ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、強含み
7日のニューヨーク外国為替市場でドル円は強含み。24時時点では105.87円と22時時点(105.60円)と比べて27銭程度のドル高水準だった。良好な7月米雇用統計をきっかけに全般ドル買いが優勢となり、一時106.05円と日通し高値を付けた。クドロー米国家経済会議(NEC)委員長が新型コロナウイルス追加経済対策を巡る米与野党協議が難航していることを示唆したほか、トランプ米政権が香港政府トップらに制裁を科すと発表したことを受けて、リスク・オフのドル買いも散見された。
ユーロドルは軟調。24時時点では1.1788ドルと22時時点(1.1831ドル)と比べて0.0043ドル程度のユーロ安水準だった。堅調な米雇用指標をきっかけに全般ドル高が進んだ流れに沿って一時1.1755ドルと日通し安値を付けた。ダウ平均が一時160ドル超下落した場面ではリスク・オフのドル買いも見られた。なお、主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時93.62まで上昇した。
ユーロ円は下げ渋り。24時時点では124.80円と22時時点(124.94円)と比べて14銭程度のユーロ安水準。ユーロドルの下落につれた売りが出て一時124.46円と本日安値を付けたものの、ドル円の上昇につれた買いが入ると下げ幅を縮めた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:105.48円 - 106.05円
ユーロドル:1.1755ドル - 1.1883ドル
ユーロ円:124.46円 - 125.40円
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