後場コメント No.1  プロルート、日本通信、東レ、三菱ケミHD、日本製鉄、りそなHD

2020/12/04(金) 15:00
★12:33  プロルート丸光-後場下げ幅縮小 CORE社とインフルエンサー紹介手数料契約締結
 プロルート丸光<8256.T>が後場下げ幅縮小。同社は4日11時30分、CORE(東京都港区)とインフルエンサーの紹介手数料契約を締結したと発表した。

 COREは、インフルエンサー2万5000人を擁する国内最大規模のインフルエンサープラットフォームを展開しているという。今回の契約を通じ、COREに所属するインフルエンサーに対して、アパレル・雑貨などのオリジナルブランド創りを提案し、OEM・ODM事業の拡大を目指すとしている。

★12:38  日本通信-後場プラス転換 ドコモ新料金への対抗プラン投入 16GBで1980円
 日本通信<9424.T>が後場プラス転換。同社は4日12時30分に、NTTドコモ<9437.T>の新料金への対抗プラン投入を決定したと発表した。

 新料金プラン(以下、SSDプラン)は、16GBギガバイトのデータ量に70分/月の通話料金を含めて1980円(税別)で、12月10日に発売する。ドコモの新料金プランはまだ3カ月も待たなくてはいけないが、SSDプランは来週からすぐに使い始めることができるとしている。

★12:44  東レ-大幅高 欧州LCCのボーイング737max75機発注を好感
 東レ<3402.T>が大幅高。3日の米国市場でボーイングの株価が前日比6%上昇したことが手がかり。ボーイングが欧州格安航空会社(LCC)で最大手のライアンエアーから「737MAX」75機を受注したと発表したことが好感された。

 737MAXについては米連邦航空局が運航再開を承認したことから、試験運行を開始している。737MAXの受注増は、サプライヤーである同社の業績に追い風との見方から買いが入っている。同じくサプライヤーのジャムコ<7408.T>は高いところで前日比7%上昇する場面があった。

★12:47  三菱ケミカルHD-大幅高 ENEOSと石化統合 合弁設立に向け調整=化学工業
 三菱ケミカルホールディングス<4188.T>が大幅高。4日付の化学工業日報は、同社子会社の三菱ケミカルとENEOSホールディングス<5020.T>子会社のENEOSが、エチレン設備やポリオレフィンなどの石油化学事業の事業統合に向けて協議に入ったと報じた。

 記事によれば、両社出資の合弁会社の設立が有力視され、ENEOSは川下の石化事業拡大による事業構造の強化を、三菱ケミカルはCO2の原料化など循環型経済に対応した次世代の石化事業へのシフトを課題にしているという。合弁により、それぞれメリットを最大化する狙いだとしている。

★12:53  日本製鉄-4日続伸 21年1月めどに鹿島地区第1高炉を再稼働=ロイター
 日本製鉄<5401.T>が4日続伸。ロイターは4日、同社が東日本製鉄所鹿島地区第1高炉について、2021年1月下旬をめどに再稼働(バンキング解除)すると明らかにしたと報じた。

 記事によれば、鉄鋼需要の大幅減を受けて高炉バンキングを行ってきたが、今後、需要増が見込まれる品種・分野に対応した稼働体制とするため、再稼働を決めたととしている。

★12:57  りそなHD-4日続伸 りそな企業投資を新設 事業承継ニーズに対応
 りそなホールディングス<8308.T>が4日続伸。同社は3日、投資専門子会社りそな企業投資を新設すると発表した。

 国内では経営者の高齢化などによる後継者問題が拡大しているなか、事業承継ニーズのさらなる増加が予想されているという。このことから、りそな企業投資が運営するファンドによる株式取得を通じて、中堅・中小企業の円滑な事業承継を支援するとしている。


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