前場コメント No.6 ソウルドアウト、リーダー電子、JXTG、コスモエネルギー、マキタなど

2019/08/22(木) 11:30
★9:10  双日-大和が目標株価引き下げ 石炭・鉄鋼・肥料を中心に下方修正
 双日<2768.T>がもみ合い。大和証券では、石炭、鉄鋼、肥料を中心に下方修正。投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続も、目標株価は430円→400円と引き下げた。配当利回りで割安感は強く、資源価格影響を除いた高い成長力は健在。一般炭の需給改善が加われば、株価はさらに上昇しやすいとの見方を示した。

★9:13  ソウルドアウト-4日続伸 子会社がWaris社と「WEBマ女子プロジェクト」を開始
 ソウルドアウト<6553.T>が4日続伸。同社は8月21日大引け後に、連結子会社であるSO Technologies(東京都千代田区)が、Waris(東京都千代田区)と、Webマーケティング分野においてワークアゲイン人材の再就職や継続的なキャリアアップを支援する「WEBマ女子プロジェクト」を開始すると発表した。両社の強みを活かしてWebマーケティング領域のノウハウを提供し、女性の再就職や仕事獲得を支援する。

★9:14  リーダー電子-急落 新株予約権発行で7.6億円調達 借入金の返済に充当
 リーダー電子<6867.T>が急落。同社は21日に、SMBC日興証券を割り当て先とする自己株式を活用した第三者割り当てで第2回新株予約権(行使価額修正条項付)を発行すると発表した。
 連結子会社によるPhabrixの全株式の取得に伴う借入金の返済資金などに充当する。同社はSMBC日興証券に新株予約権を8800個(当初行使価額868円、潜在株式数88万株)割り当て、手取り概算7億5928万0800円を調達する。

★9:16  JXTG-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 大阪製油所の精製機能を停止予定
 JXTGホールディングス<5020.T>が3日続落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、2020年10月をメドに大阪製油所の精製機能を停止予定と注目。投資判断「Overweight」を継続も、目標株価は860円→740円と引き下げた。
 7月23日に同社は、2020年10月をメドに大阪製油所(精製能力11.5万バレル/日)の精製機能を停止することを発表。このことは、同社の製油所の競争力を高めるだけでなく、中期的な石油製品の需給バランスの改善につながる可能性があり、ポジティブに評価。同社が策定中の来21.3期から始まる新たな中期経営計画の発表内容に注目するとした。

★9:18  コスモエネルギー-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 軽油スプレッド動向に注目
 コスモエネルギーホールディングス<5021.T>が小高い。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、IMO環境規制強化による軽油スプレッド動向に注目。投資判断「Overweight」を継続も、目標株価は3720円→3590円と引き下げた。
 短期的には、2020年1月からのIMOの船舶燃料の環境規制強化により、軽油の需給バランスがタイト化し、同スプレッドが改善する可能性に注目。中期的には、2020年頃にキグナス石油に燃料油供給を開始予定であり、石油製品販売量の増加が利益グロース要因になると予想。

★9:21  マキタ-みずほが目標株価引き下げ 業績踊り場が続く 当面は慎重スタンス
 マキタ<6586.T>が続落。みずほ証券では、業績踊り場が続いており、当面は慎重スタンスを推奨。投資判断「アンダーパフォーム」を継続、目標株価を3300円→2800円と引き下げた。
 主なポイントは(1)園芸工具などの長期成長に向けた先行投資局面に入り始めたことから、利益成長は踊り場を迎えつつある、(2)厳しい競争環境下での拡販のため販売コストがかさみ、当面の収益性が従来想定より低位になる懸念、(3)米国の対中追加関税第4弾の影響は21.3期後半以降の利益圧迫要因となる公算など。
 業績の安定感やセクター内での高収益性は評価すべき事象だが、今20.3期1Q利益実績も一過性のファクターを除けば実態は思ったより低いとし、当面の業績動向には留意すべきと判断。アップサイドリスクは株主還元の方針変化などと想定するとした。


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