%減)と同水準を予想。EC関連や運輸向けが好調なものの、鉄鋼や公共公益を中心とする減収影響に加え営業支援費など販管費の増加が主な減益要因になると考えている。22/3期営業利益は245億円(同2%増)とコンセンサス268億円を下回ると予想。業務系ソリューション回復など売上高は底打ちするとみるが、力強い成長は想定し辛いという。
日鉄ソリューションズ<2327.T>が続伸。三菱ＵＦＪモルガンスタンレー証券では、相対的に業績は低迷するとの見方を継続。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は2900円から3100円に引き上げた。
21/3期営業利益は240億円(前期比15%減)と会社計画239億円(同16%減)、コンセンサス(IFIS)243億円(同14%減)と同水準を予想。EC関連や運輸向けが好調なものの、鉄鋼や公共公益を中心とする減収影響に加え営業支援費など販管費の増加が主な減益要因になると考えている。22/3期営業利益は245億円(同2%増)とコンセンサス268億円を下回ると予想。業務系ソリューション回復など売上高は底打ちするとみるが、力強い成長は想定し辛いという。
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