前場コメント No.1 東芝、ｅｎｉｓｈ、住友不動産、タカタ、マブチモーターなど
★9:00 ＥＭシステムズ－いちよしが新規「A」 中長期の成長性を評価
イーエムシステムズ<4820.T>が続伸。いちよし経済研究所では、中長期の成長性を評価。レーティング「A」、フェアバリュー4000円として、新規カバレッジを開始した。
同社の主戦場である調剤薬局業界を巡る環境は、優勝劣敗構造がより鮮明となる中で、同社の業界内でのシェア上昇に加え、調剤薬局システムとシナジー効果が期待される周辺事業への領域の拡大策を評価。今18.3期において環境の不透明さがあるが、調剤薬局業界に不況色が強まれば、逆に同社の存在意義が高まる可能性が高く、中長期的な成長力が強まると予想しているとした。
今18.3期は微増益と予想。前17.3期4Q（1～3月）に戦略的に調剤薬局向けシステムの月額基本料金を引き下げた影響が通年で1億円～1.5億円の減収要因となり、調剤薬局の課金売上高の伸びが鈍化する見通し。しかし、上期（4～9月）までは調剤システムの導入増で業績拡大が見込まれるほか、医科システムも年間を通じて直販および代理店経由での拡販を期待。
イーエムシステムズ<4820.T>が続伸。いちよし経済研究所では、中長期の成長性を評価。レーティング「A」、フェアバリュー4000円として、新規カバレッジを開始した。
同社の主戦場である調剤薬局業界を巡る環境は、優勝劣敗構造がより鮮明となる中で、同社の業界内でのシェア上昇に加え、調剤薬局システムとシナジー効果が期待される周辺事業への領域の拡大策を評価。今18.3期において環境の不透明さがあるが、調剤薬局業界に不況色が強まれば、逆に同社の存在意義が高まる可能性が高く、中長期的な成長力が強まると予想しているとした。
今18.3期は微増益と予想。前17.3期4Q（1～3月）に戦略的に調剤薬局向けシステムの月額基本料金を引き下げた影響が通年で1億円～1.5億円の減収要因となり、調剤薬局の課金売上高の伸びが鈍化する見通し。しかし、上期（4～9月）までは調剤システムの導入増で業績拡大が見込まれるほか、医科システムも年間を通じて直販および代理店経由での拡販を期待。
★9:00 東芝－売り気配 東証2部へ指定替え
東芝<6502.T>が売り気配。同社は23日、東京証券取引所および名古屋証券取引所から同社株式を市場第一部から第二部に指定替えする旨と、上場廃止基準にかかる猶予期間銘柄（債務超過）とする旨の通知を受けたと発表した。
市場第二部への指定替え期日は2017年8月1日、上場廃止の猶予期間は2017年4月1日から2018年3月31日。
東芝<6502.T>が売り気配。同社は23日、東京証券取引所および名古屋証券取引所から同社株式を市場第一部から第二部に指定替えする旨と、上場廃止基準にかかる猶予期間銘柄（債務超過）とする旨の通知を受けたと発表した。
市場第二部への指定替え期日は2017年8月1日、上場廃止の猶予期間は2017年4月1日から2018年3月31日。
★9:00 ｅｎｉｓｈ－買い気配 欅坂４６の公式ゲームアプリ開発を決定
ｅｎｉｓｈ<3667.T>が買い気配。同社は6月26日8時30分に、欅坂４６の公式ゲームアプリとなる『欅のキセキ』を正式に開発すると発表した。欅坂４６は、秋元康氏が総合プロデュースを行い、乃木坂４６に続く「坂道シリーズ」第2弾として、2015年8月21日に結成された。ゲームの詳細は現在調整中。配信は2017年内を予定。
ｅｎｉｓｈ<3667.T>が買い気配。同社は6月26日8時30分に、欅坂４６の公式ゲームアプリとなる『欅のキセキ』を正式に開発すると発表した。欅坂４６は、秋元康氏が総合プロデュースを行い、乃木坂４６に続く「坂道シリーズ」第2弾として、2015年8月21日に結成された。ゲームの詳細は現在調整中。配信は2017年内を予定。
★9:00 住友不動産－ＣＳが「NEUTRAL」へ引き上げ 業績予想を上方修正
住友不動産<8830.T>が続伸。クレディ・スイス証券では、業績予想を上方修正。投資評価を「UNDERPERFORM」→「NEUTRAL」、目標株価を2700円→3600円と引き上げた。
