後場コメント No.1 日立、乃村工、丹青社、ランサーズ、ガンホー、イメージワン

2021/01/22(金) 15:01
★12:30  日立製作所-底堅い 再生可能エネルギーの使用状況を見える化するシステム開発
 日立製作所<6501.T>が底堅い。同社は22日に、建物や設備さらにはサービスごとに再生可能エネルギー由来の電力で稼働していることをデジタル技術を用いて見える化するシステムを開発したと発表した。

 開発したシステムは、スマートメーターとブロックチェーン技術を活用することで、個々の建物や設備ごとの単位で、再生可能エネルギーがどの程度使用されているかを見える化する。これにより、企業全体として再生可能エネルギーのみでの事業運営の早期実現が困難な場合でも、細かい建物や製造ライン単位での使用電力が100%再生可能エネルギーであることを見える化でき、企業の環境意識の向上や再生可能エネルギー利用の普及に貢献するとしている。

★12:32  乃村工芸社-三菱UFJMSが投資判断引き下げ 今後の改善織り込んだ水準で割安感乏しい
 乃村工芸社<9716.T>が大幅安。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、今後の改善を織り込んだ水準で割安感に乏しいとして、レーティングを「Overweight」から「Neutral」に、目標株価を1200円→850円に引き下げた。

 現状の株価は23.2期の新型肺炎後の本格的な利益回復を織り込んだ水準で割安感に乏しいと判断。大型再開発案件などの採算の良い案件の一巡、新型肺炎の影響で足元の競争が厳しくなっていることなどから、22.2期についても、売上総利益率は下落を見込むとしている。

★12:33  丹青社-三菱UFJMSが投資判断引き下げ 感染再拡大で投資再開の後ズレを懸念
 丹青社<9743.T>が大幅安。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、今後の改善を織り込んだ水準で割安感に乏しいとして、レーティングを「Overweight」から「Neutral」に、目標株価を1000円→900円に引き下げた。

 現状の株価は、23.1期への利益回復(22.1期は減益を予想)を織り込み、1期先営業利益率と連動性があるPERも23.1期の利益率改善を織り込んだ水準で割安感に乏しいと指摘。主力の商業その他施設に含まれる企業の販促・イベント関連、ホテル・娯楽施設などの案件は新型肺炎の影響から延期となっており、足元の感染再拡大で投資再開が想定以上に後ズレする可能性があると指摘している。

★12:35  ランサーズ-続伸 定額制の営業業務代行サービス開始
 ランサーズ<4484.T>が続伸。同社は22日、定額制営業業務代行サービス「ランサーズアシスタント 営業支援プラン」の提供を始めると発表した。

 「ランサーズアシスタント 営業支援プラン」では、フリーランスチームが営業リスト作成や、資料作成サポート、企業へのアポイント取得など営業関連業務を幅広く代行するという。
 コロナ渦での営業活動の生産性向上を支援するとともに、企業が社外人材を活用し経営を効率化する「スマート経営」を推進するとしている。

★12:36  ガンホー-続伸 スイッチ向け対戦ゲーム「ニンジャラ」 世界累計600万ダウンロード突破
 ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765.T>が続伸。同社は21日、ニンテンドースイッチ向けの対戦忍者ガムアクションゲーム「ニンジャラ」が、世界累計で600万ダウンロードを突破したと発表した。基本プレイは無料としており、最大8人で対戦ができるほか、ニンテンドースイッチオンラインに未加入でも遊べるとしている。

★12:41  イメージワン-後場買い気配 電子カルテをサブスクで安く=日経
 イメージ ワン<2667.T>が後場買い気配。日本経済新聞電子版は22日12時36分に、同社が4月から病院向けの電子カルテシステムを安価で導入できるようにすると報じた。

 サブスクリプション(定額課金)で、料金は100床程度の病院で月80万円程度となる。5年程度の長期間で電子カルテを利用する場合、大手メーカーの同様のシステムに比べて必要な総費用は3分の1程度に抑えられるという。電子カルテの導入が遅れている中小の病院に売り込むとしている。


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