前場コメント No.10 ユニチカ、タクマ、ヤマハ発動機、セグエG、花王など
★9:44 ユニチカ-急落 品質検査データの改ざんを発表
ユニチカ<3103.T>が急落。同社は28日、同社および子会社の日本エルテルが販売したポリエステル短繊維製品や不織布製品において、品質検査データを改ざんしていたことを発表した。
ポリエステル短繊維製品で71銘柄、不織布製品で5銘柄で改ざんが認められた。このうち顧客の仕様を満たしておらず、実質的な改ざんとみなすことのできる製品は、ポリエステル短繊維製品の9銘柄としている。
ユニチカ<3103.T>が急落。同社は28日、同社および子会社の日本エルテルが販売したポリエステル短繊維製品や不織布製品において、品質検査データを改ざんしていたことを発表した。
ポリエステル短繊維製品で71銘柄、不織布製品で5銘柄で改ざんが認められた。このうち顧客の仕様を満たしておらず、実質的な改ざんとみなすことのできる製品は、ポリエステル短繊維製品の9銘柄としている。
★9:45 タクマ-反発 新工場およびアフターサービス拠点建設へ 投資額は130億円
タクマ<6013.T>が反発。同社は28日に、新工場およびアフターサービス拠点Supply Chain Lab(サプライチェーン・ラボ)を建設すると発表した。
ボイラの大型化や高温高圧化など、顧客ニーズの多様化に対応する生産体制を整える必要があることから、工場を更新することを決定した。また、施設の安定稼動に欠かせない部品を確実にストックし、迅速に供給できる体制の構築を目的に、ICTを活用したアフターサービス拠点Supply Chain Labを新工場に併設する。総投資額は約130億円で、操業は2022年12月を予定している。
タクマ<6013.T>が反発。同社は28日に、新工場およびアフターサービス拠点Supply Chain Lab(サプライチェーン・ラボ)を建設すると発表した。
ボイラの大型化や高温高圧化など、顧客ニーズの多様化に対応する生産体制を整える必要があることから、工場を更新することを決定した。また、施設の安定稼動に欠かせない部品を確実にストックし、迅速に供給できる体制の構築を目的に、ICTを活用したアフターサービス拠点Supply Chain Labを新工場に併設する。総投資額は約130億円で、操業は2022年12月を予定している。
★9:46 ヤマハ発動機-みずほが目標株価引き下げ 二輪車・ROV・ロボティクスと懸念は多い
ヤマハ発動機<7272.T>が反発。みずほ証券では、二輪車、ROV、ロボティクス、懸念は多いと判断。投資判断「中立」を継続、目標株価は2550円→1900円と引き下げた。
新車投入による稼働率改善効果もあり、今19.12期の先進国二輪車の赤字縮小は会社計画並みに推移すると考えられる。一方、来20.12期以降も収益改善を続けるためにはもう一段踏み込んだ生産体制の見直しなどが必要になるとみられる。
新興国では需要が縮小する中でも高価格帯モデルの販売への注力、プラットフォーム化によりコスト削減などで収益確保ができており、同社の競争力の高さがうかがえる。一方で、強みを持つフィリピン、相対的に高い収益率のベトナムなどでも今後販売競争は厳しくなることが予想され、魅力的な商品投入や一層のコスト低減策が求められるとした。
ヤマハ発動機<7272.T>が反発。みずほ証券では、二輪車、ROV、ロボティクス、懸念は多いと判断。投資判断「中立」を継続、目標株価は2550円→1900円と引き下げた。
新車投入による稼働率改善効果もあり、今19.12期の先進国二輪車の赤字縮小は会社計画並みに推移すると考えられる。一方、来20.12期以降も収益改善を続けるためにはもう一段踏み込んだ生産体制の見直しなどが必要になるとみられる。
新興国では需要が縮小する中でも高価格帯モデルの販売への注力、プラットフォーム化によりコスト削減などで収益確保ができており、同社の競争力の高さがうかがえる。一方で、強みを持つフィリピン、相対的に高い収益率のベトナムなどでも今後販売競争は厳しくなることが予想され、魅力的な商品投入や一層のコスト低減策が求められるとした。
