前場コメント No.1 日本ゼオン、ダブルスコープ、マツダ、ケーズHD、キッコーマンなど
★9:00 日本ゼオン-買い気配 高機能材料の成長力性を評価 「買い」へ引き上げ
日本ゼオン<4205.T>が買い気配。シティグループ証券では、高機能材料の成長力性を評価。投資評価を「2(中立)」→「1(買い)」、目標株価を1100円→1450円と引き上げた。
Q1決算/取材を踏まえて業績予想を見直し。主にLiBバインダー、ゼオノアフィルム、COP樹脂の好調さを背景に高機能材料を増額。特に、成長性/収益性が非常に高いLiBバインダーの全社収益貢献度が階段状に高まり、2021年度で全社利益の3分の1を稼ぐ見通し。このため、xEV関連銘柄として注目が高まる見込み。ゼオノアフィルムやCOP樹脂のシェア拡大も含め、市場での注目の高い高機能材料事業の利益は当面2ケタ%/年成長が続くとの見方を示した。
日本ゼオン<4205.T>が買い気配。シティグループ証券では、高機能材料の成長力性を評価。投資評価を「2(中立)」→「1(買い)」、目標株価を1100円→1450円と引き上げた。
Q1決算/取材を踏まえて業績予想を見直し。主にLiBバインダー、ゼオノアフィルム、COP樹脂の好調さを背景に高機能材料を増額。特に、成長性/収益性が非常に高いLiBバインダーの全社収益貢献度が階段状に高まり、2021年度で全社利益の3分の1を稼ぐ見通し。このため、xEV関連銘柄として注目が高まる見込み。ゼオノアフィルムやCOP樹脂のシェア拡大も含め、市場での注目の高い高機能材料事業の利益は当面2ケタ%/年成長が続くとの見方を示した。
★9:00 プレステージ-買い気配 1株を2株に分割 基準日は9月30日
プレステージ・インターナショナル<4290.T>が買い気配。同社は20日に、株式分割を行うと発表した。9月30日を基準日として普通株式を1株につき2株の割合で分割する。
併せて、20.3期の期末配当予想を7円から3.5円に修正すると発表した。株式分割を考慮した修正であり、実質的な変更はない。
プレステージ・インターナショナル<4290.T>が買い気配。同社は20日に、株式分割を行うと発表した。9月30日を基準日として普通株式を1株につき2株の割合で分割する。
併せて、20.3期の期末配当予想を7円から3.5円に修正すると発表した。株式分割を考慮した修正であり、実質的な変更はない。
★9:00 ダブルスコープ-売り気配 新株予約権発行で43億円調達 設備投資資金に充当
ダブル・スコープ<6619.T>が売り気配。同社は20日に、みずほ証券を割り当て先とする第三者割り当てで第5回新株予約権(行使価額修正条項および行使許可条項付)を発行すると発表した。
韓国工場の成膜ラインならびにコーティング設備などの付帯設備に関わる設備投資資金などに充当する。同社はみずほ証券に新株予約権を5万個(当初行使価額850円、潜在株式数500万株)割り当て、手取り概算42億5960万円を調達する。
ダブル・スコープ<6619.T>が売り気配。同社は20日に、みずほ証券を割り当て先とする第三者割り当てで第5回新株予約権(行使価額修正条項および行使許可条項付)を発行すると発表した。
韓国工場の成膜ラインならびにコーティング設備などの付帯設備に関わる設備投資資金などに充当する。同社はみずほ証券に新株予約権を5万個(当初行使価額850円、潜在株式数500万株)割り当て、手取り概算42億5960万円を調達する。
★9:00 マツダ-続落 赤字を意識せざるをえない利益水準へ 「売り」へ引き下げ
マツダ<7261.T>が続落。シティグループ証券では、赤字を意識せざるをえない利益水準へとコメント。投資評価を「2(中立)」→「3(売り)」、目標株価を1200円→730円と引き下げた。
