前場コメント No.4  サンバイオ、エイシアンスター、ロコンド、ツルハHD、ジーエヌアイなど

2019/09/02(月) 11:31
★9:06  サンバイオ-続伸 再生細胞薬「SB623」のSTEMTRA試験の結果について学会で発表
 サンバイオ<4592.T>が続伸。同社は8月30日、SB623の外傷性脳損傷を対象にした第2相試験(STEMTRA試験)の結果について、米国フロリダ州キシミーで行われた「Military Health System Research Symposium 2019」で取り上げられたと発表した。
 
 STEMTRA試験については2018年11月に主要評価項目を達成する良好な結果を得ており、2020年1月期中に、再生医療等製品としての製造販売の承認申請をめざしている。
 

★9:06  エイシアンスター-反落 通期営業赤字転落見込む 販売計画取り止めで売上高下回る
 ASIAN STAR<8946.T>が反落。同社は8月30日に、19.12期通期の連結営業損益予想を従来の6500万円の黒字から5300万円の赤字(前期は5900万円の黒字)に引き下げると発表した。

 不動産販売事業における収益不動産の販売について、現状の販売活動状況から同社の想定する売り上げ利益では当期中の販売が見込めないものであると判断されること、および当該不動産の収益性が堅調であることを鑑み、現状の販売計画を一旦取り止め、収益性資産として長期保有する方針へ切り替えることとした。これにより、売上高が大きく予想を下回ることとなったことが響く。

★9:06  ロコンド-3日続伸 百貨店売り場から注文可能に 日経報道
 ロコンド<3558.T>が3日続伸。日本経済新聞電子版は30日、同社が小田急百貨店の靴売り場でロコンドの商品を注文できるサービスを始めると報じた。

 記事によれば、消費者は売り場でサイズやフィット感を確かめた上で購入し、後日自宅で商品を受け取る。百貨店側は店頭在庫を減らせるメリットがある。ロコンドは在庫リスクを引き受け、百貨店の来店客からの認知度向上を狙うとしている。

★9:06  ラクス-急騰 9月30日を基準日に1株を2株に分割
 ラクス<3923.T>が急騰。同社は8月30日、株式分割を行うと発表した。9月30日を基準日として普通株式を1株につき2株の割合で分割する。

 併せて、20.3期の期末配当予想を6.4円から3.2円(前期は4.4円)に修正すると発表した。年間配当も同様となる。なお、修正は分割に伴うもので、実質的な変更はない。

★9:06  ツルハHD-3日続伸 8月度既存店売上高2%増 既存店客単価は3%上昇
 ツルハホールディングス<3391.T>が3日続伸。同社は8月30日に、8月度月次営業速報を発表し、既存店売上高は前年同月比2.2%増となった。全店では同9.5%増。既存店客数は前年同月比1.1%減、既存店客単価は同3.4%の上昇となった。

★9:08  ジーエヌアイ-高い 中国でのF351の第2相臨床試験最終データ収集終了
 ジーエヌアイグループ<2160.T>が高い。同社は8月30日に、重要な創薬候補化合物である肝線維症治療薬F351の中国における第2相臨床試験のデータ集積を終了したと発表した。

 この第2相臨床試験は慢性B型肝炎ウイルスによる肝線維症の治療におけるF351の安全性および有効性を検証するもので、中国全土の10の病院が参加し、無作為、二重盲検、プラセボ・コントロール、エンテカビル併用投与、用量範囲、多施設との条件で試験を行い、登録された177名の被験者の内、適切な試験を行うことが出来た149名の被験者の試験データ集積をもって試験を終了した。
 今後、この臨床試験で行われた肝生検の病理データを含む本試験の結果解析やNMPAに求められた非臨床試験を終了し、その最終結果を公表するとともに国際的な学会にて発表する予定としている。


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