〔Market Flash〕商社はアノマリーを考慮すると目先は上昇一服か~SMBC日興

2021/03/05(金) 13:40
【13:40】商社はアノマリーを考慮すると目先は上昇一服か~SMBC日興  SMBC日興証券では、商社セクターに関して考察している。3Qの好業績や、他の素材セクター対比での出遅れ、配当権利取りといった条件が重なり、2月月間の大手5商社の株価パフォーマンスはTOPIXを+8.2%アウトパフォームした。ただし、過去のアノマリーに従えば、3月・4月は配当落ちの影響もあり、TOPIXに対する勝率は低いとのこと。5月の22.3期ガイダンス発表時に、各社、資源・コモディティの前提価格を保守的に見積もる例年の傾向を踏まえると、大きなポジティブサプライズが起きるとは想定しづらいとSMBC日興では指摘。目先は一服の展開を予想している。 【13:00】10-12月期GDP2次速報では小幅下方改定を予想~野村  野村証券では、9日発表の2020年10-12月期実質GDP統計2次速報では、実質GDP成長率が前期比年率+12.6%に小幅下方改定されると予想している。1次速報では同+12.7%であった。野村では、公共投資と民間在庫投資が上方修正となる一方、民間消費、政府消費、設備投資が下方修正されると予想。ただし、1次速報段階から経済の見方に変更を迫るような改定は発生しないと考えている。 【10:25】TOPIX浮動株比率見直し 比率変更が見込まれるのは129銘柄~SMBC日興  SMBC日興証券では、東証がTOPIX浮動株比率の定期見直しを4月7日に公表予定であることを受け、公表ルールをもとに浮動株比率を推定し、変更に伴うインパクトを試算している。浮動株比率の変更が見込まれる銘柄は129銘柄、調整係数の解除が見込まれる銘柄は73銘柄と予想。推定インパクトの大きい銘柄では、三菱総合研究所<3636.T>に約11日分の買いインパクトを予想している。 【9:40】法人企業統計に見る日本製造業の構造的利益率改善~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、日本企業の利益率の改善傾向が続いている点について考察している。製造業の利益率改善が顕著であるが、法人企業統計を用いてこの傾向の内訳を見ると、人件費や減価償却費などの固定費以外の費用の削減によって利益率が押し上げられている様子が確認できるとのこと。人件費は新型コロナウイルス感染拡大によって2020年4-6月期に人件費総額が大幅に減少したが、7-9月期、10-12月期には、ほぼ横ばい圏で推移していると指摘。足元では早期退職募集を行う企業が増加しているものの、人件費の削減が収益拡大に及ぼす寄与は決して大きくないとコメントしている。 【8:45】寄り前気配は東邦HD、OSG、三菱倉、井関農が高い気配値  主力株の寄り前気配では、東邦HD<8129>+8.05%、OSG<6136>+5.71%、三菱倉<9301>+5.53%、井関農<6310>+5.19%、アルフレッサ<2784>+4.83%、クボタ<6326>+4.82%、第一三共<4568>+4.81%、滋賀銀<8366>+4.55%、カカクコム<2371>+4.48%、イズミ<8273>+4.27%などが高い気配値。  一方、THK<6481>-4.97%、セイノーHD<9076>-4.85%、ダイセキ<9793>-4.69%、豊田織機<6201>-4.51%、T&DHD<8795>-4.08%、住友ベ<4203>-3.94%、NRI<4307>-3.69%、丸一管<5463>-3.04%、東エレク<8035>-3.01%、住友林<1911>-2.77%などが安い気配値となっている。
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