マンション市場全体では、新築マンションの販売価格の下落が今後12カ月は継続すると予想。同社の営業利益のうち20％程度はマンション分譲事業で創出されている。マンション分譲の営業利益率の悪化懸念は残る。ただし、同社は3.3万戸のマンション用地を有しており、5～6年分の売上計上分の用地を確保済み。また、独自の販売戦略が成功して、マンション分譲の営業利益の水準は維持されると予想。
ROEは10％程度で推移すると予想。資本効率が安定的に推移し、株価バリュエーションが下落する可能性は低下しているとした。
住友不動産<8830.T>が続伸。クレディ・スイス証券では、業績予想を上方修正。投資評価を「UNDERPERFORM」→「NEUTRAL」、目標株価を2700円→3600円と引き上げた。
マンション市場全体では、新築マンションの販売価格の下落が今後12カ月は継続すると予想。同社の営業利益のうち20％程度はマンション分譲事業で創出されている。マンション分譲の営業利益率の悪化懸念は残る。ただし、同社は3.3万戸のマンション用地を有しており、5～6年分の売上計上分の用地を確保済み。また、独自の販売戦略が成功して、マンション分譲の営業利益の水準は維持されると予想。
ROEは10％程度で推移すると予想。資本効率が安定的に推移し、株価バリュエーションが下落する可能性は低下しているとした。
★9:01 タカタ－売買停止 民事再生法適用を申請 負債総額1兆円超
タカタ<7312.T>が売買停止。26日付の日経新聞電子版で、同社が同日午前、取締役会を開き、東京地裁に民事再生法の適用を申請することを決めたと報じられた。
米国子会社ＴＫホールディングス（ミシガン州）も米連邦破産法11条（日本の民事再生法に相当）の適用を申請するという。自動車各社が立て替えているリコール費用を含めると負債総額は1兆円を超えるとみられ、再建を主導するスポンサーには米自動車部品大手キー・セイフティー・システムズ（ＫＳＳ）がつくもよう。
タカタ<7312.T>が売買停止。26日付の日経新聞電子版で、同社が同日午前、取締役会を開き、東京地裁に民事再生法の適用を申請することを決めたと報じられた。
米国子会社ＴＫホールディングス（ミシガン州）も米連邦破産法11条（日本の民事再生法に相当）の適用を申請するという。自動車各社が立て替えているリコール費用を含めると負債総額は1兆円を超えるとみられ、再建を主導するスポンサーには米自動車部品大手キー・セイフティー・システムズ（ＫＳＳ）がつくもよう。
★9:01 マブチモーター－ＳＭＢＣ日興が「2」へ引き下げ 17.12期は減益になる見込み
マブチモーター<6592.T>が続落。ＳＭＢＣ日興証券では、自動車生産台数の鈍化と費用増で、今17.12期は減益と想定。投資評価を「1（アウトパフォーム）」→「2（中立）」、目標株価を8200円→7300円と引き下げた。
1株当たり企業価値からすれば株価に上昇余地はあるものの、（1）17.12期営業利益が減益になる可能性があり、（2）部品需給ひっ迫により業績改善傾向の強まるセクター内において、相対的に業績モメンタムが見劣りすることから、投資評価を引き下げるとした。今17.12期会社計画は、今後の成長に向け販売管理費を20億円増加させているため、グローバル自動車生産台数減速が減益の要因となるが、来18.12期以降は再び増益基調に回帰する見通し。
マブチモーター<6592.T>が続落。ＳＭＢＣ日興証券では、自動車生産台数の鈍化と費用増で、今17.12期は減益と想定。投資評価を「1（アウトパフォーム）」→「2（中立）」、目標株価を8200円→7300円と引き下げた。
1株当たり企業価値からすれば株価に上昇余地はあるものの、（1）17.12期営業利益が減益になる可能性があり、（2）部品需給ひっ迫により業績改善傾向の強まるセクター内において、相対的に業績モメンタムが見劣りすることから、投資評価を引き下げるとした。今17.12期会社計画は、今後の成長に向け販売管理費を20億円増加させているため、グローバル自動車生産台数減速が減益の要因となるが、来18.12期以降は再び増益基調に回帰する見通し。
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