前場コメント No.12 ナレッジスイート、アリアケジャパン、三菱商事、凸版印刷、東海カーボンなど

2019/08/26(月) 11:30
★10:14  ナレッジスイート-続伸 富士通マーケティングと「Shelter」などの販売代理店契約締結
 ナレッジスイート<3999.T>が続伸。同社は26日10時に、富士通<6702.T>傘下の富士通マーケティングと「Shelter(シェルター)」および「ROBOT ID(ロボットアイディー)」の販売代理店契約を締結したと発表した。
 富士通マーケティングとの「Shelter」および「ROBOT ID」販売パートナー契約締結を機に、これまで培ったサブスクリプションサービスの提供ノウハウや営業戦略を武器に、日本全国に広がる富士通マーケティングのパートナーチャネルや営業リソースを通じて市場に展開し、人手不足が深刻化する中堅中小企業のさらなる業務効率の改善や生産性向上を支援することで、顧客の働き方改革を推進するとしている。

★10:17  アリアケジャパン-SMBC日興が目標株価引き上げ 新たな展開を見たい
 アリアケジャパン<2815.T>が3日続伸。SMBC日興証券では、本格的な株価プレミアム切り上がりには、新たな展開を見たいとし、投資評価「2(中立)」を継続した。目標株価は7500円→8500円と引き上げた。
 他食品株が苦戦する中、同社のファンダメンタルは力強い。(1)各リージョンで総じてトップラインが強く、(2)欧州も1Qで営業利益率が20%に達し、新たな成長軸としての芽が見える、(3)20.3期の利益水準はほぼ米国事業売却前の水準までキャッチアップできるとみられる。来期は他食品株で値上げが一巡、業績鈍化が懸念される中、モメンタムでこの力強さが再評価される局面が来る可能性もありそう。それでも投資評価を切り上げなかったのは、米国売却前後で、(1)海外利益構成比は約3割→2割に低下、同水準に回復するには時間を要する、(2)ROAが切り下がっており、以前2ケタを維持していたROEも9%台で推移するとみるためとした。

★10:20  三菱商事-大和が目標株価引き下げ 高いCF創出能力は健在 追加自社株買いを期待
 三菱商事<8058.T>が反落。大和証券では、高いCF創出能力は健在であり、追加自社株買いを期待。投資判断「1(買い)」を継続も、目標株価は4100円→3600円と引き下げた。業績下方圧力、最近の株価大幅下落が、追加株主還元を促すと注目。高いキャッシュフロー創出能力は健在であり、積極的なROE向上策に期待。

★10:21  凸版印刷-3日続落 レンジ調理後そのまま食べられる新型パウチ開発
 凸版印刷<7911.T>が3日続落。同社は26日に、食器への移し替えが不要の新型レトルトパウチ「いただきパウチ」を開発したと発表した。
 この商品は「消費者の利便性向上」と「省資源化による環境配慮」に対応するため、レンジ調理したレトルトパウチの開封状態を維持し、食器などに移し替える手間が無く、そのまま食器がわりに食べることができる新型パウチという。また、プラスチックトレイから「いただきパウチ」に置き換えることにより、プラスチックの使用量を約50%削減できる。8月よりサンプル出荷を開始するとしている。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。

★10:23  東海カーボン-大和が目標株価引き下げ 在庫調整の進展が今後の業績を考える上で重要
 東海カーボン<5301.T>が3日ぶり反落。大和証券では、在庫調整の進展が今後の業績を考える上で重要と判断。投資判断「1(買い)」を継続も、目標株価は2100円→1600円と引き下げた。今19.12期2Q累計営業利益は前年同期比42%増。連結効果を織り込むも、円高などで今19.12期営業利益予想は微修正。黒鉛電極の在庫調整の進展が今後の焦点とした。

★10:26  日本カーボン-大和が目標株価引き下げ 在庫調整の一巡時期が株価反転の焦点
 日本カーボン<5302.T>が3日ぶり反落。大和証券では、在庫調整の一巡時期が株価反転の焦点と判断。投資判断「1(買い)」を継続も、目標株価は7200円→5600円と引き下げた。今19.12期2Q累計営業利益は前年同期比59%増。黒鉛電極の前提等の見直しで、今19.12期業績予想を下方修正。黒鉛電極の在庫調整長期化の可能性は低いと考えるとした。


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