〔Market Flash〕インドネシアのニッケル鉱石禁輸の時期に注目~SMBC日興

2019/08/21(水) 10:30
【10:30】インドネシアのニッケル鉱石禁輸の時期に注目~SMBC日興  SMBC日興証券では非鉄市況に関して、LMEニッケル市況の上昇が続いていることについて考察している。インドネシアが2022年に予定していたニッケル鉱石の輸出停止を早ければ本年に早めるとの市場観測が市況を押し上げたとSMBC日興ではみており、禁輸が年内に行われれば、一時的にニッケル需給がタイト化する可能性があると考えている。ただし、ニッケルが高騰すれば、需要先であるステンレス市場で他素材への代替が進むことなどから、その後の需給は緩和に向かうと予想している。 そもそも米中貿易戦争の影響で需要面の先行きが懸念されるという状況下、SMBC日興では禁輸再開がいつになるかに注目している。 【9:30】小売はビジネスモデルの優位性とバリュエーションに注目~みずほ  みずほ証券では、2019年の小売セクターの投資戦略のテーマとして、(1)決済の多様化および省力化に対応するためのデジタル戦略、(2)ESG開示強化と市場との対話を通じたビジネスモデルの再点検とファインチューニング、(3)消費増税後の経済環境変化を見据えた海外の成長市場への取り組み―の3点を挙げている。企業の本質的な競争力への見極めやコストマネジメント力が銘柄選択の上で重要度を増すと判断しており、消費税再増税後も堅調な業績を維持可能とみられる企業として、コスモス薬品<3349>、パン・パシHD<7532>、ファーストリテイリング<9983>、丸井G<8252>の動向に注目している。また、円高メリット銘柄のニトリHD<9843>にも注目している。 【8:45】寄り前気配はアルフレッサ、大気社、ニッパツ、邦ガスが高い気配値  主力株の寄り前気配では、アルフレッサ (2784)+22.00%、大気社(1979)+13.17%、ニッパツ(5991) +9.60%、邦ガス(9533) +7.90%、リョーサン(8140) +7.72%、ネクソン(3659) +7.59%、ミスミG(9962) +6.83%、千代建(6366) +6.55%、アイシン精(7259) +6.40%、ゼオン(4205) +6.38%などが高い気配値。  一方、日化薬(4272)-22.98%、日油(4403)-19.47%、キッセイ薬(4547)-18.54%、NTTデータ(9613)-11.85%、セコム(9735)-11.80%、洋缶HD(5901)-10.92%、福山運(9075)-10.91%、メディパル(7459) -9.32%、イズミ(8273) -8.39%、菱地所(8802) -8.38%などが安い気配値となっている。
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