〔Market Flash〕5G実現には革新的な素材が必要不可欠~みずほ

2019/08/22(木) 13:40
【13:40】5G実現には革新的な素材が必要不可欠~みずほ  みずほ証券では、第5世代移動通信(5G)の実現には、低誘電率・低誘電正接かつ高耐熱で加工しやすい絶縁材料など、各種の革新的な素材が必要となる蓋然性が極めて高いと指摘。国内素材業界にとって大きな事業機会になり得ると判断している。現時点では5G関連銘柄は「理想買い」の状態にあるとみているが、素材企業の株価バリュエーションは5G実現に伴う業績拡大ポテンシャルをほとんど織り込んでいないうえに、革新的な素材の事業機会は世界中に存在しており、今後注目を集める可能性もあると考えている。関連銘柄としては、住友ベークライト<4203>、三菱ガス化学<4182>、日本ガイシ<5333>、AGC<5201>、クラレ<3405>、三菱ケミカル<4188>、東レ<3402>、デンカ<4061>などを挙げている。 【12:40】自動車部品は業績悪化企業の改善時期を探る局面~野村  野村証券では自動車部品セクターに関して、4-6月期決算では中国などを中心に海外メーカーと取引がある企業や日産<7201>向け売上高比率が高い企業の業績悪化が顕著であったが、台数面は今が底とみており、その回復に徐々に目を向ける局面と考えている。特に独自の利益改善要因を持つ企業に注目しており、個別ではアイシン精機<7259>を推奨している。また、業績悪化企業には当たらないが、原価低減や北米での収益改善といった独自の利益改善要因を持つトヨタ紡織<3116>にも注目している。一方、その他の業績悪化企業の業績は、日産などの生産動向次第の側面もあり、回復時期を見極める必要があると考えている。 【10:30】伊コンテ首相辞任 五つ星運動と同盟の連立政権が崩壊~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、イタリアの政局動向についてリポートしている。 「五つ星運動」と「同盟」による連立政権は移民や公共政策を巡り対立、政権運営が困難と判断したコンテ首相が8月20日に辞任を表明した。新たな連立政権の誕生は難しいとみられるなか、当面は選挙管理内閣で乗り切ることになると三菱UFJMSでは考えている。また、予算を巡るEUとの協議の行方が今後の注目点とみている、総選挙は10月後半~11月頃に実施されると予想しており、選挙の焦点は右派連合政権の誕生の有無と財政赤字問題と考えている。しかし、右派連合政権が誕生しても、財政を巡るイタリアとEU間の対立の構図は変わらないと三菱UFJMSでは予想している。 【9:40】上期の自動車用鋼板は3000円/トンの値上げ決着と報道~みずほ  みずほ証券では、21日付けの日刊工業新聞朝刊で、トヨタ<7203>が20.3期下期の支給材価格を上期比3000円/トン程度引き上げる方針を固めたと報じたことを受けてリポートしている。支給材価格の基準となる20.3期上期の自給材価格についても同様に19.3期下期比3000円/トン程度の値上げ決着となったもよう。みずほでは、自動車用鋼板の今上期分を前下期比2500円/トン程度の値上げとみており、報道通りだとすると大枠では想定の範囲内での決着と捉えている。全体的には、高炉メーカーにとってはまずまずの決着と判断しているが、熱延コイルの国際市況が下落し、完成車メーカーの業績が悪化する中での値上げ決着であり、実際に値上げ浸透に至るのかは留意を要すると指摘している。 【8:45】寄り前気配は淀川鋼、南都銀、戸田建、リンテックが高い気配値  主力株の寄り前気配では、淀川鋼(5451)+12.06%、南都銀(8367) +7.07%、戸田建(1860) +6.29%、リンテック(7966) +5.78%、紀陽銀(8370) +5.66%、北国銀(8363) +5.20%、洋缶HD(5901) +4.82%、丸一管(5463) +4.68%、日産化(4021) +4.51%、ロート(4527) +3.68%などが高い気配値。  一方、日梱包(9072)-21.75%、ツムラ(4540)-17.59%、大日印(7912) -8.85%、住友林(1911) -6.86%、栗田工(6370) -5.61%、ネットワン(7518) -5.53%、豊田織機(6201) -4.93%、阪急阪神(9042) -4.89%、リゾートトラ (4681) -4.79%、科研薬(4521) -4.52%などが安い気配値となっている。
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