★9:50 ソディック-大和が目標株価引き下げ 7月以降の受注の回復度合いや持続性しだい
ソディック<6143.T>が反発。大和証券では、7月以降の受注の回復度合いや持続性しだいとコメント。投資判断「3(中立)」を継続、目標株価は900円→830円と引き下げた。6月に200台弱/月へ落ち込んだ受注は7~8月はやや回復したもよう。中国ではスマホや通信関連の案件が少し動きつつある。韓国向け食品機械の大型案件の動向も注視するとした。
ソディック<6143.T>が反発。大和証券では、7月以降の受注の回復度合いや持続性しだいとコメント。投資判断「3(中立)」を継続、目標株価は900円→830円と引き下げた。6月に200台弱/月へ落ち込んだ受注は7~8月はやや回復したもよう。中国ではスマホや通信関連の案件が少し動きつつある。韓国向け食品機械の大型案件の動向も注視するとした。
★9:54 セグエG-底堅い 子会社がSkyboxと販売代理店契約締結
セグエグループ<3968.T>が底堅い。同社は28日に、子会社であるジェイズ・コミュニケーションが、Skybox Security(米国カリフォルニア州 以下、Skybox)と販売代理店契約を締結し、9月1日より販売を開始すると発表した。
Skyboxは、攻撃ベクトルを排除しビジネスデータとサービスを保護するために必要なサイバーセキュリティ管理ソリューションを提供している。
ジェイズ・コミュニケーションは、クラウドを含むアクセス管理を実施するユーザ、OT環境のアクセス管理を実施するユーザ、また、攻撃可能性分析・対応においては重要インフラを担う防衛、金融、通信等のユーザに対して、Skyboxのソリューションを提供することにより今後3年間で約10億円の売り上げを見込むとしている。
セグエグループ<3968.T>が底堅い。同社は28日に、子会社であるジェイズ・コミュニケーションが、Skybox Security(米国カリフォルニア州 以下、Skybox)と販売代理店契約を締結し、9月1日より販売を開始すると発表した。
Skyboxは、攻撃ベクトルを排除しビジネスデータとサービスを保護するために必要なサイバーセキュリティ管理ソリューションを提供している。
ジェイズ・コミュニケーションは、クラウドを含むアクセス管理を実施するユーザ、OT環境のアクセス管理を実施するユーザ、また、攻撃可能性分析・対応においては重要インフラを担う防衛、金融、通信等のユーザに対して、Skyboxのソリューションを提供することにより今後3年間で約10億円の売り上げを見込むとしている。
★9:57 花王-SMBC日興が目標株価引き下げ 2期連続での計画未達を懸念
花王<4452.T>が3日ぶり反落。SMBC日興証券では、中期的な安定成長への信頼は厚いが、2期連続での計画未達を懸念。投資評価「1(アウトパフォーム)」を継続も、目標株価は10000円→9700円と引き下げた。
化粧品事業はアジアで好調に推移しているほか、ファインファイバーなど革新的な新技術の製品化への期待が高いことなどから、投資評価「1」を継続。今19.12期3Q業績は原燃料コスト低減や消費増税前の駆け込み需要で上向くとみられるが、4Q以降に増税後の反動減を乗り越え、増収・増益トレンドに回帰できるかが注目点とした。
花王<4452.T>が3日ぶり反落。SMBC日興証券では、中期的な安定成長への信頼は厚いが、2期連続での計画未達を懸念。投資評価「1(アウトパフォーム)」を継続も、目標株価は10000円→9700円と引き下げた。
化粧品事業はアジアで好調に推移しているほか、ファインファイバーなど革新的な新技術の製品化への期待が高いことなどから、投資評価「1」を継続。今19.12期3Q業績は原燃料コスト低減や消費増税前の駆け込み需要で上向くとみられるが、4Q以降に増税後の反動減を乗り越え、増収・増益トレンドに回帰できるかが注目点とした。
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