ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、下げ渋り
6日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下げ渋り。24時時点では105.51円と22時時点(105.57円)と比べて6銭程度のドル安水準だった。新型コロナ追加経済対策を巡る米与野党協議の行方に注目が集まるなか、円買い・ドル売りが先行。前日の安値105.32円を下抜けて一時105.30円まで値を下げた。ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢となり105.60円付近まで持ち直した。7月米雇用統計の発表を翌7日に控えて、方向感が出にくい面もあったようだ。
なお、共和党のマコーネル上院院内総務は「合意は確実」としながらも具体的な時期については明言を避けた。
ユーロドルはやや弱含み。24時時点では1.1843ドルと22時時点(1.1848ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロ豪ドルやユーロNZドルなど一部ユーロクロスの下落につれたユーロ売り・ドル買いが出て1.1818ドルと日通し安値を更新した。なお、ユーロ豪ドルは1.6398豪ドル、ユーロNZドルは1.7764NZドル、ユーロカナダドルは1.5719カナダドルまで下落した。
ユーロ円は頭が重い。24時時点では124.96円と22時時点(125.08円)と比べて12銭程度のユーロ安水準。全般ユーロ売りが進んだ流れに沿って円買い・ユーロ売りが先行。23時過ぎに一時124.67円と日通し安値を付けた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:105.30円 - 105.70円
ユーロドル:1.1818ドル - 1.1916ドル
ユーロ円:124.67円 - 125.58円
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