ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ユーロドル、もみ合い
16日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルはもみ合い。2時時点では1.1833ドルと24時時点(1.1830ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。ホルツマン・オーストリア中銀総裁の発言「マイナス金利は中長期的にみて有害」なども背景に一時1.1847ドル付近まで買い戻された。もっとも、この後の米連邦準備理事会(FRB)イベントを控え様子見ムードが高まるなか、上昇一巡後は1.1830ドル台でじり安となった。
ポンドドルは1.29ドル後半で伸び悩み。ジョンソン英首相の欧州連合(EU)に対する強気な姿勢が重しとなったか。ジョンソン首相は「国内市場法案はEUの不誠実から守るものである」「合意なしなら、EUに対して恐ろしい関税をかけると警告するだろう」などと発言した。
ドル円は下げ渋り。2時時点では104.90円と24時時点(104.82円)と比べて8銭程度のドル高水準だった。22時以降、104.80円台で何度か下値を試したが104.80円には触れず。その後は104.95円付近まで小幅ながら反発するも、3時の米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表を控えて様子見姿勢が広まった。
ユーロ円は2時時点では124.13円と24時時点(124.02円)と比べて11銭程度のユーロ高水準だった。戻りの高値は124.23円付近までとなり、その後は124.10円台でもみ合った。
なおカナダドル円は、22時過ぎにつけた79.51円を安値に79.81円付近まで持ち直した。前日比で約5%高と堅調なNY原油先物が産油国通貨カナダドルの支えとなった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:104.81円 - 105.44円
ユーロドル:1.1810ドル - 1.1882ドル
ユーロ円:123.89円 - 125.01円
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