〔Market Flash〕ISM製造業指数がついに中立水準割れに陥る~SMBC日興

2019/09/04(水) 12:45
【12:45】ISM製造業指数がついに中立水準割れに陥る~SMBC日興  SMBC日興証券では、米国のISM製造業指数のヘッドラインであるPMIが8月に49.1(7月は51.2)と中立水準割れに陥ったことを受けてリポートしている。5カ月連続で低下しており、8月は2016年1月以来の低水準となっている。市場コンセンサスは51.3で、SMBC日興経済分析チームも8月から横ばい程度を予想していたため、今回の結果は相当のネガティブ・サプライズだったとコメント。製造業活動は縮小の領域に突入したと判断している。また、同指数の急低下は金融市場参加者の先行きに対する懸念を強め、Fedの緩和に対する催促につながると考えている。 【10:30】SPEセクターの見方を「中立」へ~みずほ  みずほ証券ではSPE(半導体製造装置)株に対する見方を変更している。2019年6月に同セクターに対する投資判断を引き下げ、「弱気」とした。ただ、株式市場において、前四半期比や前半期比がマイナスであることよりも、前年同期比の伸び率のボトムアウトを重視した動きが見られることから、当面の期待値はく落リスクよりも、中長期の成長局面への回帰を重視した考え方に変更している。また同観点から、東京エレクトロン<8035>とディスコ<6146>の投資判断を「アンダーパフォーム」から「中立」に引き上げている。 【9:40】自動車セクターの投資スタンスは慎重を継続~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では自動車セクターに関して、米中貿易摩擦の定常化と中国経済の停滞を鑑みれば、世界経済の減速は当面継続すると想定せざるを得ないとコメント。米国が追加利下げとなれば、円高が一段と進展する可能性もあるとみている。日米貿易交渉は波乱なく基本合意に至り、日本の完成車輸出に対する追加関税のリスクは低下しつつあるとの印象はあるが、可能性は完全に排除されたわけではないと指摘している。完成車セクターのバリュエーションは停滞が続いているが、好転するカタリストは不足しているとの見方から、三菱UFJMSでは慎重な投資スタンスを継続している。個別では、相対的な業績安定が見込まれるトヨタ<7203>を選好している。 【8:45】寄り前気配はヤマハ、ABCマート、アダストリア、アイシン精が高い気配値  主力株の寄り前気配では、ヤマハ(7951) +4.46%、ABCマート(2670) +4.38%、アダストリア(2685) +4.14%、アイシン精(7259) +4.04%、ニチコン(6996) +3.92%、京成(9009) +3.77%、クボタ(6326) +3.30%、ジェイテクト(6473) +3.30%、ネクソン(3659) +3.30%、日揮(1963) +3.28%などが高い気配値。  一方、名銀(8522) -9.37%、タダノ(6395) -7.27%、東亜合成(4045) -6.25%、スズケン(9987) -5.67%、東邦HD(8129) -5.01%、T&DHD(8795) -4.81%、大塚商(4768) -4.58%、ニッパツ(5991) -4.37%、イズミ(8273) -3.93%、淀川鋼(5451) -3.84%などが安い気配値となっている。
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