前場コメント No.3  アサヒ、GameWith、大庄、サッポロHD、ソレイジア、良品計画、GMOFHDなど

2019/07/22(月) 11:30
★9:03  アサヒ-売り気配 AB InBevの豪州事業を1.2兆円で買収
 アサヒグループホールディングス<2502.T>が売り気配。同社は19日に、Anheuser-Busch InBev(以下、AB InBev)が豪州で保有する全事業(以下、CUB事業)の取得についてAB InBev社と合意したと発表した。
 
 CUB事業は、豪州ビール市場のトップブランドである「Carlton」や「Great Northern」などの商品に加えて、高いマーケティング力や商品開発力を有しているという。
 同社は、今後は、CUB事業の広範なディストリビューションネットワークを取得できることに加えて、同等の売り上げ機模である既存の豪州事業との組み合わせにより、調達などでスケールメリットを享受することが可能になる。また、この取引により、既存事業を含めた豪州事業のEBITDAは約1000億円と欧州事業と同規模となり、日本の2000億円規模と合わせて3極体制が整うことになるとしている。
 取得価格は160億豪ドル(約1兆2096億円)で、クロージングは遅くとも2020年1Q中を予定している。

★9:03  GameWith-岩井コスモが新規「A」 今後はゲームレビューや動画配信も注力
 GameWith<6552.T>が買い気配。岩井コスモ証券では、ゲーム攻略記事が主力も、今後はゲームレビューや動画配信も注力すると注目。投資判断「A」、目標株価750円として、カバレッジを開始した。

 同社は毎年フリーキャッシュフローが豊富に生み出されるビジネスモデル。財務における心配が少なく、豊かな手元資金が同社に対する信用や信頼に寄与しているもよう。岩井コスモでは、以下の点を評価。(1)ゲームの市場規模は長年成長を続けており、今後も成長が期待できるセクターであること。(2)成長が期待されるeスポーツにも積極的に関与を続けていること。(3)ブロックチェーンゲームや海外事業にも期待が持てること。
 今期は国内ゲーム攻略情報サイト運営から、海外展開や新規事業を育成する先行投資期間となる。ブロックチェーンゲームやeスポーツで注目を集めそうだが、業績への寄与は来期以降と見込むとした。

★9:03  大庄-続伸 サッポロビールを割当先とした自己株処分で4.8億円を調達
 大庄<9979.T>が続伸。同社は19日、サッポロホールディングス<2501.T>傘下のサッポロビールを割当先とし、第三者割当による自己株式の処分を行うことを発表した。

 サッポロビールと安定的な取引関係の構築・強化を図ることが目的としている。
 
 処分期日は8月5日。処分株式数は30万株。処分価額は1株につき1592円で差引手取概算で4億7760万円を調達する。調達した資金は新規出店および改装などの設備投資に充てる予定。
 

★9:03  ソレイジア-大幅続伸 「エピシル」の中国販売開始
 ソレイジア・ファーマ<4597.T>が大幅続伸。同社は22日8時30分に、がんなどの化学療法や放射線療法に伴う口内炎で生じる口腔内疼痛の緩和を目的とする製品「エピシル」について、中国での販売を開始したと発表した。

 エピシルは、2月に中国当局より承認を受けた製品であり、6月の中国向け初回出荷後、通関などの諸手続きを経て今回の販売開始(製品上市)に至ったとしている。

★9:04  良品計画-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 下期には中期成長期待を高めることが肝要
 良品計画<7453.T>が反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、前年ハードルは徐々に下がるが下期には中期成長期待を高めることが肝要と指摘。投資判断「Overweight」を継続、目標株価は27000円→25000円と引き下げた。

 1Qは昨年度から続く課題のほか、在庫増とそれに伴う運搬・配送費増、欧米の業績不振などもあり、厳しい決算となったと指摘。一方、中期的な成長をめざし「商品開発強化」「グローバルなシステム・人事制度・SCMの構築」などを進めており、現状、コスト先行局面にあるという。課題は少なくないとしながらも、この先、「アジア地域の既存店売上の低迷」「ファミリーマートグループ向け商品供給減」の影響に一巡感がでてくるほか、さらにコスト削減を強めるとみて、下期以降業績が持ち直すと考えており、中期的な成長力の見方に変更なし。ただ、株式市場でコスト先行による業績踊り場が一時的であることを示すために、20/2期中に再び成長軌道に戻すことが肝要とコメントしている。

★9:04  GMOフィナンシャル-反落 上期営業益速報値27%減 手数料が減少
 GMOフィナンシャルホールディングス<7177.T>が反落。同社は19日、19.12期上期(1-6月)速報値の連結営業利益が42.8億円だったと発表した。前年同四半期実績値から26.9%減少した。株式等委託売買代金の減少等により受入手数料が減少したことが響いた。

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