前場コメント No.3 新光電気工業、アスモ、レナウン、日本製鉄、コスモエネルギーなど
★9:04 新光電気工業-売り気配 MSMUFGが目標株価引き下げ 20年度から業績は大幅拡大と予想
新光電気工業<6967.T>が売り気配。モルガン・スタンレーMUFG証券では、19年度は下方修正した会社予想を下回るが、20年度から業績は大幅拡大と予想するとし、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は1150円→1050円と引き下げた。
ICパッケージの業績予想を引き下げたことを主因に、業績予想を下方修正。18年度3Q、4Qに2四半期連続で利益を計上したFCパッケージ(ICパッケージに含まれる)は19年度1Qに赤字に転落した。しかし、20年度から米大手半導体メーカーのCPU用FCパッケージの付加価値が大幅に上昇し、業績が大幅に改善するとの予想に変化はないとした。
新光電気工業<6967.T>が売り気配。モルガン・スタンレーMUFG証券では、19年度は下方修正した会社予想を下回るが、20年度から業績は大幅拡大と予想するとし、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は1150円→1050円と引き下げた。
ICパッケージの業績予想を引き下げたことを主因に、業績予想を下方修正。18年度3Q、4Qに2四半期連続で利益を計上したFCパッケージ(ICパッケージに含まれる)は19年度1Qに赤字に転落した。しかし、20年度から米大手半導体メーカーのCPU用FCパッケージの付加価値が大幅に上昇し、業績が大幅に改善するとの予想に変化はないとした。
★9:04 アスモ-大幅に続落 子会社で介護タクシー事業を開始
アスモ<2654.T>が大幅に続落。同社は23日、連結子会社のアスモ介護サービスにおいて、新規事業として同日より介護保険タクシー事業を開始すると発表した。東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府の計13拠点を予定している。なお、株価は地合いの悪さに連れ安している。
アスモ<2654.T>が大幅に続落。同社は23日、連結子会社のアスモ介護サービスにおいて、新規事業として同日より介護保険タクシー事業を開始すると発表した。東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府の計13拠点を予定している。なお、株価は地合いの悪さに連れ安している。
★9:06 レナウン-底堅い 23.12期営業益25億円目標の新中計を発表 希望退職者の募集も実施
レナウン<3606.T>が底堅い。同社は23日、23.12期を最終年度とする新中計を策定したと発表した。23.12期の連結売上高700億円、同営業益25億円を目標数値に掲げている。
併せて、希望退職者の募集も発表した。2019年11月30日を退職日として150名程度を募集する。実施に伴い発生する特別加算金等の費用は、2019年12月期決算において特別損失として計上する予定としている。
レナウン<3606.T>が底堅い。同社は23日、23.12期を最終年度とする新中計を策定したと発表した。23.12期の連結売上高700億円、同営業益25億円を目標数値に掲げている。
併せて、希望退職者の募集も発表した。2019年11月30日を退職日として150名程度を募集する。実施に伴い発生する特別加算金等の費用は、2019年12月期決算において特別損失として計上する予定としている。
★9:06 日本製鉄-みずほが目標株価引き下げ 単体損益改善施策に要注目
日本製鉄<5401.T>が反落。みずほ証券では、悪材料出尽くしとは言えず、単体損益改善施策に要注目。投資判断「アンダーパフォーム」を継続、目標株価は1440円→1200円と引き下げた。
以下3点を踏まえ「アンダーパフォーム」継続。(1)20.3期1Q決算発表での「ネガティブ・サプライズ」。20.3期事業利益ガイダンスは株式市場の下限値に近いとみられたみずほの従来予想を700億円下回った。輸出価格下落などによるスプレッド悪化が主な要因とみる。(2)上期決算発表におけるさらなるガイダンスリスク。10月の消費税率引き上げの影響を懸念。(3)単体の損益低迷。20.3期に関し、会社側の650億円の単体経常赤字ガイダンスもサプライズ。輸出価格下落に加え、国内でも自動車向けを中心にコストに見合った販価が実現していない点が主な要因とみる。