足元の円高、新型車の販売低迷、欧州での環境規制強化を考慮すると、来期の業績はさらに悪化しそう。株式市場は利益の方向感はある程度織り込んでいるとみられるが、赤字や減配のリスクはまだ織り込みきれていないと判断。シティでは株式市場が赤字のリスクを織り込みにいくと判断し、適用PBR を変更。ターゲットプライスを730円に引き下げ、投資評価を「売り」に変更するとした。
マツダ<7261.T>が続落。シティグループ証券では、赤字を意識せざるをえない利益水準へとコメント。投資評価を「2(中立)」→「3(売り)」、目標株価を1200円→730円と引き下げた。
足元の円高、新型車の販売低迷、欧州での環境規制強化を考慮すると、来期の業績はさらに悪化しそう。株式市場は利益の方向感はある程度織り込んでいるとみられるが、赤字や減配のリスクはまだ織り込みきれていないと判断。シティでは株式市場が赤字のリスクを織り込みにいくと判断し、適用PBR を変更。ターゲットプライスを730円に引き下げ、投資評価を「売り」に変更するとした。
★9:01 ケーズHD-反発 株主優待拡充 年2回の贈呈に
ケーズホールディングス<8282.T>が反発。同社は20日に、株主優待制度を拡充すると発表した。
現行の3月末を基準とする株主優待券の贈呈に、9月末を基準日とする株主優待券の贈呈を加え、年間2回の贈呈に拡充する。拡充後は券面額1000円の株主優待券が保有株式数に応じ1枚~30枚、年2回贈呈されることとなる。なお、この拡充に伴い使用期限は従来の12カ月から6カ月に変更される。
ケーズホールディングス<8282.T>が反発。同社は20日に、株主優待制度を拡充すると発表した。
現行の3月末を基準とする株主優待券の贈呈に、9月末を基準日とする株主優待券の贈呈を加え、年間2回の贈呈に拡充する。拡充後は券面額1000円の株主優待券が保有株式数に応じ1枚~30枚、年2回贈呈されることとなる。なお、この拡充に伴い使用期限は従来の12カ月から6カ月に変更される。
★9:01 キッコーマン-売り気配 バリュエーションは割高 「売り」へ引き下げ
キッコーマン<2801.T>が売り気配。ゴールドマン・サックス証券では、海外事業の鈍化を見込む一方でバリュエーションは割高と判断。投資判断を「中立」→「売り」、目標株価を4700円→4200円と引き下げた。
19年度1Q決算後取材で、海外事業の事業拡大の効率性が低下していると判断。営業利益で71%を占め、中期的な利益成長のドライバーである海外事業のマージン見通しの軟化は、同社の中期的な期待利益成長率を引き下げ、ひいては同社のバリュエーションの下落圧力になる要因になる。今後3年間のEBIT CAGRはGSの消費財カバレッジ平均の7%増と同水準の6%増であるにも関わらず、FY20予想基準のPERは30倍と同平均の21倍を大きく上回り、現在の株価には割高感が強い。現在同社が享受している同業他社に対するプレミアムは正当化しづらいと指摘した。
キッコーマン<2801.T>が売り気配。ゴールドマン・サックス証券では、海外事業の鈍化を見込む一方でバリュエーションは割高と判断。投資判断を「中立」→「売り」、目標株価を4700円→4200円と引き下げた。
19年度1Q決算後取材で、海外事業の事業拡大の効率性が低下していると判断。営業利益で71%を占め、中期的な利益成長のドライバーである海外事業のマージン見通しの軟化は、同社の中期的な期待利益成長率を引き下げ、ひいては同社のバリュエーションの下落圧力になる要因になる。今後3年間のEBIT CAGRはGSの消費財カバレッジ平均の7%増と同水準の6%増であるにも関わらず、FY20予想基準のPERは30倍と同平均の21倍を大きく上回り、現在の株価には割高感が強い。現在同社が享受している同業他社に対するプレミアムは正当化しづらいと指摘した。
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