前場コメント No.6 クボタ、キムラタン、鳥居薬品、イナリサーチ、カプコンなど

2019/08/28(水) 11:30
★9:11  麻生フオームクリートなど-復興関連銘柄が高い 福岡県など大雨特別警報で思惑
 麻生フオームクリート<1730.T>、若築建設<1888.T>、ナフコ<2790.T>、ヤマウ<5284.T>など、九州地方を地盤とする建設会社、ホームセンターなどが高い。気象庁が28日5時50分ころ、「重大な災害が起きる恐れが著しく高まっている」として、福岡県、佐賀県、長崎県に大雨特別警報を発表したことが材料視されている。
 特別警報が発表されたエリアでは床上浸水や土砂くずれなども確認されており、これらの復興に向け関連企業に買いが向かっている。

★9:13  クボタ-底堅い 果実収穫ロボの米社に出資 農機開発を加速 日経報道
 クボタ<6326.T>が底堅い。日本経済新聞電子版は27日、同社がイチゴの自動収穫ロボットを開発する米アドバンスドファームテクノロジーズ(カリフォルニア州)に数億円出資したと報じた。
 記事によれば、農作業で最も人手がいる収穫の自動化ノウハウを吸収する。世界では人口増加で食料需要が高まっており、イチゴ以外も含め効率的な農作業を実現する農業機械の開発につなげる。

★9:13  キムラタン-続伸 第三者割当による新株式と新株予約権を発行 3.5億円調達
 キムラタン<8107.T>が続伸。同社は27日に、同社代表取締役の清川浩志氏を割当先とする新株式を発行すると発表した。
 新株の発行の払込期日は9月13日。発行株式は645万1000株。発行価額は1株当たり31円。
 併せて、清川浩志氏および大都商会(本社:東京都豊島区)を割当先とする新株予約権を発行することも発表した。
 新株予約権の割当日は9月13日。総数は4万8370個で、清川浩志氏に3万2250個、大都商会に1万6120個を割当てる。発行価額は1個当たり104円。当該発行による潜在株式数は483万7000株。行使価額は1株当たり31円。
 調達資金の差引手取概算額は3億4755万8480円で、本業の仕入れ資金などに充てるとしている。

★9:16  鳥居薬品-大和が目標株価引き上げ 販管費削減が主因の営業利益回復を予想
 鳥居薬品<4551.T>が底堅い。大和証券では、販管費削減が主因の営業利益回復を予想。投資判断「4(アンダーパフォーム)」を継続も、目標株価は1800円→2100円と引き上げた。
 従来比では売上高予想を増額し、販管費削減をより緩やかに修正。長期見通しには悲観的で、株価には割高感が強いとみているトコメント。中期見通しはデルゴシチニブしだいで大きく変わる可能性もあるとした。

★9:16  イナリサーチ-3日ぶり反発 海外の試験受託機関であるViruSureの代理店業務開始
 イナリサーチ<2176.T>が3日ぶり反発。同社は28日8時45分に、海外の試験受託機関であるViruSure(オーストリア)の日本および台湾における代理店業務を開始すると発表した。
 ViruSureは、ワクチン、血液製剤、抗体・核酸医薬品、再生医療製品などの生物製剤についてCMC(医薬品等製造物の品質評価)関連におけるウイルス安全性試験および他の生物安全性試験を主として行う試験受託機関という。
 CMC分野は非臨床試験のみならず臨床試験及び市販後まで網羅することから、同社の事業分野の拡大に寄与するとしている。

★9:19  カプコン-大和が目標株価引き上げ おおむねフェアながら目先は騰勢
 カプコン<9697.T>が小高い。大和証券では、おおむねフェアながら目先は騰勢と判断。投資判断「3(中立)」を継続も、目標株価は2640円→3100円と引き上げた。「MHWIB」と今20.3期ガイダンスの上方修正余地が株価を支えている。来21.3期まで営業増益基調は続くと予想。


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