日本製鉄<5401.T>が反落。みずほ証券では、悪材料出尽くしとは言えず、単体損益改善施策に要注目。投資判断「アンダーパフォーム」を継続、目標株価は1440円→1200円と引き下げた。
以下3点を踏まえ「アンダーパフォーム」継続。(1)20.3期1Q決算発表での「ネガティブ・サプライズ」。20.3期事業利益ガイダンスは株式市場の下限値に近いとみられたみずほの従来予想を700億円下回った。輸出価格下落などによるスプレッド悪化が主な要因とみる。(2)上期決算発表におけるさらなるガイダンスリスク。10月の消費税率引き上げの影響を懸念。(3)単体の損益低迷。20.3期に関し、会社側の650億円の単体経常赤字ガイダンスもサプライズ。輸出価格下落に加え、国内でも自動車向けを中心にコストに見合った販価が実現していない点が主な要因とみる。
★9:07 コスモエネルギー-みずほが目標株価引き下げ 市況悪化で業績予想を下方修正
コスモエネルギーホールディングス<5021.T>が大幅反落。みずほ証券では、市況悪化で業績予想を下方修正。投資判断「中立」を継続、目標株価は2350円→2050円と引き下げた。
今20.3期1Q決算内容などを踏まえて業績予想を見直し。油価前提の引き下げやそれに伴って一時的に国内石油製品マージンが悪化した部分を反映させ、実質利益予想を前回予想比下方修正。同業他社比でみて低PERでの推移が続くが、FCFや配当利回りなどの株主還元指標で割安感があるとはいえず、投資判断「中立」を継続するとした。
コスモエネルギーホールディングス<5021.T>が大幅反落。みずほ証券では、市況悪化で業績予想を下方修正。投資判断「中立」を継続、目標株価は2350円→2050円と引き下げた。
今20.3期1Q決算内容などを踏まえて業績予想を見直し。油価前提の引き下げやそれに伴って一時的に国内石油製品マージンが悪化した部分を反映させ、実質利益予想を前回予想比下方修正。同業他社比でみて低PERでの推移が続くが、FCFや配当利回りなどの株主還元指標で割安感があるとはいえず、投資判断「中立」を継続するとした。
★9:08 グレイステクノロジー-SBIが目標株価引き上げ 業績予想を上方修正
グレイステクノロジー<6541.T>が3日続落。SBI証券では、好調な出足の背景を踏まえ、業績予想を上方修正。投資判断「買い」を継続、目標株価は3000円→4000円と引き上げた。
今20.3期1Q業績は売上高4.0億円(前年比6%増)、営業利益1.7億円(同5.8倍)。売上高は6300万円、営業利益は9700万円、SBI予想を上回った。前期1Qは一過性の低採算オンプレミス案件が売上高および原価を大幅にかさ上げしており、このはく落が今期1Qの収益性改善に寄与。ただし、上述の背景からSBIでは増収は困難と考えていたとしたが、実際は増収。この要因は、(1)引き合いが依然強いためさらに強気な価格交渉、選別受注が可能なこと、(2)方針転換(既存マニュアルのままでemanualを利用し、費用対効果の早期発現を図ること)の奏功、(3)業務細分化および派遣社員活用による正社員の生産性改善など。一過性要素がなく総じてポジティブな印象とした。
グレイステクノロジー<6541.T>が3日続落。SBI証券では、好調な出足の背景を踏まえ、業績予想を上方修正。投資判断「買い」を継続、目標株価は3000円→4000円と引き上げた。
今20.3期1Q業績は売上高4.0億円(前年比6%増)、営業利益1.7億円(同5.8倍)。売上高は6300万円、営業利益は9700万円、SBI予想を上回った。前期1Qは一過性の低採算オンプレミス案件が売上高および原価を大幅にかさ上げしており、このはく落が今期1Qの収益性改善に寄与。ただし、上述の背景からSBIでは増収は困難と考えていたとしたが、実際は増収。この要因は、(1)引き合いが依然強いためさらに強気な価格交渉、選別受注が可能なこと、(2)方針転換(既存マニュアルのままでemanualを利用し、費用対効果の早期発現を図ること)の奏功、(3)業務細分化および派遣社員活用による正社員の生産性改善など。一過性要素がなく総じてポジティブな印象とした。
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