前場コメント No.5 光通信、芙蓉総合リース、スズキ、カルラ、パーク24など

2019/08/16(金) 11:30
★9:05  光通信-岩井コスモが目標株価引き上げ 20.3期は会社予想を上回る営業増益が期待できる
 光通信<9435.T>が反発。岩井コスモ証券では、今20.3期は会社予想を上回る営業増益が期待できると判断。投資判断「A」を継続、目標株価を27500円→31000円と引き上げた。
 第1四半期の営業利益は前年同期比5割増と大幅増益。通信回線サービスや電力小売りなど顧客企業の業務の効率化に役立ち、かつ利益率の良い自社開発商材の売り上げが順調に拡大しており、今20.3期は会社予想を上回る前期比2割弱の営業増益が期待可能。業績の上振れ期待が浮上したことや同社が今期の配当予想を増額修正したこと、さらに同社の安定した収益基盤への評価が株価への評価を高めると考えられる。岩井コスモ予想の上方修正に伴って、当面の目標株価は来期予想PERで25倍強に相当する31000円へ引き上げるとした。

★9:06  芙蓉総合リース-続落 NOCアウトソーシング&コンサルティングを買収
 芙蓉総合リース<8424.T>が続落。同社は15日、、NOCアウトソーシング&コンサルティング(本社:東京都江東区)の発行済株式の全部を保有するLNホールディングス(本社:東京都千代田区)の発行済普通株式の全部を取得し、連結子会社化したと発表した。
 買収により、取引先の業務効率化に関する幅広いニーズに対応できる体制が整うとしている。なお、株価に対するポジティブな反応は限定的。

★9:06  スズキ-三菱UFJMSが目標株価引き下げ インド停滞は続きそうだが株価は下げ過ぎ
 スズキ<7269.T>が3日続落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、インドの停滞は当面続きそうだが、株価は下げ過ぎとみて、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は6300円→5500円と引き下げた。
 「Overweight」を継続する理由は、来21.3期以降はインドの4輪市場が緩やかに成長軌道に回帰し、スズキの長期的な成長ドライバーになると考えられるため。足元のインド市場は、景気の停滞とローンの引き締まりから、三菱UFJMSが想定していた以上に低迷が長期化しているとし、2Q決算前に会社計画は下方修正となる可能性が高い。ただし、大局的なスズキの業績モメンタムは今20.3期の上期で底入れと想定。政府が刺激策を導入する可能性もあり、早期の需要底上げに期待。

★9:09  カルラ-小動き 新業態「らら亭」の出店を加速と日経報道 定食を中心に
 カルラ<2789.T>が小動き。同社が定食を中心にそろえる新業態「らら亭」の出店を加速すると、日本経済新聞・電子版で8月15日大引け後に伝えられている。
 2019年度はまるまつから5~6店を業態転換し、新規出店を含め2年で30店にする目標を掲げる。客単価の低い新業態を通して、新しい客層を取り込む狙い。同社は7月、宇都宮市のまるまつを転換する形でらら亭を初出店。らら亭ではまるまつのメニューを絞り込み、ワンコインで食べられる定食を提供する。

★9:10  村田製作所-大和が目標株価引き下げ 5G寄与前にコンデンサーにピークアウト感
 村田製作所<6981.T>が続落。大和証券では、5G寄与前にコンデンサーにピークアウト感とコメント。投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続も、目標株価は8333円(株式分割を考慮)→5500円と引き下げた。1Qは前年同期比30%営業増益も、会社側は慎重姿勢を維持。コンデンサーはローエンド中心に需給緩和が顕著。為替前提の変更も含め、大和予想を減額。

★9:12  パーク24-底堅い タイムズ駐車場7月売上総利益5.4%増
 パーク24<4666.T>が底堅い。同社は15日、月次速報でタイムズ駐車場の7月度売上総利益が前年同月比5.4%増の36.2億円だったと発表した。
 直営駐車場と管理受託駐車場を合わせた総駐車場数は1万9840件となった。また、カーシェアリングサービス「タイムズ カープラス」の車両台数は2万5899台(前月は2万5611台)、ステーション数は1万2321件(前月は1万2192件)だった。会員数は124万5000人(前月は122万6000人)となっている。なお、株価は動意が薄く、ポジティブな反応は限定的だ。


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