〔Market Flash〕2020年、2021年のJPX日経400定期見直しを予想~みずほ

2019/08/23(金) 12:55
【12:55】2020年、2021年のJPX日経400定期見直しを予想~みずほ  みずほ証券では、8月7日発表の2019年定期見直しおよび、3月決算期企業の第1四半期決算発表後の東洋経済の新業績予想を反映して、JPX日経400定期見直しの暫定予想をアップデートしている。2020年定期見直しでは、JR九州<9142>、スシローGHD<3563>、TKP<3479>が新規上場後3年経過による新規採用を予想している。また、2019年定期見直しで新規採用が期待されていたものの見送りとなったシャープ<6753>は2020年に採用となると予想している。2021年定期見直しでは、債務超過の影響が解消される東芝<6502>の新規採用を予想するほか、上場後3年経過のSGHD<9143>、カチタス<8919>、オプトラン<6235>の新規採用も見込んでいる。 【10:30】アップルが有機ELパネルをBOEから調達へ~野村  野村証券では、22日付けの日経新聞で米アップルが「iPhone」の性能を左右する中核部品の有機ELパネルで、中国パネル最大手メーカーのBOE製の採用へ最終調整に入ったと報じられたことを受けてリポートしている。野村では、報道が事実だとすれば、日韓通商問題によるサムスン電子の有機ELパネル用部材の調達リスクなどもアップルの経営判断に影響を与えている可能性があると考えている。また、野村の調査ではBOEの有機ELパネルの歩留まりは50%を超えており、サムスン電子に対する競争力も大幅に改善しているとのこと。BOEの有機ELパネルの量産成功で、他の中国のパネルメーカーも有機ELパネルの投資に前向きになっており、19年末から有機EL製造装置への受注、引き合いは急回復すると野村では予想している。 【9:40】国内化粧品市場は天候不順や円高で軟化継続~SMBC日興  SMBC日興証券では化粧品セクターに関して、8月発表の各種マクロデータを取りまとめており、6~7月も国内の化粧品市場の軟化が継続したと指摘している。5月のメーカー出荷金額は18年12月以来初めてマイナスに転じたが、6月は下落幅が拡大した。5~6月の天候不純でシーズン品の販売が伸び悩んだことや、円高進行を受けて化粧品輸出も鈍化。特に前年ハードルが低下した7月の国内百貨店の化粧品売上が微増にとどまった点は物足りない印象とSMBC日興ではコメントしている。8月は一段と元安が進行し、代購業者の利ざやが縮小したとみられることから、8月のインバウンド売上の動向を注視したいとしている。一方、中国の化粧品小売販売額、韓国の免税化粧品販売額などは好調で、中国消費者の化粧品需要は引き続き底堅いとのこと。SMBC日興では、目先は10月に予定される消費税増前の駆け込み需要が本格化する8~9月に国内市場が復調するかに注目している。 【8:45】寄り前気配は日化薬、洋缶HD、ニッパツ、ヒロセ電が高い気配値  主力株の寄り前気配では、日化薬(4272)+25.91%、洋缶HD(5901)+25.87%、ニッパツ(5991)+20.86%、ヒロセ電(6806)+20.85%、キッセイ薬(4547)+20.51%、ニフコ(7988)+19.75%、三菱倉(9301)+19.03%、中国銀(8382)+17.26%、大日住薬(4506)+17.16%、ニコン(7731)+14.17%などが高い気配値。  一方、オンワードH (8016) -7.36%、大陽日酸(4091) -6.54%、野村不HD(3231) -5.04%、積水化(4204) -4.78%、京都銀(8369) -4.71%、長谷工(1808) -4.64%、タダノ(6395) -4.56%、日梱包(9072) -4.03%、OSG(6136) -3.76%、HOYA(7741) -3.60%などが安い気配値となっている。
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