後場コメント No.3 オプテックスG、芝浦電子、明電舎、オークファン、良品計画など

2019/08/21(水) 15:00
★13:01  オプテックスG-いちよしがフェアバリュー引き下げ 業績見通しを下方修正
 オプテックスグループ<6914.T>が3日ぶり反落。いちよし経済研究所では、業績見通しを下方修正。レーティング「B」を継続、フェアバリューは1500円→1400円と引き下げた。
 今19.12期会社計画は下期(7~12月)回復を織り込む内容となっている(下期計画は売上高214億0700万円、営業利益20億8500万円)。主要全セグメントで下期ウェイトとなっているが、特にSS事業での改善が見込まれている。屋外センサーの改善、国内での新機種リリースを織り込んだと見られ、いちよしでもこの方向性に沿って予想を見直したとしているが、会社計画はハードルが高いと判断。

★13:08  芝浦電子-いちよしがフェアバリュー引き下げ 電動車向けなどは拡大している
 芝浦電子<6957.T>が3日ぶり反落。いちよし経済研究所では、サーミスタ需要全般は想定よりも弱いが、電動車向けなどは拡大していると判断。レーティング「A」を継続も、フェアバリューは4700円→3800円と引き下げた。
 今20.3期1Q(4~6月)決算の内容を踏まえ、いちよしでは業績予想を下方修正。空調機器用や自動車用など主力用途のサーミスタ需要は堅調に推移しているものの、それ以外の用途(家電用、住設機器用、OA 機器用、産業機器用など)が全般的に弱い。ただし、ハイブリッド車など電動車の普及拡大を背景として、車載搭載モーター向けサーミスタなどの拡大が予想され、中期的な収益拡大に対する見方に変更はないとした。

★13:19  明電舎-SMBC日興が目標株価引き下げ 底入れしつつある
 明電舎<6508.T>が続落。SMBC日興証券では、スムーズに浮上できるかは要確認も、底入れしつつあるとみて、投資評価「1(アウトパフォーム)」を継続した。目標株価は2550円→2100円と引き下げた。
 利益予想を下方修正。昨年度来減益要因となっていた電子機器は今20.3期1Qでようやく悪材料出尽くしになったとみられ、今後は社会インフラで低下した収益性改善の可否や、EV向けモーター・インバーターの成長性といったアップサイドに評価の軸足は移る見通し。中長期視点では、EV向けモーター・インバーターが償却費や開発費負担が重い「投資先行フェーズ」ではあるが、全社営業利益は5年CAGR+6.7%の堅調な成長と予想。バリュエーションも依然割安水準にとどまっていると考えるとした。

★13:22  オークファン-3日続伸 「食品ロス」削減に貢献できるポイ活ショッピングサイト公開
 オークファン<3674.T>が3日続伸。同社は21日に、子会社のSynaBizと、オズビジョン(東京都港区)が、ハピタスポイントが使えて貯められるポイ活ショッピングサイト「Hapitas Outlet」を公開したと発表した。
 このサイトでは、オズビジョンが運営するポイントモール「ハピタス」のユーザーを対象に、SynaBizがメーカーから買い取った在庫処分品をお買い得価格で販売するという。このサイトを通じて、社会課題である食品ロスを始めとする廃棄問題の解決に貢献するとしている。

★13:26  良品計画-SMBC日興が目標株価引き下げ 再評価にはオペレーション改善が必要
 良品計画<7453.T>が3日ぶり反落。SMBC日興証券では、最悪期は抜けつつあるも、再評価にはオペレーション改善が必要と判断。投資評価「2(中立)」を継続、目標株価は22000円→20000円と引き下げた。
 業績予想を減額。今20.2期は営業減益を予想するとしたが、1Qには国内での出店集中の影響があり、オペレーション精度の懸念は残るも2Q以降の業績は緩やかに回復に向かうと考えるとした。業績最悪期を抜けたことが確認できれば株価が水準の一定の是正が発生する可能性はある。その後の本格回復には(1)国内販管費の管理精度の改善、(2)グローバル在庫水準の改善が必要。そして、中期的に従来のようなグローバル成長期待が形成されるにはシステム導入(コミュニケーション、会計、商品調達/在庫)によるオペレーション精度の改善を確認したいとした。


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